2011-05-23

密着

ぼくは、音楽は生活に密着していてナンボ、だと思う。

朝、目覚めて最初に聴きたい音。

通勤時にイヤホンで聴きたい音。

昼ごはんを食べ、陽だまりのあたる心地良いベンチで煙草吹かしてる時に口ずさみたい歌。

一日の仕事を終え、どこかで一杯やってる時にふと耳についた音。

夜寝る前に、一日を静かに終えたいときに流したい音。

音楽、というよりも音そのものとは、そんなものなのだと思う。


ライブ、という「場」について、ハレとケを引き合いに出したこともあったが、日常と非日常などという一線など、ぼくにはもう必要がなくなってしまった。完全に。


その時に鳴っていてほしい音、というものを、正直に、できるだけ正直に鳴らせることができたらどんなにか素晴らしいだろう。

いま僕が住んでいる調布市という街で、もしくはぼくの生活に手の届く場所で、ぼくの生活に密着した音というものを出せるような、そんな何かをやりたくなってしまった。


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2011-05-22

いろいろ

五月に入って、いろいろと変化や刺激のあることが多かった。

ゴールデン週間の初日、我が家に新しく家族が加わった。
茶トラの子猫、茶助と書いて「サスケ」くん。
家に来て早々、感染症やら眼瞼炎やらで動物病院のお世話になったりして騒がしかったのだけれど、それから早や三週間、体重も順調に増えていまはかなり、元気。
どうもピアノの音が好きみたいで、中でもドビュッシーが大好きみたい。
食べ物の好き嫌いはないし、トイレもわりとすぐに覚えてくれたし、とってもいい子、だ。















ちょうど茶助が我が家の一員になった日、iPhoneを 3G から 4 に替えた。
二世代ほど新しくなった訳だ。
ついでに嫁さんもiPhoneユーザになった。
おたがいのスケジュール管理がかなり楽になり、とても助かる。


黄金週間の最後の数日間、plan-B にて開催された田中泯さんプロデュース公演のお手伝い。音担当。
ダンサーの武内靖彦さんがステージで踊るための音を、泯さんからのサジェスチョンを基にしてあれこれ作り、現場でリアルタイムに変化させながら鳴らした。
泯さんの仰ることは、頭では、解る。
でもそれをなかなか具現化することができない自分が、もどかしい。
本番を迎えるまでにその場にいた方々にご迷惑をおかけしてしまうシーンもあり恐縮の極みだったが、得たものはたいへんに大きかった。
泯さん、武内さん、スタッフのみなさんに深く感謝。


そして立て続けにやまおきあやさんの「エロティカナイト・番外編」の音。
中上健次作「赫髪(あかがみ)」をやまおきさんが朗読する中、ところどころで鳴る音を考える。
リハでは、このために録音しておいた素材を使ってみたのだが、けっきょく本番では生でやることにした。
「言葉」とやるときは、いつも難しいと思う。
・・と書くとなんだかライブが良くなかったようになってしまうが、ぜんぜんそんなことはない。
というか、ライブに失敗はない。

やまおきさんのこととはまったく関係がないが、そういえば、いつか「何語かわかんないような言葉」というのと一緒にやってみたい。


そして、昨日は自分のライブ。半年ぶり。
いま、ということをきっちりやり倒した。
ご来場の皆々様、FTP の目黒さん、徳久ウィリアムさん、山崎那奈さん、山田民族さん、飛び入りしてくれた良二くん、ありがとう。


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調布、雑司ヶ谷