2010-08-23

あれやこれやそれや

金曜日、下北沢で幻燈写真上映会@東洋百貨店3F『下北沢大学東洋研究室 3A-1 教室』

昼過ぎに結構な量の荷物を電車で搬入しなくちゃいけないのだが、連日のカンカン照りが多少和らいでくれたおかげで、それほど大変な思いをせずに無事、現地入り。

ライブ当日というのに午前中撮影の仕事が入っているという(売れっ子写真家の)首藤さんよりも少しだけ早く現地入りして、会場の設営を行う。

で、設営しながら思ったこと。

『ココって横長の「真長方形」だなぁ。広さも程良いなぁ。』

で、せっかく横長の壁一面をスクリーンとして使えるので、スピーカーはあえて寝かせて床置にし、できるだけ視角の外に逃がしてみたのだった。

とかなんとか準備も終え、首藤さんも現地入りし、リハしたり首藤さんが参加してたキャンプ(なんと翔アニキ主催ですよ。あの一世を風靡しちゃったりなんかしてた)の話を聞いたりまたリハしたり(リハと言っても僕がスライドの流れを確認しているだけで、そこで何かがばっちり決まってしまうわけではない。全ては本番の時に決定され実行され鑑賞される)タバコを吸ったりしているうちに開演時間。

今回から使い始めた「MainStage」という演奏用のソフトウェアが、リハの時に一度だけフリーズしたのですこしヒヤヒヤしながらだったけど、特に事故なども起こることなく無事に終演。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。

打ち上げに移動して、美味しいお酒を飲んで、締めにずっと人前でやりたかったあることをやらせてもらって、とっても良い一日でした。


土曜日、坂本宰くんのパフォーマンスを観るために、恵比寿の gift_lab へ。

今回はすずえりさんの [ prepared ] という展示会に展示してある様々な自動演奏おもちゃに、さらにすずえりさん、lakeside の山口一光さんらの音響、そして坂本くんの「影絵」が折り重なるという趣向。

これがもうとても良かった。

あまりに良すぎて、何度か断続的に意識が落ちたのだけれど、これって正しい反応だったと自分でも思う。いやほんとに。

逃避的な落ち方ではなくて、むしろ「落ちる」ことに幸福感があったので(なぜか嵐山風)

お客さんでいらしてた tamaru さんが、終演後に「夕暮れから夜を終わらずに繰り返しているかのような」という表現で賞賛されていたが、まさにそのような。

音としては、ところどころボディビート(って古いなぁ)みたいな部分が生理的に「うーん」だったのだけれど(ボディビート、嫌いじゃないけどあの場ではそういうの聞きたくなかった)、全体としてはトイピアノや鈴の音が幻想的、輪廻的で、「幻の遊園地にさまよいこんでしまったらこういう音楽が聴こえていた」という感じ。

坂本くんが醸す光と影は、ほんとに素晴らしい。

このイベント、早い時間に始まったので、終わってお店を出てきたのはまだ 19時前だった。


一旦帰宅したあと、映画「ソルト」のレイトショーを、嫁さんと観に行った。

ボーン・アイデンティティみたいな映画作ったら売れんじゃね?的なノリはあったけどまぁこれはこれで面白い。

スパイ、という、人を欺くのが商売という職業に憧れる。

TOHOシネマズの「プレミアスクリーン」という、座席がカウチソファーな部屋で観たので、あまりにくつろぎすぎてときどき落ちるものの、ストーリーは意外と単純なので問題なく楽しめた。

0 件のコメント: