2016-12-01

池袋

昼、池袋のシアターイーストにて、トム・プロジェクト企画公演「挽歌」を観る。

会津若松に移住せざるをえなかった大熊町の人たちが主人公の話。

作家の方は、かなり念入りに取材を重ねてこれを書いたと思われる。

「短歌」というテーマの中に、原発事故によって生き方を変えられてしまったひとたちの情念、信念、そして作家自身のささやかなメッセージを抽象化させる手腕は素晴らしい。

こうしたテイストの作品が、会津や大熊町ではなく、東京から発信されることも含め、いろいろと考えさせられた。

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