2010-11-07

フレエム

阿佐ヶ谷・ギャラリー白線での『しあわせな泡』用に制作した楽曲を収録した CD-R に、公演では使用されなかった「海夢」という楽曲もおまけで収録したのだけれど、これが意外なところでプラスティックトゥリーというヴィジュアル系バンドのライブ用オープニング S.E. として使っていただけることになった。

その楽曲を先方に紹介してくれた白線・歸山幸輔くん(はプラスティックトゥリーの舞台装置設計や美術を担当しているのでした)のはからいで、ライブツアー千秋楽となる品川「ステラボール」での公演を見学させていただけることになったので、お言葉に甘えてお邪魔してきた。

歸山くんがデザインした、昇降する照明オブジェなども含め、舞台には様々に趣向を凝らした照明機器が配置されていたのだけれど、それらの演出効果がもうほんとうに素晴らしかった。

主役はあくまで音楽。
で、照明などの舞台演出は音楽の世界観をとても丁寧に「サポート」する役目に徹していたのが、まぁ当たり前といえばそうだけどもうプロの仕事ってこういうのを言うんですね、というくらい素敵だったのだ。

最近の舞台照明は LED 光源を使っているために光線がとっても鮮明で、色の変化や光線の向きなどを巧みに演出することで、かなり立体的な効果を醸すことができるんだね。。。凄い。

ステージ上で繰り広げられる演奏者たちの熱演をふくめ、舞台そのものを「一枚の絵」として表現できる、ということは、なんて素晴らしいんだろう。

プラスティックトゥリーの、詩的で繊細な音楽を見事に具現化した素晴らしい舞台に、完全に魅せられちゃった。

僕の楽曲を爆音で聴くことができたこともあわせて、なんとも幸せな一夜。

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