2010-01-29

Orchestrion

Pat Metheny の新譜、「Orchestrion」を聴いた。

Pat 以外に、人間として演奏に関わった人がいない。

でも、音としては、Pat Metheny Group 的なオーケストレーションになっている。

はて??

その答えは、まさに「Orchestrion」という、機械制御による楽器の自動演奏がオーケストレーションを奏でているのであった。

本人のインタビューや音はこちら

Pat は以前から Synclavier( DAW の祖先。当時は一億円くらいしたとか)や Roland GR-300(アナログのギターシンセ)などなど、当時の最新機器を導入するような人だったので、やがて時を経て今作のような方向に向かったのは、まぁ判らなくもない。。

が、DAW とか MIDI とかギターシンセなんてのは、言ってみれば、シミュレーション系。

今回やってるのは、シミュレーションじゃなくて、その「真逆」なんだよね。

で、ライナーを読んで見ると、どうやら Pat は子供の頃からこういうのがやりたかったみたいで、そういうことだとすると Synclavier を使っていたのはこれに備えてまさに「シミュレーション」していたってことなんだろうか。

それにしても、ギターに連動するグロッケン!

発音する際に光る瓶!!

映像を見てると、キルヒャー的いかがわし臭ぷんぷんで、もう最高っす。


アルバムは、のっけから 16分にもわたるその名も「Orchestrion」という大作で幕をあけるのだけれど、今朝、この曲を聴きながらバスに乗っていたら、久しぶりに乗り物酔いした。。

揺れるバスの中で、主メロを脳内採譜しようとしたらダメ。。  酔う。

しかしながら、この曲って P.M.G. の作品中でも最高傑作じゃなかろうか。

全体的に、ライドシンバルのレガートやピアノの強弱っぷりが、やっぱり機械的な感じではある(よく出来てるけど)

でも、楽器の「鳴り」が機械的に演奏されているような聴感になることを踏まえた上で作曲されたと思われる楽曲ばかりで、なんとなくこれまでの P.M.G. とは違うといえば違う。

どんだけイマジネーション豊かなのよ。。すごいよ Pat、、ほんとに。。


今日一日で 7 回聴いて、まだ聴ける。

2010-01-25

in memories































































outlineにて

ここ数日に起こったことが、僕の中では渾然一体となり、一つのベクトルを形成していた。

うまく言語化できないので、outliner で記しているのをそのまま掲載。












以下、補足。

twitter で発生した著作権/作品の発表の場云々、をまとめたサイトはこちら

後半もありました。こちら

まつきあゆむ氏の Ustream はこちら

吉祥寺の sound cafe dzumi はこちら

ちなみに僕が使っている outliner は OmniOutliner



2010-01-19

幡ヶ谷にて

昨夜は、田口くんちで部屋飲み with ゆきこちゃんとぼくの 3 人で。

最近、田口くんのブログで紹介されていた、彼の某曲が気になっていたので、ギターで弾き語ってもらった。

曲名(「夜、泳ぐ」)からして、勝手に曲調を想像していたのだけれど、実際の楽曲はそれとは全然イメージが違っていた(苦笑)


田口くんに、がんがんに歌いまくってもらえるようなライブを企画してあげたいなぁ、と思っていたのだけれど、もうすぐ彼は北海道に帰ってしまう。

ものすごく、心残り。

怠慢でごめん。

いつか、この借りを返せる日が来るはず。

それまで、しばし。


2010-01-18

GASTUNK 復活

ジェロニモモモモー!!!

何の気なしに、昨晩DEAD SONG
聴いてたのでちょっとびっくり。

詳細はこちら

「かいじゅうたちのいるところ」

素晴らしい!

隅から隅まで、無邪気さが詰め込まれている映画。

こういうテイストの夢を、子供のころによく見ていたような気がする。

なんだかもう忘れてしまった、子供の頃に携えていた心の歪みのようなものを、薄ぼんやりと思い出してしまった。

スパイク・ジョーンズの映画は、一度観るとそのあと何度でも観たくなる魔法がかかっていると思うのだけれど、本作もまた、例にもれず。

ちょうど某シネコンのシネマイレージが貯まったので、近々また行こうと思う。


そして、音楽がこれまた異常なくらい良い。

無邪気で、無垢な音楽。ほんとに良い。素敵。


公式サイトはこちら

2010-01-14

原作本と映画の関係

映画「トワイライト」の原作本がよほどド真ん中だったらしく、普段小説なんてものは一切読まない嫁さんが、寝る時間を削ってまで読んでやがる(笑)

こないだやってたパート2の上映を観た後に、パート1から読み始めていまはまさにパート2の佳境の部分らしい。

ま、そこまではいいとして、今年 6 月に上映予定のパート3の原作本もすでに買ってあるんだとか。。  ( ´_ゝ`)フーン


先に原作を読んでいた作品が後から映画化されて観に行ったら・・まぁだいたい映画の方は「ちょっと、、」というのばっかりだったけれど、トワイライトはどうなんでしょうねぇ。。

まぁべつにパート 3 でずっこけて、その勢いでトワイライト熱ってやつが冷めて欲しいとか、そういうみみっちぃことを言いたい訳ではないけれどね。はは


・・・なんか最近、俺にも読め読め言い始めてきたからなぁ。

なぜ俺がティーン向けのバンパイア物を、、  

2010-01-13

2010 - andy summers

個人的に、今年のテーマソング。



betuni kouiu ongaku wo tukurou to omotte irunodeha naidesu yo!

2010-01-12

カサブランカ

映画「カサブランカ」の DVD を Mac Book で再生し、風邪薬でぼけぼけになった頭でベッドに横になりながら観る。

映画はもう何度も観ているので案の定、中盤で寝てしまう。


誰かが「白い家って意味だ、わかってたか?」と僕に訊いてくる夢を観る。


さっき目が覚め、ああ、CASA = 家、BLANCA = 白、ってそういうことだよな。と納得。


こういうインテリジェンスな夢を見るようになったら、もう快復はすぐそこ、あるいはすでにほぼ快復したと思われ。

腹痛え

今日くらいから腹の具合が悪い。

カリオストロを観て以来、怪我とか病気なんてのは、飯をどか食いすりゃー治ると信じて居るのだが、この状態では悔しい哉、食ったところで効果薄なのは明白である。


こういうのをなんて言うんだっけな、立石に水? 暖簾に腕押し? 火に油を注ぐ?

ていうか腹の具合が悪いって言う話にカリオストロって。

スカトロと読み違えられてもやむなし。


高熱が三日続いたせいか、なんだか世の中が美しく見える。

それは気のせいであって欲しくないと思う。


希くば、おれの厄災がこれでパワーを使い果たしてくれん事を。

2010-01-11

死ぬかと思った

今回のは凄かった。

金曜日、晩飯の後で「あら、ちょっと調子悪いな」ということで直ぐ布団に潜り込んだ。

それから日曜日の夕方まで記憶が無い。


今日は行きたかった用事があるけれど、安静にしてます。。

2010-01-10

故障中再び

ただいま絶賛故障中。

ウイルス性腸炎なり。

峠は越した。 かな

2010-01-08

厄払いは役ばらい

昨晩は首藤幹夫さん、坂本宰さん、POP鈴木さんらと新年会@新宿

このメンバーの中には本厄が二人(うち一人は僕)。

で厄払いの話になったのだが、役者は「やく(役)を逃す」というので厄払いをしないらしい。

面白い話なので、ぐぐってみたらここが詳しい。

ふむふむ・・・

僕は去年、「見習い」だったのか。なるほどぉ、、、  うーむ

2010-01-07

今日と明日が出会うとき・・

こんなのが出てました。。

http://avexnet.or.jp/crossover/

1982~84 年くらいのエアーチェックテープを実家に残してあったのだけれど、10年くらいまえの改装のときに棄てられたらしい。。ううう

このボックス欲しいなぁ。。

「ライブテープ」

ライブテープ」@吉祥寺バウスシアター

全体的に、音がとても良い。

録音にかなり工夫を凝らし、音の編集に手間暇かけているように思うのだけれど、前野氏の唄&ギターと、雑踏との「絡み」が、とても面白い。

前野氏の「歩み」のなかに、二胡やサックスが、ふ、と混ざり合ってくるような、さり気なく見えるが実はかなり綿密に練られたであろう演出が、これまた素敵。

そして、これはもう人為的な演出だったのか、奇跡が起こっていたのか僕には判らないけれど、グッとくるシーンが全編目白押しなのであった。。 特にラスト近くは凄いです。

前野氏の唄う楽曲の数々と、吉祥寺という街の組み合わせの妙。

観終わって映画館の外に出てみると、そこにはつい今しがたスクリーンに写っていたそのものの世界。

いままでに、こういう映画体験ってなかったなぁ。

something new, something special な作品。

ものすごく、素晴らしい。

この作品をバウスシアターで観るのは、ほんとに special である。

2010-01-06

街も深い眠りに入り

街も深い眠りに入り

今日もまた

一日が終わろうとしています

昼の明かりも闇に消え

夜の息遣いだけが聴こえてくるようです

それぞれの想いをのせて過ぎてゆく

このひととき

今日一日のエピローグ

クロスオーバーイレヴン

抱負川柳

    今年はね
        本厄なんだ
            ほんとはネ

    だけどもね
        なにかやりたい
            ちょっとはネ

    やっぱりね
        旅には出たいね
            あちこちネ

    2月には
        3年ぶりかな
            健康診断

    ソロ2弾
        今年も作ろと
            思います


・・・川柳??

2010-01-02

矢切の渡しは妖怪が飛び出る痘痕も靨

初詣は大晦日の深夜というか元旦の早朝に都内のプチドライブを兼ねて、というのが我が家の習わしだったのだけれど、今年は諸般の事情が重なったため、元旦の昼間に電車で行くことにした。

電車は、いつもの 1/10 くらいの乗車率。こういう伽藍とした東京っていいねぇ。

帝釈天で初詣を済ませ、厄除けもやってもらい、屋台でボリューム満点のチヂミや中華餅などを買って、すぐ裏の江戸川の土手で一休み。




そのあと、歌舞伎町の韓国広場に寄って韓国のインスタントラーメンを確保。

我が家の非常食はカムジャミョンである。


帰りに地元のパルコに寄ったら、妖怪の親分がぶら〜〜〜っと出没していなすった。

正月早々、ええもん見た。


夜、「AVATAR」3D バージョンを観る。



3D 初体験のせいか、最初は目が疲れてしょうがなかった。

最初の 30 分くらいはどうにも集中が削がれてしまったのだが、徐々に慣れてきて映画に没頭することができた。

が、こんどは 3D メガネがどうにもサイズが小さいせいで、コメカミの辺りがいててて。

あんな角度やこんな角度を試した挙句、「ツル」の部分を頭部にうまい具合に引っ掛けることに成功し、痛さも克服に成功。


以下、ネタバレになるので、まだ観て無いひとは読まない方がよろし。











これってどう考えても話の出どこは「風の谷のナウシカ」だよね。

「パクってる」っていうほどはっきりした痕跡はないのだけれど(いや細かくはあるけれど)、レファレンスされ、踏襲されているのはあきらか。

そんな訳で、ストーリーは、ちょいちょいナウシカ臭いのに目を瞑れば、面白い。

さらに CG 使いまくりの映像も、ちょいちょいナウシカ臭いのを忘れれば、まぁ面白い。

3D という目くらましもあり、娯楽としてはとても面白いのだけれど、オチは「自然は大事にしよう」的な説教をされているみたいて、「おまえにいわれたくねーよ!」(笑)とつい呟いてしまった。。