2010-05-13

苦悶式、ふたたび

一時は良くなっていたと思っていた痔瘻(じろう)さんが、ふたたび元気を取り戻してしまった。

あいたた・・・

奥村チヨさんの名曲「ごめんね、ジロー」、って、いまやっている唐組芝居の「百人町」でも出てくるのだけれど、むしろぼくはジローさんにごめんね、と謝ってもらいたいくらいだ。


来週の火曜日、生まれて初めての外科手術と相成った。

しかし、初めての外科手術がケツの手術って。

身体に穴をあけられるの、10代のころにピアスを開けたとき以来だ。


ところで、昨日久しぶりにかかりつけの肛門科に通ったのだが、ここの先生、言葉があまりに断片的過ぎて会話が成立しない。


問診中にとつぜん、

「手術」

と言うので、あ、ぼくのは手術が必要なんですね、と確認したら、

「いつ」

え?、、 っと  それはいつなら手術に来れるか、と訊いているのだな、と 10 秒後に理解して、来週なら、と応えると、

「生命保険」

えー、、、  今度はほんとにわかんない、ごめんなさい。

「生命保険、おりるから」

あ、そうなんですか。


、、、、、ここでしばし沈黙。


「なにか」


、、、、、、、、、あ、これは、なにか訊きたいことある? ということか、と解釈して、べつにないです、と返して、、、


というようなやりとりすること、10 分。 ものすごく長く感じた。1時間くらいかかったと思った。


そんな、脳みそをフル回転させて行間を読まないと会話が成立しない先生に、来週火曜日、お尻に穴をあけてもらってきます。

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