2020-12-31

沖縄そば

早朝、猫たちにご飯を与え、録画しておいた「ワタシたちは ガイジンじゃない!」を見る。ただただ、号泣。

午前、キッチン周りとベランダの大掃除。快晴の下、空気は冷たいが陽が暖かい。

昼すぎ、毎年恒例の沖縄そばを嫁さんに作ってもらい、遅めの昼餉、および年越し蕎麦。

結婚して20年、我が家の年越し蕎麦は沖縄そば。麺は照喜名。嫁さん曰くこれが一番美味い。俺は他のをあまり知らないが、それでも美味だと思う。

午後、缶チューハイを飲んで昼寝。起きてニュースを見ていたら、東京は1300人を超えた、と報道していた。一気にきたぞ。。

夜、嵐のラストライブ生配信を、嫁さんと見る。たぶん、いまのテクノロジーをもってして可能な、最高レベルの無観客生配信。我が家はやらないけれども、双方向モードだとライブ会場に設けられたモニターに、オーディエンス側の自撮り生映像が流れるようになっているみたい。ステージの装飾も相当に凝っている。Perfume のステージングを真鍋大渡がデザインしているのも凄いと思ったが、あそこまでではないにせよ、VR やデジタルサイネージにふんだんに予算をかけているのが分かる。。回線トラブルがまったく発生しなかったのもお見事。なにより、コロナに罹らずにこれだけの規模の公演を成就したことはほんとうにすごいことだと思う。

年越しの寸前、駅前の西友に「小づゆ」に必要な食材を買いに行き、マンションに戻ってエレベーターの中で年越しを迎える。家に戻り、嫁さん、猫たちに新年の挨拶を。茶助が俺の布団のど真ん中で寝ているので、邪魔にならないように縮こまって就寝。


2020-12-30

蕎麦、掃除、ピザ

早朝、猫たちにご飯を与える。茶助は少しずつ、一度に食べられる量が増えてきた。

まだ陽が登りきっていない頃、最近調布駅近くに開店した、朝6時から営業しているという肉そば屋「すみすみ」に行ってみる。まだ暗い路地に、一軒だけ煌々と明かりが灯っている。「おすすめ蕎麦」で、朝餉。

蕎麦汁は、鯖ぶしの出汁をきっちりと活かしていて濃厚さを感じるのに、塩っけがないので口当たりがあっさり。朝早くからやっている蕎麦屋は、自宅近くの武蔵野市場にもあるが、汁は完全にこちらの方が美味。

午前、作業部屋の大掃除。ステイホーム中にちょこちょこと不用品の片付けをしていたので、今年はゴミがそれほど出ず。

昼、録画しておいた中村哲医師のドキュメンタリーを見る。涙なしには見れない。

午後、宅配ピザで遅めの昼餉。

夕方、嫁さんが換気しようと窓を開けると、風がびゅーびゅーと音を立てて入ってきた。まるで台風。ベランダに出てみると、耳がちぎれるほど冷たい風がおそろしい勢いで吹き荒れていて、タバコ一本吸う時間も出ていられない。

夜、録画しておいた「ワタシたちは ガイジンじゃない!」を少しだけ見て就寝。


2020-12-29

千年

朝、猫たちにご飯を与え、嫁さんが仕事に出かけるのを見送り、録画しておいた映画などを見て過ごす。

昼、チャリで「千年ラーメン」へ。チャーシューラーメンに辛味高菜とにんにくトッピングで昼餉。

スープは、バスラーメンの方が好みだけれど、麺はやっぱりこちらが美味。さすが自家製麺。

午後、リビングで猫たちと寝転がってうたた寝したり録画しておいた映画を見たりして過ごす。

夕方、缶チューハイで晩酌。500ml を2本飲んだところで爆睡。

夜、目が覚めたら、仕事から戻った嫁さんが茶助にご飯をあげていた。

録画しておいた「ワタシたちはガイジンじゃない!」を少しだけみて、日が変わった頃に就寝。


2020-12-28

レトルトカレー

朝、猫たちにご飯を与え、しばらく布団のなかでもぞもぞ。

午前、キッチンで洗い物をしていて、壁にかけてあるカレンダーをふっと見ようと身体を横に向けたとたん、吊るし棚の角に左目のあたりを強打。メガネがプロテクターの役目を果たしてくれたので怪我はしなかったが、またしてもメガネフレームが曲がってしまった。今年買ったばかりのフレームなのに、もうこれで何度目だろうか。。

昼前、調布駅近くの眼鏡屋に向い、フレームの修理をお願いする。お店の方は、俺の顔を見て「あ、」と言ったくらいで、特にリアクションなし。帰り際、「良いお年を」と声をかけていただいた。。フレーム修理に何回通ったかなぁ、、とにかく、今年はとてもお世話になりました。苦笑。。途中、西友に寄って「皆さまお墨付き」のレトルトカレーを何種類か買って帰宅。

昼、「お墨付き」のレッドスパイスカレー、雑穀米、クリームコロッケで昼餉。西友のオリジナル商品はハズレがないなぁ。安くて美味。

午後、茶助の食事の量がなかなか戻らないのは、おそらく噛んだり嚥下したりがまだ辛いのだろう、ということで、猫缶をすり鉢で擦り、さらにぬるま湯をちょっとだけ足して与えてみると、割と普通にぺろぺろと食べてくれた。少しずつ、だね。。
夕方、缶チューハイで軽く晩酌。

夜、録画しておいたドラマを見て、日が変わる頃に就寝。


2020-12-27

りんご、ポーク卵

早朝、ふわ吉の起きなさい攻撃で起床。

朝、会津の親戚からいただいた北会津産のりんごの残りを、砂糖、蜂蜜、シナモンで煮込む。それと、パン、バナナ、コーヒーで朝餉。

昼、雑穀米、嫁さんに作ってもらったポーク卵、納豆、インスタントの味噌汁、で昼餉。炊き立ての雑穀米が美味すぎて大盛りで二杯も食べてしまった。食べすぎ。

午後、近所のスーパーに買い物にでかけ、家に戻ってすぐ缶チューハイで晩酌開始。

夕方、録画しておいた映画を見始めるが、いつの間にか爆睡。

夜、ふっと目が覚め、シャワーを浴び、風呂場を掃除し、茶助に薬を与える。よく寝たので、我ながら動きが軽快。

録画しておいた映画を見て、真夜中に就寝。


2020-12-26

高田馬場、雑司ヶ谷、三鷹

朝、猫たちが静かで、ゆっくりめに起きる。

昼過ぎ、車で高田馬場を目指す。iPhone の Google Map でカーナビをさせているが、どの道も真っ赤。。流石、師走。

ロケッティーダで、大野舞さんデザインの来年のカレンダーを購入。大野さんのカレンダーを買うのはこれで4年目か。タイラやミントンくんらに年末のご挨拶。

雑司ヶ谷に移動し、鳥山さんにご挨拶。奈良漬のお土産をいただく。わー、ありがとうございます。

普段なら3、40分ほどの道のりを、渋滞を避けたり巻き込まれたりで90分ほどかかって東八道路のコーナンへ。腎臓サポートの猫缶を大人買い。コーナンの向いにあるスーパーに寄って帰宅。

夜、豆苗とベーコンの中華風炒め、鯖塩、鳥山さんからいただいた奈良漬を肴に、缶チューハイで晩酌。

奈良漬、とっても上品な甘さを感じる。なんか豪華な晩酌だなぁ。。

録画しておいた映画を見て、就寝。


2020-12-25

府中

朝、さっと準備を済ませ、茶助を連れて嫁さんと府中の農工大へ。

喉にできた腫れ物は、生体検査の結果、ただのハレモノであった。よかった。腎臓やカリウムの値も、いちおうは正常値。年齢もあって、腎臓が弱ってきているのは間違いないが、薬の投与を続けて現状維持していきましょう、ということで、今回の茶助の問題はいったん収束。嫁さんともども、安心した。。。とはいえ、今回の騒動でたまたま見つかった茶助の心臓の問題や、ふわ吉の CPK 値問題のこともあるので、引き続き農工大には通うことになりそうではある。。

昼、一旦家に戻り、コンビニで買ってきたカレーうどんとカレーおにぎりで昼餉。

夕方、近くの GS で洗車をお願いし、帰りにかかりつけの動物病院に立ち寄り、これまでの報告を。

夜、こんにゃくと椎茸のピリ辛炒めを肴に、缶チューハイで晩酌。

豆板醤、甜麺醤、醤油、ナンプラーで味をととのえ、隠し味に鶏ガラの素を。酒の肴にしてはちょっと高級な味。材料費、300円くらいだけど。

録画しておいた嵐の番組を見て、早めに就寝。


2020-12-24

笹塚、イヴ

早朝、猫たちにそれぞれのご飯を与えたのち、さっと準備を済ませて調布駅へ。京王線に乗って笹塚に移動。

朝、仕事場へ。さすがに人はおらず、すかすかの作業場。

昼、帰宅。

夕方、スーパーで買ってきた寿司、刺身、惣菜、それと The Ancient World から通販で買っておいたトルコの白ワインで、嫁さんとささやかなクリスマス晩餐会。

トルコのワインは、2年前にイスタンブールで飲んだ味を思い出す。美味。また行きたいなぁ、イスタンブール。

夜、嵐の特番を見て、早めに就寝。


2020-12-23

少しだけ

早朝、猫たちのご飯くれ攻勢で起こされる。ふわ吉にはカリカリを、茶助には流動食を与える。

朝、テレワーク開始。

午前、茶助が腹減った、と言いにきたので、1日に4缶が最大量の腎臓サポート猫缶のうち、1/4缶を与えてみると、すんなりと食べてくれた。カリウム値が下がらないように、栄養補給のため流動食も少し。

午後、茶助は最終的に 1缶分を完食。

夕方、試しに腎臓サポートのドライご飯をちょっとだけ与えてみると、ものすごい勢いで食べる茶助。。明らかに、喉のポリープを取ってもらう前と比べ、食べ方が自然。これなら大丈夫か、と、もうちょっとだけおかわりを。これもがつがつと完食。

夜、さらにドライを与えてみたが、勢いが弱まったので、これは無理させすぎたか、と、ドライはいったん下げ、流動食に切り替える。ごめんな、茶助。人間が余計な期待を持ってしまったせいだ。。少しずつ、慣れていこうな。

録画しておいたドキュメンタリーを少しだけみて、早めに就寝。


2020-12-22

ミルフィーユ

朝、猫たちが静かだったおかげで、ゆっくり起きる。腎臓サポート用の猫缶を勢いよく食べる茶助。とはいえ、まだそれほどの量は食べられないので、流動食で栄養補給を。

日中、久しぶりに脳みそをフル回転させてプログラム仕事。長時間、集中したまま椅子に座っていたら、腰に思い切り負荷がかかってしまった。。

夕方、白菜と豚のミルフィーユ鍋で夕餉。

こんなに美味いものだとはおもっていなかった。油断していた。あまりの美味さに、嫁さんとあっというまに完食。この冬の定番になる予感。

茶助に与える猫缶がそろそろ切れるので、Amazonに追加発注しようとしたら、前回買った時の倍の値段。なんじゃそら。。すぐに手に入るのはAmazonの利点だけれど、正規の小売業なのかどうか怪しい業者が多く、こうした問題が起こるのもAmazonならでは、か。困ったものだなぁ。。。

2020-12-21

ウェットご飯

早朝、ふわ吉の「うんこしますけどいいですか」攻撃で目が覚める。にぎやかな朝。

朝、昨日間違えて買ってしまったウェットご飯を、嫁さんが茶助に与えてみた。最初は嫌がっていたが、数g、食べてくれた。こういうの、嫁さんはほんとに上手い。さすが、茶助と誕生日1日違い。

夕方、昨日Amazonに注文しておいた、本来買おうとしていたウェットご飯が届いた。注文したときは明日の火曜日に届く予定だったのだが。Amazon、Good Job。自宅周辺の、大手チェーンを含む全ペットショップに電話をしまくって問い合わせたが、結局、店頭では目当てのものは置かれていなかった。。実は、流動食も、近所のペットショップだと注文して数日かかると言われていたのが、Amazon に発注したら翌日にはすんなり届き、おかげで茶助の退院を滞りなく迎えることができたのであった。。

夜、Amazon からとどいたウェットご飯を嫁さんが丁寧に与えると、何度かに分けてではあるが、1缶を綺麗に食べてくれた。ご飯を一生懸命食べる茶助の姿を再び見ることができて、感動。とはいえ、まだがつがつと食べられる状態ではないので、流動食も併用して与える。

録画しておいたバラエティ番組を少しだけ見て、早めに就寝。


2020-12-20

朝、流動食を与えたあと、寝床でしばらく寝ていた茶助が、ふらっと起き上がってふわ吉がちょっとだけ食べ残したカリカリの匂いを嗅ぎにやってきた。これは、もしかして「ものを食べよう」という意欲が芽生えたか?試しに、かかりつけの動物病院からいただいてきた試供品の腎臓サポート用ウェットご飯を少しだけ与えると、ほんのちょっとだけ、食べてくれたのであった。食べ方も、手術をする前のような「辛そう」な様子でもなく、いたって普通に咀嚼をし、嚥下している。よかった。。。

昼前、チャリで国領のペットショップに向かい、試供品と同じ(だと思っていた)腎臓サポート用のウェットご飯を購入。帰りに西友であれこれ買い物をして帰宅。

午後、茶助にウェットご飯をちょこちょこと与えつつ、流動食もちょっとずつ。

夕方、我ら人間は 350g のビーフステーキで夕餉。肉を調理するのはもちろん肉食人種の嫁さん担当。ひさしぶりに「THE 肉」を食らう。

夜、試供品のウェットがなくなったので、今日買ってきたものを開封してみたら、、、、同じシリーズではあるが、試供品とはちょっと仕様が違っていた。。匂いや食感に敏感な茶助、果たしてこれ食べられるかなぁ。。。で、与えてみたら案の定、食べてくれなかった。うーむ。。。いろいろトラップがあるなぁ。。

録画しておいた「ETV 特集 沖縄が燃えた夜〜コザ騒動50年後の告白〜」 を見て就寝。


2020-12-19

バスラーメン

早朝、テンション高めのふわ吉の暴動で起こされる。ふわ吉にはいつものカリカリを、茶助には流動食を与える。

流動食は、1日の量をものすごくこまめに分けて与えることにした。茶助の体重はいま5kg強で、210ml が最大量。これを 10〜20ml を1時間置きくらいに。さてどのくらい与えられるだろうか。

午前、嫁さんとチャリでかかりつけの動物病院へ。先生に相談したところ、やっぱり流動食を与えるのはプロでもちょっと難しいとのこと。210ml を全部あげられなくても、無理がない量を茶助にストレスを感じさせないように与えてみて、とアドバイスをいただく。以前、この病院でいただいたシリンジが使いやすかったのだけれど、押し子の先についているガスケットがゆるゆるになってしまったので、新しいのをこれから買いに行くつもりです、と言うと、そんなのあげるから買わなくていいわよ、と2個いただいた。ありがたい。

病院を出て俺一人で国領のイトーヨーカドーに入っているペットショップに向い、クッションを購入。そのまま三鷹通りを北上してバスラーメンへ。チャーシューラーメンで昼餉。

やっぱりここのスープは美味いなぁ。麺の替え玉も注文。すっかり幸せな気分になりました。

午後、床暖の効いたリビングで、猫たちと一緒にごろ寝して過ごす。

夜、スーパーで買ってきた刺身などを肴に、缶チューハイで晩酌。

今日最後の流動食と薬を茶助に与る。茶助に摂取してもらえた流動食は、目標の約半分。今日いただいたシリンジのおかげで与えやすくなったし、明日はもうちょっとあげられるように研究しないと。


2020-12-18

茶助退院

早朝、久しぶりにふわ吉に起こされる。しばらく元気がなかったのだけれど、腹減ったから起きろよ、と起こしてくれて、俺は嬉しいよ。眠いけど。

朝、電車で笹塚に向かい、仕事場へ。今朝の車内の乗客は、明らかに少ない。東京の1日の感染者がついに800人超えたせいか。

昼、今日も「SPICE」に来てしまった。今日はビーフカレーで昼餉。

黒カレーは色々なお店で食べているが、ここのはちょっと変わっていて、ほんのりとゴマの風味を感じる。それがスパイスの風味と絶妙に合っていて、美味。最初、店の奥まった小さな席に座っていたのだが、他のお客さんが帰った後、空いた広い席に「こっちの方が広くて居心地いいから、ね、ね」とお店のおばちゃんが半ば強引に移動してくれた。世話焼きなんだなぁ。ちょっと、嬉しい。

午後、いったん家に戻り、嫁さんと車で農工大へ。術後の経過は問題なく、数値も安定しているとのことで、今日で茶助は退院。おめでとう、茶助。

帰りの車内で、嫁さんと「ふわ吉がシャーっと威嚇したときの対策会議」を開く。昨日買ってきたケージをどう活用するか、あーでもないこーでもない、と議論の末、結局、家に茶助を連れ帰ったときのふわ吉の様子次第だね、という結論に。

ところが、家に戻ってみると、ふわ吉はふだんとほとんど変わらず。あらー、というくらいの、肩透かし。茶助は、久しぶりの我が家を隅々まで歩き回り、留守にしていた間に変わったことがないかをひとつひとつ確認している様子。時々、ふわ吉は茶助の匂いを確認しに近寄ってくるが、先週のような威嚇する様子が全くない。。おそらく、病院の匂いがする茶助、というのを先週のあいだにインプットしてくれていたのだと思われる。ほんとに賢い男だ、ふわ吉。偉いなぁ。

今回、喉にできたポリープを除去していることもあり、先生からは当分は流動食を与えるように言われているのだが、先生曰く「流動食って1日分の量を与えるの、けっこう難しいんですよ」とな。。実際にやってみると確かに、難しい。要するに水っ腹になっちゃうわけなのね。そりゃ、そんなに水っぽいものばっかり大量に飲めないよなぁ。。先生からは、喉の経過が良いのでもしかしたらウェットご飯も食べられるかも、とも言ってもらえているので、それをどのタイミングで試すかが問題。

夜、錠剤の薬を飲ませ、水で溶いた細粒の薬も飲ませ、流動食も与え、茶助はあきらかに腹一杯。ただし、水っ腹。可哀想なんだけど、しょうがない。しばらくは。


2020-12-17

茶助入院四日目

早朝、いつもなら猫たちに起こされる時間に、勝手に目が覚める。ふわ吉にご飯を与え、チャリで調布駅に向かう。

朝、京王線で笹塚へ。たぶん、中央線が機械のトラブルかなにかで遅延している影響だと思うが、京王線の車内はけっこうな混雑。

昼、仕事場から近くの「カレーの店 SPICE」へ。牛&チキンカレーで昼餉。

うんうん、こういうカレーが食べたかったんだ俺は。。色違いのどちらのカレーも、それぞれ個性を感じるスパイスの調合が絶妙。ご飯の炊き方も素晴らしい。。全てがとっても美味でした。

夕方、一旦家に帰り、嫁さんと車で農工大へ。手術から一夜明けて、思っていたよりも元気。ほんとに、よかった。先生から処置の詳細な説明を受け、明日以降のことを打ち合わせる。

農工大の帰り、かかりつけの動物病院に寄って経過報告をした後、東八道路沿いのホームセンターへ。先日茶助が一時帰宅したときに病院の匂いをぷんぷんさせたことで、ふわ吉が茶助を威嚇してしまったことを踏まえ、またそうなった場合に備えて茶助を匿うためのケージを購入。効果的に機能してくれるといいのだけれど。

買い物をした帰りに、三鷹のバーミヤンへ。麻婆豆腐、棒棒鶏サラダなどで夕餉。

夜、さっそくケージをセットアップ。組み上がったケージに、さらに嫁さんがあれこれ試行錯誤しながら、茶助にとってコンフォータブルな環境をインテグレーションしていた。

350ml の缶チューハイ一本だけ飲み、さっと風呂に入って早めに就寝。


2020-12-16

茶助、手術

早朝、ベランダで一服しようとしたが、あまりの寒さに場所を変更してキッチンの換気扇の下へ。

朝、テレワークで仕事を始めてまもなく、農工大の先生から電話。状態も安定したので、これから手術始めます、と。どうか、よろしくお願いします。

昼、農工大から電話。手術は無事に終わり、病室に戻しましたとのこと。あとはただひたすら、快復してくれることを祈るばかり。がんばれ、茶助。

夜、缶チューハイで軽く晩酌をして、早めに就寝。


2020-12-15

茶助入院二日目

朝、嫁さんが仕事に出かけた後、家でテレワーク開始。おれとふわ吉のふたりでお留守番。

思えば、いま俺がこうしておろおろしている状態は、3年前に嫁さんが倒れた時以来か。あの頃の俺ってどんなだっけ、と、当時のこのブログを読み返す。文章には書いていないが、行間に、あの頃のことがあれこれと詰め込まれていて、あれやこれやを思い出した。まだ3年しか経っていないが、ものすごく大昔のような気もする。

昼すぎ、ふわ吉にご飯を与え、彼が食べている姿を横に座って見ているうち、いつもなら茶助と競うようにがつがつ食べていたのに、相棒がいなくて味気ない食事だよな、などと思っていたら泣いてしまった。優しいふわ吉は、おまえ何泣いてんだよ、という目で俺を見る。

夕方、仕事から戻った嫁さんと農工大へ。夕方の血液検査の結果が、先生も驚くほどの快復ぶり。よかった、、ほんとに。。。これなら当初予定していた処置が継続してできそう、という診断をいただく。

農工大の帰り、かかりつけの動物病院に寄り、これからのことについて相談させていただく。

夜、サラダを肴に缶チューハイで晩酌。アドレナリンが出ているせいか、ここ数日、飲んでも酔わない。。緊張状態を緩和してはくれるのだが。。


2020-12-14

茶助再入院

朝、茶助がふっと水飲み場に上がり、自分で皿の中の水をぺろぺろごくごくと飲んだ。それを見た瞬間、声を出して嗚咽してしまった。昨日までは口の中に注射器でちゅっちゅっと放水してやらないと飲めなかった茶助。えらいぞ、茶助。

午前、車に茶助を乗せ、東京農工大へ。血液検査の結果、改善した数値とそうでない数値がある、ということで、再び入院することに。帰り、農工大の駐車場で車止めの縁石に足を取られ、思いっきり転けてしまった。買って間もないカーゴパンツにはでかい穴が開き、左膝をズルリと擦りむいてけっこうな出血。何やってんだか、俺。。。

昼、帰宅してテレワーク。

夕方、嫁さんと車で再び農工大へ。夕方の血液検査の結果、心配していた数値が随分と改善されてきていると告げられ、ほっと安心。

一旦家に戻って車を置いて、歩いてかかりつけの動物病院へ。先生に、今日までの経過を報告する。病院を出たとたん、腰の痛みがぶり返していることに気づく。。茶助のことを考えているときはアドレナリンが出ているのだろう。急によぼよぼになってなんとか帰宅。

夜、お手軽湯葉、サラダなどを肴に晩酌。

録画しておいたドキュメンタリーを少しだけ見て、早めに就寝。


2020-12-13

注射器

午前、風呂に入り、猫たちのトイレ3個を風呂場で掃除。ぎっくり腰がほぼ完治してくれたおかげで重労働の猫トイレがやっとできた。

昼すぎ、嫁さんと車で府中のペットショップへ。ビニール袋で作った絞り袋は茶助の牙がささるとジョーロのようになってしまうので、ここはやっぱり注射器を導入することにした。液体よりも濃度が濃い食物にも使えるという製品を購入。

午後、かかりつけの先生からいただいた腎臓ケア対策ドライフードのサンプルを、ぬるま湯に漬けてふやかし、すり鉢でピューレ状にする。そいつを買ってきた注射器に入れて、茶助に与えてみた。ウェットだと匂いが結構きつく、匂いのある食べ物が苦手な茶助にはちょっと与えづらかったが、ふやかしたドライだと元々あまり匂いがなく、これだとすんなりと嚥下してくれる様子。よかった。。

夜、再びドライをピューレ状にしたご飯を注射器で茶助に与える。ものすごく久しぶりに、食べ終わった後の顔掃除をしてくれた。口に入れた量としては全然少ないが、これだけでも今の茶助にとっては十分なのかしらん。食べ終えて、お気に入りのクッションに横たわり完全にくつろいでいる茶助を見て、ほっとあんしん。


2020-12-12

三鷹、調布

朝、茶助は俺の作業部屋ですやすやと寝ていたが、俺たちが起きるとリビングにとことことやってきた。すかさず、腎臓の薬と膀胱炎の抗生物質を与え、指で豆ツブ大に捏ねたウェットご飯をほんのすこしだけ投下。

午前、茶助はあまりにも水も飲まず、ご飯も食べないのでかかりつけの先生に電話で相談。水は、いぜん先生のところでいただいた注射器みたいな形のピストンをつかって、口のなかにちゅっちゅっと放水してあげるといいわよ、と教えていただいた。ご飯に関しては、無理に食べさせると下痢を起こす子もいるから、食べられそうな量を無理のないように与えてあげて、と、これもナイスなアドバイスをいただく。

昼過ぎ、嫁さんと歩いて三鷹通りのサンマルクへ。ハンバーグがメインのコース料理で遅めの昼餉。以前は焼き立てのパンをテーブルに給仕してくれるサービスだったが、このご時世、自らビュッフェに取りに行く形式になっていた。

午後、ウェットご飯をすり潰してピューレ状にしたものを、ビニール袋で作った絞り袋に入れ、茶助の口の中にちゅっちゅと投入してみた。これがなかなかにうまくいく。注射器もどきで水を与えると、これもなんとか飲み下してくれた。先生、ありがとう。

夕方、調布駅の駅ビルで開催されている、「イルミネーションRE100]光と遊ぼう!みんなでつくった「自然のデンキ」」を見る。


アーティストの山田はるこさんが、子供たちがデザインした絵をもとに針金で立体オブジェを作成し、そこに再生可能エネルギーで発電した LED の装飾を施した作品群。テントの中では影絵コーナーもあり、子供連れの家族で賑わっている。暖かい日常がそこにあり、強張っていた気持ちが緩む。山田さん、ご主人の宗田さんらとしばしよもやま話。素敵なイベントでした。

夜、茶助に腎臓の薬を飲んでもらい、ウェットご飯と水をちょっとだけ口にしてもらう。ふわ吉は、帰還した茶助をすっかり受け入れ、完全に落ち着いている様子。ありがとう、ふわ吉。

真夜中、電気を消して寝ようとするのだが、いろいろなことが脳裏に浮かんでは消え、が繰り返され、なかなか寝付けない。


2020-12-11

茶助退院

朝、起きるとふわ吉が自分の寝床から俺をじっと見つめていた。いつもは茶助と一緒になってご飯祭りを始めるが、ひとりだと控えめな男なんだな。。思えば、ふわ吉がひとりになるのは初。彼は彼なりに、我が道をゆく。

昼過ぎ、嫁さんと車で農工大へ。今日の血液検査で腎臓の値が随分下がってくれた、と告げられる。おおお。。。できればそのまま点滴を続けて一気に数値を元の状態まで落としたいところではあるが、やっぱりいったん家に戻って落ち着かせたい。

午後、4日振りに茶助帰宅。ところが、帰ってきた早々にふわ吉が「誰だおまえは」の威嚇を茶助にいきなり見舞う。。。怯えた茶助は口から泡を吹いてパニックに陥る。。。やれやれ。いろいろが、一筋縄でいかない。

夜、茶助のパニックが落ち着いたので、腎臓サポートのウェットご飯を、指でちょっとずつこねて茶助の口に放り込む。やっぱり飲み込みづらそうではあるが、ここでちゃんと食べ物を体に入れておかないとこんどは肝臓をやられるというので、少しずつ、茶助にごめんな、といいながらゆっくりと時間をかけて小皿一杯分をなんとか与え切った。

茶助の食事が終わったとたん、ふわ吉が少しだけ茶助を威嚇。またしても茶助の口から泡が始まってしまった。。とにかく落ち着ける居場所を求めて、口から涎を垂らしながら家中を彷徨う茶助。俺が横になっている布団の傍に来て寝始めたのを見計らい、就寝。


2020-12-10

お見舞い二日目

朝、テレワーク開始。

Youtube Music で、ケイホスロウ・ポールナーゼリーのタンブールソロを見つける。緩急や抑揚の繊細さが素敵。。さすが、ベテラン。

夕方、嫁さんと車で府中の農工大動物医療センターへ。入院二日目の茶助を見舞う。先生から腎臓の値について話を伺い、またしてもショックを受ける。。

帰り、かかりつけの動物病院に立ち寄り、農工大でのあれこれを伝える。明日から茶助に与える腎臓対応用ご飯のサンプルをいくつか分けていただいた。ありがたい。。人間がしょげていて、どうする。しっかり茶助をサポートしないと。

夕方、お手軽湯葉を肴に、缶チューハイで晩酌。


際限なく食べれるし、釣られて際限なく飲めてしまう。このアテは危険過ぎる。。

夜、Youtube Music でサラール・アギーリーを聴いて過ごす。なんて優しい音楽なんだろう。


2020-12-09

お見舞い

朝、普段ならば茶助、ふわ吉のご飯くれ抗議で早朝に目を覚ますが、起きると7時。近くでふわ吉がじっと待っていて、朝ごはんの準備をするとそろそろと近づいてきて静かに食べ始める。。彼も、茶助がいないことを意識しているんだな。

夕方、テレワーク後に嫁さんと車で府中の農工大動物医療センターへ。先生に呼ばれて診察室に入ると、俺や嫁さんの気配に気がついた茶助が「迎えに来るのおせーよ」と文句を言いながら診察台から飛び降り、早くここから連れ去ってくれ、と言わんばかりにさっさとバスケットに入ろうとする。。それを見て、思っていたよりも元気そうなので安心。しかし、今日は迎えに来たのじゃないのよ、茶助。やっぱり家に帰りたいよね。。点滴の針が刺さったままの茶助を撫でまわしながら、先生と明日以降のことを打ち合わせ、家からたんまり持ってきた茶助が好きなウェットを置いて、病院をあとにする。

病院の帰り、国領へ。モスバーガーに入ってテリヤキバーガーで夕餉。食後、西友で買い物をして帰宅。

夜、豆乳をフライパンでじっくり火通して作る「お手軽湯葉」を肴に、缶チューハイで晩酌。このアテは永久に食べられる。。

YouTube Music でいろいろ漁っていたら、セイエド・ハリール・アリーネジャドの、まだ聞いたことがないアルバムを発見。勇ましい演奏なのに、なんともいえず侘しさを感じるところが好きすぎる。。

2020-12-08

府中

早朝、猫たちに起こされる。「飯くれ」攻勢を執拗に受けるが、病院から朝ごはんを与えないでくれと言われているので彼らの注意を逸らすのに一苦労。

朝、嫁さんも付き添ってくれて、茶助、ふわ吉をそれぞれバッグに入れ、車で府中の農工大動物医療センターへ。問診のあと、それぞれ別に検査室へと連れていかれるのを見送り、病院のロビーで結果がわかるまでひたすら待つ。。しかし、腰が痛くて椅子に座っても居られず、立ったり座ったり、外に出たり中に入ったり、、、まったく落ち着けない。。

昼過ぎ、先生に呼ばれ、検査の結果を教えてもらう。ふわ吉の CPK の原因は、こちらでもやっぱり不明。とはいえ、採血を外部の検査機関に送付し、より詳しい検査をしてもらうことになった。いっぽうの茶助がちょっと大ごとで、腎臓の値がよくない、膀胱炎の疑いがある、口腔にポリープが見つかった、奥歯に歯石が溜まっていて炎症を起こしかけている、と立て続けに予想外の結果を告げられる。。ショック。。取り急ぎ、腎臓の値が悪いままだと麻酔をかけた処置もできないので、まずはそこから対処しましょう、ということで、金曜日まで入院して点滴による腎臓の治療を受けることになった。

午後、家に戻り、喜多方ラーメンとコンビニで買ってきた冷凍餃子で遅めの昼餉を摂り、少しだけテレワーク。

夜、近所のスーパーで買ってきたお一人様用寄せ鍋、こんにゃく田楽を肴に缶チューハイで晩酌。

我が家の主、茶助がいない夜。なかなか寝付けず。


2020-12-07

笹塚

朝、猫たちに起こされご飯を与えた後、実家から送ってもらった喜多方ラーメンをこさえて、朝ラーの朝餉。さて食べようとしたときに時計を見たら、自分が思っていた時間よりもなんと1時間も遅かった。。急いで準備をして調布駅に向い、笹塚の仕事場へ。

夕方、一旦帰宅し、車でかかりつけの動物病院へ。明日、結局ふわ吉も農工大の動物医療センターで診てもらうことになり、紹介状を受け取る。

そのまま三鷹のホームセンターに行き、追加分の猫用キャリーバッグを購入。家には1個しかなかったので、これで明日、茶助とふわ吉をいっぺんに移送できる。。しかし2匹いっぺんに持ったら総重量 12kg。。俺の腰が果たして持ち堪えるか。

夜、豆腐、おでんを肴に晩酌。

録画しておいたドキュメンタリーなどを見て就寝。


2020-12-06

深大寺

早朝、猫たちにご飯を与えたあと、腰周りにお灸を据える。お灸のおかげでずいぶんと身体が楽。

昼前、嫁さんと歩いて深大寺へ。坂の登り降りのときにまだ腰に負担がかかるが、昨日よりはスムーズに歩ける。松葉茶屋に入り、そばがき、こんにゃく田楽、そば餅などを肴に、生ビールと熱燗で昼酒。暖かい食べ物と熱燗で、身体がふにゃける。。

午後、家に戻り、リクライニングチェアーに寝転がってしばし爆睡。

夜、「バナナマンのせっかくグルメ!!」を見て過ごす。食べ歩き番組にしては珍しく、供された食事をレポーターは完食しているっぽいあたりが、とても良心的だと思う。こまごました料理の解説がなく、ただただレポーターが美味そうに食べるだけ、というのも好きだな。

布団に潜ったが、午後にたんまり寝てしまったせいでなかなか寝付けず。眠気がやってくるまで録画しておいたドキュメンタリーなどを見て、真夜中就寝。


2020-12-05

バスラーメン

朝、録画しておいた「NHKスペシャル『こころの王国』~童謡詩人 金子みすゞの世界~」を見る。Wiki で読んで知っていたのとはかなり異なる印象の生い立ちや人となり。茫漠とした人生観のなかで、こころに空虚な寂しさ・侘しさを抱えながら童謡詩を紡いだ生き方に、心から共感してしまう。

昼前、冷たい小雨が降る中、深大寺〜神代植物公園を抜け、三鷹通り沿いにある「バスラーメン」まで散歩。調布市民となって20数年、その存在はずっと知ってはいたが、初めて入店。辛高菜ラーメンで昼餉。


かなりアシッドな豚骨ラーメン。俺は、この白濁してクリーミーなスープが大好きらしい。ものすごく美味。お店がとても身近にあることを知っていたのに、このラーメンに出会うまで20数年もかかったことを深く後悔する。ほっとくと週に何度も通いそうになる味。危険だ。

食後、来た道を戻って深大寺をちょっとだけ散策。


午後、「教室を路地に!〜横浜国大vs紅テント2739日〜」を読んで過ごす。室井さんがいう「大学に演劇的な知を取り戻す」とはいったい、どういうことであろう。読み進めるうち、それがなにを言わんとしているのかが少しずつ見えてくる。それにしても、「演劇的な知」とは、なかなかのパワーワードだなぁ。でも、たしかに演劇には「知」が充満している。実際に体現される知。すなわち、血となる知が。

夕方、ネットでメメントC公演「明治百五十年異聞『彼の僧の娘』」の配信公演を観る。モノローグが多様される芝居。もしかしたら、密を避けた演出の結果こうしたスタイルになったのかもしれないけれども、いかんせん解説や説明やト書きのようなセリフが多いと、途中で集中力が途切れてしまうのが難点。。

夜、録画しておいた「こころの時代~宗教・人生~『砂浜に咲く薔薇のように』」を少しだけみて、就寝。


2020-12-04

笹塚、表参道、代々木上原

朝、京王線に乗って笹塚へ。久しぶりの仕事場。暖房は効いているのだが、換気のため窓が開いているので結局寒い。

昼、仕事場から代々木上原駅まで歩く。腰が痛いのでやや前屈みの体制で、しかも歩幅もちょこちょこした歩きかたになってしまう。じじくさいなぁ我ながら。。

千代田線に乗り、表参道駅で降り、ギャラリー・ニイクへ。タイラミホコの冬の新作展を拝見。



今回のタイラの新作は黒を基調にした陶器。この黒は、焼くと酸化する特性のある土から発色しているらしい。黒い、とはいえ、温かみのある表情。手頃な大きさの湯呑みを二つ購入。


たまたま会場にいらした方も交え、久しぶりに会うタイラとなんだかんだと四方山話が止まらず。随分と長居をし、会場をあとにして地下鉄の駅に向かう。途中、周囲をよくよくみると、けっこうなお店が「テナント募集」になっていた。従来から店の新陳代謝が活発なエリアではあろうけれど、それにしても神宮前の賑やかなこの一帯で、空き店舗がこれほどに多いというのは異常だ。

千代田線に乗って代々木上原駅に戻り、駅ビルに入っている「梅蘭」に入り、梅蘭焼きそばで遅めの昼餉。



横浜の本店で食べたものより、味が薄いような気がした。記憶が曖昧なのだけれども。酢、ラー油をかけてみると、もしかしたらこうするのが正解なのかも、という味。美味。

腰の痛みに耐えながら歩いて笹塚に戻り、QB でさっと散髪してもらって調布に戻る。

夕方、ふわ吉を連れてかかりつけの病院へ。相変わらず CPK の値が高い。ということは、やっぱり薬は効果がないということ。来週、茶助を農工大に連れていくときにふわ吉も連れて行く作戦を、先生と一緒に練る。

夜、録画しておいた「英雄たちの選択『陰陽師・安倍晴明 平安京のヒーローはこうして誕生した』」を見る。権力を所持するために必要なのは、なによりも自画自賛、自己アピールだという話が、平安時代の陰陽師から出てくるあたりが面白い。政治における「権力」とはいったいなんなんだろう。

2020-12-03

少しずつ快方

早朝、猫たちに起こされて起床。今朝は腰がずーんと重いが、次の動作に移るのがそれほど苦ではない。腰回りにお灸。

日中、YouTube Music でイラン音楽をランダムに流しつつ、テレワーク。

夕方、晩酌しつつ、Female Voice Of Iran のコンサートを見て過ごす。



出演者は、フォークロアや古典ばかりでなく、コンテンポラリもあり。このゴルナール・シャヒーヤさん、本人の歌唱力やギター、パーカッションの演奏力もすごいし、サポートの二人も素晴らしい。ステージ上で観客と一緒に音楽を作っていく感覚、最高。



ハレー・セイフィザデーさんも素晴らしい。。。ルーミーなどの詩にメロディを載せる、というアプローチはイラン古典音楽と同じではあるが、楽曲にはコンテンポラリの爽やかな風がそよいでいる。ほんとに素敵。

夜、腰にお灸を据えて就寝。


2020-12-02

麻婆豆腐

早朝、猫たちに起こされ、よっこらしょと起き上がるが、昨日よりも腰の痛みが軽くなっていて、自分でもちょっと驚くほどスムーズに立ち上がれた。

昼、さっと支度をして、麻婆豆腐、雑穀米で昼餉。



仕込みの手間がかからない麻婆豆腐くらいの料理なら作れるようになってきた。。が、切ったり煮込んだりなどでキッチンに立ちっぱなしになるような料理は、腰の負担を考えると、まだ無理か。。

夕方、2日ぶりに缶チューハイで軽く晩酌。五臓六腑に染み込む。。

夜、新疆ウィグル自治区を扱ったドキュメンタリーを少しだけみて就寝。


2020-12-01

ぎっくり二日目

早朝、猫たちに起こされるが、案の定、すぐには起き上がれず。辛い。

朝、「椅子に座る」という荒業をしながらテレワーク。空気が冷たく乾燥しているおかげでときどきくしゃみが出るが、一回のくしゃみのたびに命の蝋燭がどんどん短くなるのを感じる。

夕方、先日シアから教えてもらった「The Female Voice of Iran 」ドキュメンタリーを見る。動画の作者が字幕機能を有効にしてくれているおかげで、Youtube の自動翻訳を使えば、それほど精度は高くないけれども日本語字幕が出る。



「女性歌手」という、彼国ではとても繊細な題材で、よくぞ作ったなぁ。制作者のひとりはドイツ在住の女性イラン人で、自身も当時者のひとりであるが故、必然的に世に生まれた作品なのだろう。

このドキュメンタリーの登場人物のひとり、サミン・ゴールバニーさんのコンサートが最高。



あまりの素晴らしさに涙。

夜、布団の足元のあたりで茶助が寝始めてしまったので、茶助の邪魔にならないように体制を作って就寝。


2020-11-30

ぎっくり

早朝、茶助にカリカリを与えるが、また食べられなくなってきている。食べ始めはよいのだが、だんだん舌が痛くなってくるのか、口の中にカリカリの粒を入れるのが億劫になっていくようだ。困ったなぁ。

昼すぎ、あぐらをかいた状態で、体の左側に置いてあったモノを「体を捻って」拾おうとしたら、腰から背中にかけて急に「ぴっきーん」と痛みが走った。これが噂に聞くギックリ腰というやつか。一瞬でおれは全てを悟った。 それからあと、座れば痛いし、立とうとしても痛くて立てないし、やっと立ってどこかに移動しようとしても歩くことができないしで、まさに、にっちもさっちもいかない。立った状態で、テーブルに置かれているモノを手に取ろうとしただけで痛い。いったい、何をどうすればいいのかがわからないくらい、不自由。

夕方、調布駅近くの某鍼灸院へ。何箇所かに針を打ってもらったあと、腰の周りにサラシを巻いてもらい、とりあえず様子みましょう、となった。

夜、成城石井で買ってきたフォー、ドライトマト、サラダで夕餉。鍼灸院の先生から今日は酒を飲むなと釘を刺されてしまったので、大人しくそれに従う。食後、食器を洗おうと流しに立つが、蛇口を捻ったり、シンクの中にある洗い物を手にしようとするだけで膝に震えがくるほどの痛みが走る。。いやーこりゃ大変だ。。おれの周辺に、何人かギックリの先輩がいるが、身をもって体験してみるとその大変さがよくわかる。。。これからは他人にもっと優しくなろう。。

明日、無事に起きれるのか、一抹の不安を抱えつつ、就寝。


2020-11-29

寝その2

早朝、猫たちにご飯を与えたあと、二度寝。

昼、ようやく起き上がるが、まだ眠い。

夜、録画しておいた「真実への鉄拳〜中国・伝統武術と闘う男〜」を見る。このドキュメンタリーが素晴らしい点は、伝統という錦の御旗にしがみつく中国武術と、実践的で現実的な現代の格闘技とが、ただ「どちらが強いか」ということだけに題材を絞っていながら、歪んだナショナリズムに染まる市井を「たまたま」浮かび上がらせた体で作られていること。SNS を介して蔓延していく市井の右傾化をドキュメンタリー化するにあたり、なるほどこういう切り口があるのか、と目から鱗。後半には「主も従も間違っているが客観的にそれらが面白いから」と右傾化の流れのフォロワーになるインテリ層からなる第3者の視点も描いている。中国のごく狭い分野で起こっていることを記録した番組だが、アメリカやヨーロッパで起こっている気配もほのかに匂わせる。

日が変わる頃、就寝。

2020-11-28

早朝、猫たちのご飯ちょうだい騒ぎが始まるが、なかなか起き上がれずに布団の中でもぞもぞ。痺れを切らした茶助に、久しぶりに頭皮に爪をぶっさされた。

猫たちにご飯を与え、自分も簡単に朝餉を摂ると、そのまま布団に戻って二度寝。

目が覚めたら夕方に近い時間であった。俺の頭の上にはふわ吉、顔の前には茶助がそれぞれ丸くなっていて、猫たちと一緒にほぼ一日寝て過ごしていた。

夜、缶チューハイの 350ml 缶で軽く晩酌。飲んだら眠くなり、ふたたび布団に潜り込んでそのまま爆睡。


2020-11-27

オンライン

朝、昨日ネットで注文した「唐十郎 特別講義」が届き、さっそく読み始める。唐さんが引用・参照されている文学や演劇のことはほとんど知らない・わからないけれど、相当に面白い。刺激的な言葉が満載。あっという間に読み終えてしまった。

夕方、近所のコンビニで缶チューハイを買って準備を整える。。

夜、男衆4人で、オンライン飲み会。お久しぶりの男もいらしてて、なかなかに盛り上がった。気がつけば5時間近く、くっちゃべっていた。終電を気にしなくてもよい酒飲みは、無防備になる。

日が変わった頃、布団に倒れ込んで就寝。


2020-11-26

サブウェイ

朝、テレワーク開始。今朝も BGM はドビュッシー、モンポウなど。

昼、調布駅近くのサブウェイでサンドイッチを買って家に戻り、昼餉。今日もチリチキン。

午後、BGM はイタマール・ドアリの太鼓が聴きたくなり、超絶マンドリン奏者、アヴィ・アヴィタル。



ドアリのドホールのアプローチはダラブッカとトンバクのいいとこ取りで、格好いい。アヴィ・アビダルのバカテクなマンドリンも時には饒舌に、時には抒情的で素敵。



夕方、晩酌をしている最中から眠気に襲われて目を開けていられない。

夜、ものすごく早い時間に布団に倒れ込んで気絶。


2020-11-25

抑制

早朝、車で嫁さんを調布駅まで送る。そろそろ冬を感じさせる曇り空で、外に出るとかなり寒い。そろそろ裸足に雪駄履きでコンビニに行くのが厳しくなってきた。

朝、テレワーク開始。BGM はドビュッシー、ショパン、モンポウ、サティ、とピアノ曲ばかりを。ピアノの音が好きな猫たちが部屋にやってきて、俺を挟んでぐーすかと寝始める。


夕方、小池都知事の記者会見。今週末から20日間にわたって酒を出す飲食店の時短営業、そしてしばらく不要不急の外出が要請されるらしい。

厚生省が発表しているデータを見ると、航空旅客数と感染者数との間に統計的な因果関係は見られない、らしい。へぇ。こういうグラフは、各航空会社が持っているチケットのもぎり集計数と各地の感染者数の二つの数値だけ拾えたら簡単に誰でも作られる。可視化といえば可視化だけれど、想定しているシナリオが幼稚過ぎる。GoTo に乗っかって旅行した人が、地元から旅行先に移動して、また地元に戻るまでの間、どこをどう経由しているか完全に把握できないだろうに。そもそも、いま感染経路不明者がばかすか増えているのは、人の移動制限を緩めてしまったことが最大の原因なのでは。GoTo は、どう考えてもその一因に含まれていると思うのだけれど、令和おじさんに言わせれば「GoTo が原因であるという証拠はない」らしい。へぇ。

夜、缶チューハイで晩酌していたら、たまたま別々の友人らとチャットが始まり、束の間楽しいひととき。いっぺんに二つのチャットルームで話すのは、酔っ払った頭ではちょっと無理があったようで、勢いあまって全然関係のない人にメッセージを送りつけてしまう。あるある。


2020-11-24

アルコールとニコチン

朝、テレワーク開始。BGM は Ross Daly

一日、Apple Music で無作為に音楽をかけていくうち、最終的には The Damned がかかっていた。。笑

夕方、茶助を連れてかかりつけの病院へ。舌炎はいまだ治らず。先生も困った様子。これまでは10日に1度の間隔で抗生物質を注射していたが、これからは錠剤のステロイドを投与する方針に変えてみましょう、となった。ふわ吉はふわ吉で「謎の CPK 数値問題」がいまだ未解決だし、我が家の猫たちはこぞって個性が際立っている。。そんな個性、要らないのだけれども。。

夜、コンビニで買ってきた惣菜を肴に晩酌。IQOS を喫煙していて吐き出す煙の正体は実は水蒸気だそうで、おまけにタールをまったく含んでいないので屋内で使用しても壁が黄色くなることがないんだとか。どれどれ、、と、部屋で缶チューハイを飲みながら一服してみたら、アルコールとニコチンの同時摂取という行為があまりに久しぶりだったためか、一瞬で目が回るほど酔っ払った。あやうくコンピュータにマーライオンするところであった。

録画しておいたスティーブン・セガールの「沈黙のなんとか」をちょっとだけ見て就寝。


2020-11-23

スープカレー二日目

朝、ベランダに出るとむっちゃ寒い。Tシャツ一枚で外に出ることができる季節は去ったか。

昼、パスタに二日目のスープカレーをかけたもので昼餉。二日目なので、「追いスパイス」で味変。クミンをちょっと強くしたが、これがパスタとあう。インドとかパキスタンとかのカレーじゃなくて、イランとかトルコで食べられているカレー。そんなものがあるのかどうか知らないけれども。

午後、Netflixで「Matrix」を見て過ごす。。DVD 持ってるのに、、、笑

夕方、まだ陽が高いうちから豆腐を肴に缶チューハイで晩酌。今日いちにち、なんだか時間の流れ方がゆっくり。

夜、「激レアさんをつれてきた」を見て就寝。

2020-11-22

スープカレー

朝、録画しておいた「臨場 劇場版」を見る。ほぼ全ての役者が、「お芝居」しちゃっている感じが苦手だが、なんとなく最後まで見てしまった。

昼、近所のスーパーに買い物に出かけ、戻ってすぐに昼の支度。

午後、雑穀米とスープカレーで遅めの昼餉。


嫁さんのリクエストで、普段の3倍の量の手羽元を使った。その分、鶏の出汁が取れ、味に深みが出て美味。

世間では、GoTo なんちゃらの是非についていまごろになって揉めているが、酷いのは「キャンペーンを休止するなら、なぜ連休前に決めてくれなかったのだ」と文句を言っている連中がいるらしい。ちゃんちゃらおかしい。GoTo なんちゃらは「コロナ騒ぎが治まったことをお祝いするためのもの」ではないのだが、コンシューマーの心理としては、結果的にはそうした受け取り方になってしまいがちだ。いくら「三密を避けろ」だの「会食中大声を出すな」だの言ったところで、アホメディアが GoTo なんちゃらの提灯記事を打ち始めれば、釣られて祭りモードに入ってしまう連中がいるくらいのこと、なぜ想像できないのだろう。

夕方、豆腐を肴に、缶チューハイで軽く晩酌。

夜、録画しておいた映画を少しだけみて就寝。

2020-11-21

ピザ

朝、録画しておいたドキュメンタリーなど眺めて過ごす。

昼、宅配ピザで昼餉。具の大盛りサービスというのを試してみたが、このくらい具があって当たり前じゃん?と思ってしまう。いままでの量はなんだったのか。

食べ終わって、そのままリビングに大の字になって爆睡。目が覚めたら、とっぷりと日が暮れていた。

夜、昼に食べたピザがまだ腹に残っていて、何も食べる気がせず。アルコールも摂らず、嫁さんと「嵐にしやがれ」を見て早めに就寝。


2020-11-20

新宿

昼前、京王線に乗って笹塚で降り、歩いて幡ヶ谷へ。家系ラーメンの武蔵家に入り、生姜をぶっかけたラーメンで昼餉。今日もけっこう歩く予定なので、炭水化物とカロリーの栄養補給だ。

食後、歩いて新宿中央公園へ。到着すると、劇団唐ゼミ☆特有の、見世物小屋を模したようなデザインのテントが現れる。


昼過ぎ、劇団唐ゼミ☆第三十回特別公演「唐版 風の又三郎」を観劇。2016年に同じ場所で観て以来なので、4年ぶりの唐ゼミ。主たる役者陣はほとんど変わっておらず、その分、4年間に遂げた変化を感じた。演出の中野氏も含め、劇団として円熟味が増していると思う。ずっしりと、地に足が着いた芝居を楽しんだ。この大変な時期、自然の風が筒抜けになるテントという装置を活かして、とはいえ、相当にナーバスな状況のなか、よくぞ、この公演を立ち上げてくれたと思う。本当にすごいことだ。千秋楽まで無事に続行できるよう、祈らずにいられない。


芝居の中で戦闘機の爆音が流れていたが、テントの上空を実際に飛び交うジェット機の轟音も芝居を盛り上げていた。



夕方、新宿から笹塚まで歩き、京王線に乗って調布に戻る。駅近くの飲食店はどこも大賑わい。季節外れの陽気もあって、店外のテラス席はどこも席が埋まっていた。食べたり飲んだりしてる最中、マスクなんか普通、しないわな。。くわばらくわばら、、、

夜、某さんと2時間近く、画面通話でああだこうだと四方山話をして、就寝。


2020-11-19

高井戸

朝、千歳烏山まで電車で移動し、歩いて高井戸駅近くのクリニックへ。

午前、年一回の健康診断。今年は数値悪いだろうなぁ。小一時間で全ての検査を終え、歩いて調布まで戻る。季節外れの陽気で、この時期としてはかなり薄着で出てきたが、それでも大汗を掻く。

昼前、柴崎のキテラタウンにある揚州商人で、野菜刀削麺で朝餉を兼ねた早めの昼餉。


高井戸からここまで 13,000歩ほど歩いているので、罪悪感まったく無し。。。勝利の味。美味。


食後、歩いて国領の西友に寄って缶チューハイなどを買い、さらに歩いて調布駅近くの駐輪場に戻り、チャリに乗って帰宅。

昼、缶チューハイをすすりつつ radikoで沖縄のラジオを聴いていたら、そのまま夕方まで爆睡。


夜、今日の東京は 534 人。やっぱり多いといえば多い。。しかしこれから空気は乾燥していくし、検査施設が増えていることもあるしで、感染者数はどんどん増えるだろう。医療機関への負荷が心配。


2020-11-18

豚汁三日目

朝、テレワーク開始。

午前、ちょっとしたメールが届く。ここ数日、ずっともやもやしていた気分が少しだけ、晴れた。

昼、三日目の豚汁で昼餉。味変のつもりでラー油を垂らしてみたが、これが滅法、美味。

午後、二週間レンタルで借りた IQOS の事務局から、こちらの使用状況を確認する電話。そこで判明したのだが、俺の IQOS の使い方(喫煙の仕方)がちょっと違っていたみたい。教えてもらった吸い方に変えてみたら普通のタバコみたいな味に変わったのでびっくり。IQOS、いいかも。

今日、東京では 493 というカウント。現在罹患している人のなかで重症率は 1%( 重症 /(累計養成者−退院等))。数字だけみると、なーんだ、という感じだが、感染者が日々、続々と運び込まれる病院に従事している方々にとっては戦々恐々の毎日がずっと続いており、肉体的・精神的ストレスが高いと思われる。安い給料、劣悪な労働条件の上、命懸けで働かなくてはいけないなんて過酷すぎる。。この重症化率も、医療従事者の皆さんの決死の努力のおかげ。

夜、豆腐、餃子スープで夕餉。今夜はノンアルコール。

ニュースを見て、早めに就寝。


2020-11-17

豚汁二日目

朝、テレワーク開始。いきなり面倒臭いメールが届いており、処理に困る。

午前、今日の Jet Poet は参加しない、と、決めた。感染者が増え始めた先週以来、悩みに悩み、考えに考えた。鶴さんの追悼に、所縁のある方々が多く訪れるであろうし、なにか特別な意味がある回になるかもしれない。しかし、地下階にあるあの店に、いま密を作るべきではない、というその一点だけが大きく立ちはだかり、今回は参加しないことを決めた。そもそもよく考えれば、特別な意味なんて毎回、あるといえばあるし、ないといえばない。人生もそんなもんだろ。

昼、昨日の豚汁の残り、雑穀米、納豆で昼餉。

決断はしたが、気持ちが西早稲田に向かってしまっている。こういうときは、今を生きろ、と自分に喝を入れるしかない。

夕方、缶チューハイで晩酌。しかし、一向に酔いが回らない。

公演ごとをやっている人たちにとって、自分自身、周囲のスタッフや関係者、そして来場客に感染が起こらないように細心の策を実践することがいまやデファクト・スタンダードになってしまった。何を、何から守っているのか?守るべきものは、自分たちの居場所。敵は、亜種を含めた COVID-19 ではなく、「公演を止めろ」とうるさい自分の声だ。その声を止めるには、徹底した対策を、攻撃的なまでに能動的に実践するしかない。このコロナ禍に、いったいどういう意味があったのだろう、などと形而上学的な問いを設けたとて、おそらく的を得るような解が導き出されることは、金輪際ないだろう。


2020-11-16

豚汁

早朝、茶助にカリカリを与えたが、1/3 ほど残されてしまった。食べ方を見ていると、舌がまだ痛そう。

朝、テレワークで仕事開始。

昼前、さっと昼の支度を始める。

昼、さつまいも入り豚汁で昼餉。今日の献立は嫁さんからのリクエスト。テレビでやってて美味そうにみえたんだそうな。俺もついこのあいだ深夜食堂を見てて食べたくなったので、気持ちはよくわかる。

夕方、早い時間から缶チューハイで晩酌開始。あっという間に酔っ払い、いつの間にかリビングで大の字になって爆睡。

夜、日が変わる直前に目が覚め、布団にもぐって再び寝ようとするが、まったく寝付けない。眠くなるまで、録画しておいたドキュメンタリーなどをみて、ほとんど早朝にやっと就寝。


街中華

早朝、猫たちに朝ごはんを与える。茶助は、いちおうカリカリを食べられるようになり、とりあえず一安心。ここ数日流動食みたいのばっかりだったせいで3日ほど出ていなかったうんこも、食後にぶりっと。よかったよかった。めっちゃ臭かったけど。

午前、2週間無料レンタル、というので申し込んでおいた IQOS が届いた。人生初、電子式タバコ。さっそく試してみたが、2分ちょっとの間に、数口分の喫煙だけできるというやつで、かなり物足りない。が、普通のタバコに比べたら煙が軽いし、匂いも少ない。世の中ステイ・ホームになったせいで、我が家の両隣も在宅になり、日中ベランダでタバコを吸っていると、両家のベランダに面した窓がこれみよがしにピシャッと閉められるようなったが、IQOS だったらたぶんそれもなくなるような気がする。

昼、水木しげる大先生の元のアトリエ近くにある街中華のお店へ。ラーメンと半炒飯セットで昼餉。


ラーメンも炒飯も、思わずほっとする味で、とても美味。

午後、Netflixで「全裸監督」を見る。山田孝之、すごいなぁ。だんだん村西とおるに見えてくるから面白い。。

夕方、缶チューハイで晩酌。肴は竹輪一袋。

夜、録画しておいた「アジア“国境の海”で何が~米中対立のはざまで~」を半分まで見て就寝。


2020-11-14

深大寺

朝、ベランダに出ると、綺麗な朝焼け。

昼前、混み始めるまえに嫁さんと深大寺まで散歩。「松葉茶屋」に入り、揚げ蕎麦もちを肴に、深大寺ビールで昼飲み。〆はなめこそば。


秋らしい空気を吸いながら食べる蕎麦は美味。とはいえ、深大寺そばの蕎麦は長野とか北会津産だけどね。。今日のお店は北海道産でした。

夕方、茶助を連れてかかりつけの先生のもとへ。抗生剤とステロイドの注射をぶすり。

夜、缶チューハイで晩酌。酒の肴はサラダ、豆腐、ザーサイ、ミミガー。

感染者数、東京は今日も300人超え。来週のことがずっと胸に引っかかり、あれこれと考えてしまう。

2020-11-13

Apple Music ちょっといいかも

朝、テレワーク開始。BGM は Apple Music でシャフラーム・ナーゼリーなどを延々と流す。イラン音楽はそこそこ充実していて、しばらくは楽しめそう。

昼過ぎ、嫁さんが、試しにカリカリを茶助に与えてみたら、なんと食べてくれた。あれれ、、いつの間にか舌炎、治ってたの、、?? ただしこのとき与えたのは、以前に病院からいただいた、まだ与えたことがない商品の試供品。普段与えているカリカリをちょっとだけ与えようとしたが、こちらは拒否されてしまった、、、うーん、、、茶助、どうしちゃった、、

夕方、おでんなどを肴に晩酌。

夜、録画しておいたドキュメンタリーを見て、早めに就寝。


2020-11-12

気が重い

朝、テレワーク。

ニュースでは、全国でコロナ感染者数が増加傾向だと言っている。

昼、雑穀米、昨日のサツマイモの味噌汁の残り、目玉焼き、サラダ、納豆で昼餉。お腹がいっぱいにさえならなければ延々と食べ続けたいくらい、雑穀米が美味。

夕方、床暖房が効いたリビングで録画しておいた映画をみていたらいつの間にか爆睡していた。

夜、久しぶりにradikoを開き、沖縄のラジオ番組をタイムフリーで聴く。バラエティ番組のパーソナリティの一人がコロナ陽性になり、もう一人は濃厚接触ということで隔離生活に入るため、別の曜日を担当しているパーソナリティがイレギュラーな組み合わせで出演していた。

やはり、感染拡大の次の波が始まったか。。来週のことを考えて、気が重くなる。


2020-11-11

塩鯖

早朝、鶏胸肉のウェットをすり鉢でごりごりとすり潰し、ささみ肉のちゅ〜るを加えて軽くマーブル模様程度に混ぜたものを茶助に与えたら、綺麗に完食してくれた。猫用の流動食みたいなものだが、これで、舌炎が快方に向かうまでの間、物を口にいれる練習になってくれれば。。がんばれ茶助。

朝、Apple Music で早速ホセイン・アリザーデやケイハン・キャルホールなどを検索し、まだ持っていないアルバムを延々聴く。データをダウンロードすることなく聴けるので、ディスク資源に優しいサービス、、なのかな、、まだサブスクで音楽を聴く、というのがどういうことかよくわからない。

昼、雑穀米、塩鯖、さつまいもの味噌汁、納豆などで昼餉。


鯖が、脂が乗っていて美味。。日本食、最高。

午後、Beeptunes で見つけたHeyran Daf Ensembleを聴いて過ごす。超カッコいい。。Daf をフューチャーしたアルバムというと、そのほとんどは限りなく Daf の教則音源に近い代物で、勉強にはなるがリスニング用としてはどうかと思うものばかり。しかしながら、このアルバムは一味違う。。楽曲に Daf が活かされている。。やはり、いまイランでの Daf 人気ってそうとうなものなのだろうなぁ。

夕方、コンビニで買ってきた惣菜を肴に缶チューハイで軽く晩酌。

夜、茶助に KALKAN が出しているウェットの総合栄養食を、完全なペースト状になるまですり鉢でゴリゴリして与えてみたら、綺麗にご完食。よかった。
「続・深夜食堂」を終いまで見て、早めに就寝。


2020-11-10

笹塚

朝、チャリで調布駅へ。寒すぎて、ハンドルを握る手がかじかむ。手袋持ってこなかったことを後悔する。京王線で笹塚に向い、久しぶりの仕事場へ。

昼、笹塚での作業を終えて調布に戻り、「ラー油つけ蕎麦深大 ら蕎麦」に入って肉蕎麦で昼餉。


小麦粉の割合はわからないが、ラーメンに比べれば罪悪感が少ない。。笑 美味。

家に戻り、テレワークで作業の続き。

夕方、映画版「深夜食堂」の続きを見る。日本映画の傑作だと思う。役者、脚本、演出、美術、カメラワーク、音楽、編集、全てが素晴らしすぎる。。後半、田中裕子が登場するあたり、台詞回しや演出に、ちょっとだけ唐十郎を感じる。いま、小林薫さんが唐さんの芝居に出たらきっと面白いだろうになぁ。。

夜、ついに Apple Music のサブスクリプションに金を払ってしまった(使い始めてしまった)。のっけから俺へのオススメというのがデヴィッド・ボウイやローリングストーンズというが物悲しい。たしかにライブラリにそれらのアルバムは存在するが、聴くのは年に数回で、あとはイラン音楽ばかりだというのに。

「続・深夜食堂」を少しだけ見て就寝。


2020-11-09

サブウェイ

朝、茶助に、ささみのウェット餌をあたえる。ウェットとはいえ、具がけっこう大きめなので、スプーンの裏で粒の大きい具を潰してあげて、全体的にピューレ状に加工する。食べるのが大変そうではあるが、ほぼ完食。よかった。

昼、調布駅近くのサブウェイで買ってきたサンドイッチで昼餉。今日はチリチキンにハニーマスタードソースをかけてもらった。この組み合わせはなかなかのコンビネーションで美味。

午後、作業部屋があまりに寒く、ついに今シーズン初の遠赤外線ヒーターを引っ張り出してきて、スイッチオン。極楽。

夕方、缶チューハイを飲みながら、嫁さんとテレビで大相撲観戦。相撲好きの嫁さんに釣られて見ているうち、だんだん面白さがわかってきた。

夜、映画版「深夜食堂」を半分だけ見て就寝。


2020-11-08

武蔵野うどん

朝、ニュースを点けると、バイデンの当選が確定したらしい。よかった。溜飲が下がった。アメリカに、良心やプライドというものがまだ残っていたことに救いを感じる。どうせ生きるなら、格好良く生きようよ。トランプのような、哀れで惨めな生き方でなく。

昼、食事を摂ろうと、チャリで外出。長閑なぽかぽか陽気で心地よい。柴崎の「武蔵野うどん一彩」に入り、きのこ汁うどんとおにぎりのセットで昼餉。



ほどよく出汁と甘みを感じる汁が美味。久しぶりに地粉の麺も満喫できて、幸せ。

午後、ファラマルズ・パイヴァールやフーシャング・ザリーフ、モハンマド・エスマーイーリーなど超豪華な面々によるダルヴィシュ・カーンの楽曲を集めたアルバムを聴いて過ごす。早めの 6/8 拍子(チャハール・メヅラーブ)がいろいろ収録されていて、いずれも格好よくて素敵。絶好調エスマイーリー師のトンバクが素晴らしい。

夜、猫たちにご飯をあげる際、あらかじめ嫁さんが買ってきたいくつかのウェット餌のうち、茶助の食いつきのいいのが見つかり、とうぶんこれをメインであげることにする。茶助の舌炎が治るまでの間、人間も猫もあれこれ試行錯誤の日々。


2020-11-07

とんかつ、ビール

早朝、猫たちに起こされ、ふわ吉にはカリカリを、カリカリが食べられない茶助にはちゅ〜るを与え、二度寝。

昼すぎ、先に外出していた嫁さんと待ち合わせて、調布駅前の「とんちんかん」へ。ご飯なしの単品で注文したにんにくカツを肴に、生ビール。昼飲み最高。。

夕方、茶助を連れてふたたびかかりつけの病院へ。先日、舌炎を抑えるための抗生剤の注射を打ってもらったあと、少しだけカリカリを食べられるようにはなったのだが、その後すぐにまたちゅ〜るしか食べなくなってしまった。10日間効果が持続する抗生剤なので、いまは他の薬が使えない。ということで、しばらく様子をみましょう、となり、栄養剤の注射だけしてもらう。ここ数日、立て続けにぶすぶすと注射を打たれる茶助。。しかしまったく嫌がらない。偉いなぁ。。

夜、録画しておいた「激走!シルクロード 104日の旅(2)イラン〜知られざる素顔に出会う」を見る。2年前に俺も行ったエスファハーンやテヘランの映像を見て、懐かしさを覚える。またいつか、彼の地に行ける日がくることを祈るばかり。。


2020-11-06

他人の振り見て・・

朝、ニュースを点けると、トランプがゴネまくってあちこちで選挙の妨害行動を直接・間接に取っているらしい。「声が大きい人間に、人は必ず靡く」ことを、元テレビタレントだったこの男は本能的に知っている。俺たちは、トランプから色々と学ばなくてはいけない。「声が大きい」人間が発する言葉には、自発的に考える能力を麻痺させる力がある。全米の半数近くの人々が、まんまとトランプの術中に陥った事実に怖れを感じなくてはならない。教養っていったいなんなんだろう、ということを、いちどきちんと考えなくてはいけない。

昼、そろそろ出棺か、という時間、自室から辻堂の方角に向かって合掌。

夕方、歯医者に行こうと玄関を出たら、なんだか夕陽と雲がすごいことになっていた。。


今日でほんとに最後の治療。銀を被せてもらい、これでしばらく続いた通院も終了。やれやれ、、

夜、おでんを肴に缶チューハイで献杯。飲んでいたら、ケイコちゃんからメール。2007年から2012年頃まで、鶴さんが続けていたブログのアドレスだった。まだ原宿に Jet Robot があった頃。ところどころに鶴さんの詩がある。ありがとう。


2020-11-05

辻堂

朝、テレワークで仕事開始。

昼、バスケットに入れた茶助を抱え、チャリでかかりつけの病院へ。先日処方された抗生物質はどうやら茶助の症状に合っていなかったようで、残った数日分を病院に返却。ここ数日まともにご飯を食べていないので、皮下点滴、栄養剤と抗生剤の注射をそれぞれ一本ずつ。これで良くなってくれればいいのだけれど。

午後、喪服に着替え、チャリで狛江へ。小田急線の藤沢で東海道線に乗り換えて辻堂で降り、歩いて和田湘南斎場へ。

会場に入ると、場内スピーカーからなにやら不穏な音が。。ほどなく、鶴さんが踊った時に使われた音だとわかった。棺の前で手を合わせ、眠っている鶴さんを見た瞬間に、この数日のあいだに溜め込んでいた感情が一気に溢れ、声をだして嗚咽した。

夕方、鶴さん、鶴山欣也氏の通夜。御焼香を済ませ、ロビーに向かおうとしていると、Jet Poet の面々や、原宿時代によくご一緒していた方々、鶴さんの舞踏の現場で一緒だった連中など、気がついたら顔馴染みが勢揃いしていた。思えば、鶴さんを介してとても多くの方々と交わった。人が大好きだった鶴さんには、ほんとに面白い人々が集まってきていた。鶴さんみたいなひとには、もう二度と出会えないと思う。

式の後、面談の列に並び、明日には荼毘に伏される鶴さんと、これで本当に最後のお別れを。Jet Poet の終演後、毎回のように鶴さんから「いつもありがとうな」と握手を求められていた。俺の方こそ、だったんだよ、鶴さん。ありがとう、鶴さん。またね。


夜、狛江に戻り、ぼっけもんに入ってニンニクラーメンで遅めの夕餉。


調布駅前の西友に寄って買い物をして、帰宅。さっと風呂に入り、缶チューハイで献杯し、就寝。


2020-11-04

混沌

朝、茶助はやっぱりぜんぜんご飯を食べてくれない。抗生物質が効いていないのだろうか。。

日中、米国大統領選のニュースを追いかける。かの国の東西に位置する都市部ではバイデンに、中心部はトランプに投票している傾向。票は、拮抗している。トランプのような人間を一国の長にしようと考えるアメリカ人が半数にものぼる、ということに、そこはかとなくカオスを感じる。

夕方、缶チューハイで、鶴さんに献杯。あまり、観念地獄に落ちないように。記憶を捏造しないように。ただただ、客観的に、鶴さんがいなくなった、ということを受け止めるように努力する。

夜、茶助がカリカリとちゅ〜るを食べるようになった。まだ量は元に戻らないけれども、少しずつ抗生物質が効き始めたか。


2020-11-03

鶴さん、六本木

朝、起きてメールを開いたら、平島聡さんから「鶴さん、やはり深夜に旅立ってしまった」との連絡あり。。。鶴さん。。

2017年8月、太鼓を持ってふらっと西早稲田 Jet Robot に向かった。それより遡ること2006年頃、Jet Robot がまだ原宿にあった頃、縁あって鶴さん主宰のインプロセッションに参加しはじめて、しばらくは毎月開催される同イベントに通っていたのだけれど、ほどなく、足が遠のいてしまった。それから何年も経って西早稲田に行った時、鶴さんに「おまえ、みたことあるけど誰だっけ?」と訊かれた。あ、シューヘイです。原宿で昔お世話になってました。というと、「おー、なんだおまえ、急にどうした?」というので、最近はずっと太鼓やっていて、Jet Poet に混ぜてもらえないかなーと思って。というと、ちょうどそれまで太鼓でレギュラー参加していたノブナガケンさんが辞めるタイミングだったこともあり、「おまえ来月からずっと来いよ」と誘ってもらったのだった。。

その、数年ぶりに参加した詩の朗読と即興演奏のセッション。俺が太鼓を叩いている最中に鶴さんから圧のあるダメが、静かに入った。客席の、一番奥で見ていた鶴さんの口元から、「プス、プス、プス、、、」と零れるようなシグナルが鳴った。出た。。。これがアングラで鍛えられた人間なりの、ダメ出し。音と音の隙間に、微かに刻まれる「プス、プス、プス、、、」は、耳に神経を集中させている奏者には歴とした異物として際立つ音。終演後、鶴さんに「俺があそこでダメだしたの、なんでかわかるか?」と訊かれ、「俺が too much だったんだよね」と答えると、鶴さんは満足そうに、でも、残念そうに、「民族音楽系の楽器やってる連中は、だいたいみんな『やり過ぎる』んだよ。おれは、それが言いたかった」と言った。俺は、それからはさらに「気配」を演ろうと心に決めたんだった。

2018年になり、鶴さんが踊る現場でも何度か誘ってもらった。おれは、plan-B のお手伝いをしていた頃、泯さんから「舞踏(BUTOH)とか言ってるやつらなんてダメだ」とかなんとか、洗脳をずっと受けていたこともあって(苦笑)、しかも泯さんとは超犬猿の中だという麿さんのお弟子さんである鶴さんと、まさに舞踏のライブをやるなんて!と、それだけでもう、なんだかかなり、嬉しかったのだ。

俺が、裏方として芝居の座組に参加している期間中、いちどだけ Jet Poet をお休みしたことがあった。ところが、稽古を終えて JR目白から山手線に乗ったら、次の高田馬場で同じ車両に鶴さんが乗ってきたのにはお互いに大笑いした。鶴さん、「おまえ、頑張ってんなー」とかなんとか、車内のベンチシートでめっちゃ酒くさい息を吹きかけながら、げらげら笑いながら絡んできた。あの時は、嬉しかったけど、正直ちょっと迷惑だったよ。。苦笑。。。

あるとき、鶴さんから、「おまえ、なんでまた Jet に戻ることにしたんだ?」と訊かれたことがあった。「なんで?」。それ、ものすごく長い話でもあるし、簡単な話でもある。でも、鶴さんなら、この一言でわかってくれるかな、と思って、「plan-B 時代に、泯さんにいじめられたのが悔しかったから」と答えた。鶴さん、苦笑しながら、俺が言いたかったこと、たぶん分かってくれたと思う。「おれたち、ああいう怖いひとたちに育ててもらって、いまこうして遊んでられるんだよな」とかなんとか、そんな風のことを鶴さんは返してくれた、と記憶している。

今年の4月28日、急に鶴さんから電話をもらった。コロナで Jet Poet を中断している最中のこと。これからどうしたらいいんだろう、どうすべきなんだろう、とか、でも、いつか必ず、完全ではないにせよ、限りなく元に近い状態にはなると思うよ、とか、そんなことを話したと思う。でも、そんなことより、鶴さんから電話をもらった、ってことが嬉しかった。ほんとうに。なぜなら、鶴さんも俺もお互いにシャイで、サシで電話するなんてちょっと考えられないことだったから。でも、鶴さんなりの愛情があって、おれのことを気にしてくれて、話なんかどうでもよくて、ただ電話をしてくれたんだと思う。

そう、鶴山欣也というひとは、とてつもなくシャイで、とてつもなく優しくて、とてつもなく悪戯っこで、とてつもなく表現に対して厳しくて、なにより、とてもつもなく周囲の人間に愛されていたひとだった。「だった」なんて、過去形でなんて、書きたくないよ、鶴さん。また Jet Poet で遊びたいよ。寂しい。ほんとに、寂しい。

午後、電車で京王線〜井の頭線と乗り継ぎ、神泉駅で降りて246〜六本木通りを歩いてストライプハウスギャラリーへ。青城さんの個展「あのころみえな かったそれはいまもみることができない」に伺う。青城さんの造形は、舞踏家の身体にインスピレーションを受けて造られたものであった。作品のひとつひとつに目を移すたび、つい、鶴さんのことを思ってしまう。あとから来場された初老のお客さんが青城さんと話し始めたので、テラスに出てタバコを吸っていたら初老の客人もタバコを取り出しながらやってきた。お互いに自己紹介をしたら、かの方はジャズボーカリストをされている方だった。そこから一気に話が盛り上がり、日本でのジャズ黎明期の話題から学生運動や自民党の話になり、果ては六本木〜麻布界隈の風水や地脈の話までぶっとび、二時間くらい喋り続けていた。笑いながら話を聞いているうち、気分はかなり、ほぐれた。ありがたい。助かる。

夕方、帰宅。リビングは、嫁さんが嵐のオンラインコンサートを見るためロックアウトされている。俺は作業部屋にこもり、鶴さんのことをあれこれ思い出した。鶴さんが湘南台でやっていたホルモン焼店は、けっきょく行く前になくなってしまった。鶴さんを誘って入魂のライブをやろうと画策していたのも、消えてなくなってしまった。同じひとを相手に、「やらなかった」ことで後悔する、ってことを2つも抱えてしまうなんて、ぜったいおかしい。おれは、なにかを間違えてしまっている。でも、反省しても、何も始まらない。

俺は長男だけども、もし俺に兄貴がいたとしたら、鶴さんだったのかな。



夜、缶チューハイを飲みながら、ネットに流れ始めた鶴さんの訃報を追いかける。そんなこと、何の意味もないのは分かっているのだけれど。


2020-11-02

鶴さん

朝、テレワーク開始。

昼、「ぶぶか」のカップ麺で昼餉。昼に摂るにはちょっとカロリー高め。

昼過ぎ、猫たちにご飯を与えるが、茶助はカリカリを与えるとやっぱり食べてくれない。

夕方、宅配ピザで夕餉。今日一日ほとんど動いていないのに、カロリー摂りすぎ。

夜、唐突に、鶴山欣也さんの訃報が入る。え!?と思い、Facebookに久しぶりにアカウントを作り、記事を見つける。どうやら、ほんとうの話みたい。いっきに力が抜ける。

・・・ところが、ほどなくして、情報の発信者本人が、訃報は誤報だった、と自らフォローアップしていた。。。。とりあえず、よかった。ほんとに。

焦ったよ、鶴さん。


2020-11-01

葉山

朝、録画しておいた「神と共に 第一章」を見る。。中川信夫の「地獄」とある意味では同種の映画なのだが、こちらは完全に家族向けの作品。最後は結局泣かされてしまった。。良い映画なのだけれど、他人に勧めるか?と言われたら、どうかな。。


午前、太鼓を積んだ車で、一路、葉山を目指す。家からたかだか60kmほどの距離だが、コロナ騒ぎが始まって以降初のプチ・ドライブ。苦手な横横道路への合流も無事に乗り越え、一時間とちょっとでHOUSE1891 by クロマニヨンに到着。俺も普段から使っているカンボジアのクロマーを直接買い付けて日本で販売促進しているわかなさん、はじめまして、の手作り帆布バッグ職人・とおるくんらとしばし四方山話したり、歩いてすぐのビーチをひとりで散策したり。天気もよくて、すでに休日気分をかなり満喫。



熊肉のミンチを使ったカレーで遅めの昼餉。熊肉、初めてだったが、思っていたほどクセがなく、美味。あとから合流したシアや、久しぶりのエミネらとゆったりした時間を過ごす。


夕方、BBQ 開始。黙々と七輪で肉を焼くシア。


焼いた肉や野菜を食べ尽くしたころ、シア、そしてハープ奏者の伊藤美恵さんとのセッション。ハープの響きがネイととても良い相性。マチカ、ニキ、エミネ、そして移住した北海道で結婚し、旦那さんを連れて一時的に神奈川に戻ったリリスらが踊ってくれてとても良い宴になった。思えばダンサーらもまじえて音楽のセッションをするのは本当に久しぶり。演奏が終わる頃には綺麗なお月さんも顔を出してくれて、印象深い夜。

夜、ニキ、マチカ、シアを車に乗せて東京に戻る。北参道でニキ、マチカと別れ、笹塚でシアを降ろし、帰宅。


さっとシャワーを浴び、日が変わる頃、就寝。


2020-10-31

OK

朝、猫たちに起こされてご飯を与え、二度寝。

午前、録画しておいた「無垢なる証人」を見る。2019年製作。ヒロインのキム・ヒャンギ、今年で20歳だというが、ということは撮影中は 17、8歳くらいか。本作で演じている自閉症をもつ中学生役があまりにも自然。演技力がすごい。途中、台本のせいで「?」なシーンもちょっとだけあったりするが、演技力の高さは制作の甘さを補って余りある。朝から良いものを見た。

昼、近所の OK ストアへ。嫁さんにはカルビ弁当 299円、俺は焼き鳥弁当 299円を買う。安すぎる。。そして味も美味。最高。

午後、リクライニングチェアの上でNetflixの映画を見ていたら夕方まで爆睡。リクライニングチェアを買って初めて、正しい使い方をした。

夕方、茶助を連れてかかりつけの病院へ。また舌の炎症が出始めてしまった。ステロイドの注射をぶすり。前回は抗生物質も注射でやってもらったが、今回は違う種類の抗生物質を錠剤で処方しましょう、となり、茶助も薬漬けの日々が始まることになってしまった。ついでにふわ吉の肝臓の薬も処方してもらう。

夜、おでんを肴に缶チューハイで晩酌。おでんみたいな汁物を肴にすると酒の量が増えないので助かる。


早めに就寝。


2020-10-30

サブウェイ

朝、さっとシャワーを浴び、テレワーク開始。

昼前、混雑を避け、早めの時間にサブウェイへ。狙い通り、並んでいる客はおらず、スムーズに買い物完了。

昼、買ってきたサンドイッチで昼餉。激辛チリソースをかけた BLTサンド。口の周りがほっかほか。

夕方、歯医者へ。やっと銀を再インストールしてもらったが、このままフィックスさせてしまうまえに「仮設置して様子をみましょう」となり、結局あと一回通院するこになってしまった。

夜、コンビニで買ってきた惣菜を肴に、缶チューハイで晩酌。今夜は、仮設置ではあるが奥歯がちゃんと揃っているので、物が噛める。嬉しい。

食後、録画しておいた映画を少しだけみて早めに就寝。


2020-10-29

ハンバーグ

朝、外に出てみると、見事な秋晴れ。空気もほどよく乾燥していて、楽器にはとても良いコンディション。。

夕方、嫁さんと品川道の「スエヒロ」へ。ハンバーグ、サラダバーで夕餉。家の近くにファミレス数多くあれど、質からしてコストパフォーマンスが最も高い店。

夜、Amazonプライムで BRAHMAN のドキュメンタリーを途中まで見る。よく知らないバンドのドキュメンタリーではあるが、音楽のことよりも当人たちのインタビューに焦点を当てて作っているのがよかった。

アルコールを一滴も入れていないけれども、夕方に食べた肉のせいか、身体が妙にだるい。。さっさと布団を敷き、早めに就寝。


2020-10-28

朝、テレワーク開始。

BGM はダスタン・アンサンブル。ダスタンは太鼓の名演奏家が三人も居るので、所々で太鼓バトルがあって、楽しい。

夕方、近所のスーパーに買い出しにでかけ、家に戻って缶チューハイで晩酌。肴は焼きサバ。久しぶりの焼き魚。。脂ものっていて、最高。
夜、録画しておいた映画を少しだけ見て、早めに就寝。


2020-10-27

笹塚

朝、久しぶりに笹塚の仕事場へ。笹塚駅周辺は、コロナが始まる前と変わらないくらいの人出。

昼、仕事場をあとにして調布に戻り、コンビニに寄って帰宅。

夕方、ついに「愛の不時着」を見始めようとするが、思っていたほど役者がよくない。

夜、晩酌しつつ、嫁さんと「進撃の巨人」を見ていたら、いつの間にか気絶していた。夜中に一度目が覚め、眠くなるまで、のつもりで「愛の不時着」を眺めていたら、あっさり眠気がやってきた。


2020-10-26

座頭市

朝、テレワーク開始。

夕方、仕事終わりに、鳥山さんに勧められた映画版「座頭市物語」を Amazon Prime で見る。勝新さんが若い頃に演じた座頭市は、中年以降になってから演じているのと比べ、渡世人としての格好よさが強調されていて、これはこれで好きだ。居合シーンの凄みは全ての作品において素晴らしいが、初期のそれは、宙を切る長ドスの軌跡が、圧倒的な勢いのなかにふわっと軽さを感じさせる。きっと達人の剣はこんななのだろう、と思わせるところが、勝新。

夜、缶チューハイをすすりながら、録画しておいた「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を見る。カンバーバッチ、いいなぁ。

そして「進撃の巨人」を少しだけ見て就寝。


2020-10-25

代々木公園

朝、太鼓を携え、電車で原宿へ。代々木公園のいつもの場所に陣取り、しばし太鼓の一人稽古。

やがてシア、北川くんらと落ち合い、イラン音楽の稽古。


だいたい毎回、通りがかりの人たちが物珍しそうに見物していくのだが、今日は2家族分の、子どもを引き連れたイラク人の団体様。男性のひとりはイラク系クルド人だそうで、我々の音楽にかなり親しみを感じる、と言っていた。別の男性の奥さんがトルクメニスタンの方で、トルコ系クルドの歌が歌える、というので、急遽我々とセッション。初めて演奏する曲ではあるが、シアは馴染みがある歌らしく、初めてとは思えないアンサンブル。歌が大好きなクルド人同志、そこは流石の阿吽の呼吸。

昼過ぎ、他に用事があるという北川くんと別れ、シアと二人で公園内をぶらぶら歩いていると、大量のシャボン玉が宙を舞っていた。


代々木八幡の「カレー屋」に入り、チキンカレーで遅めの昼餉。


公園で稽古したあとに立ち寄ると、いつもすんでのところで売り切れ、というパターンなのだが、今日は早めに並んだおかげで、ぎりぎり間に合った。我々の数組後のところで売り切れになったみたい。一応、スープカレー系ではあるが、札幌風ではなく、かなり独自の進化を遂げている味。俺は久しぶりだったが、相変わらず美味。

食後、笹塚までシアと歩き、駅で別れて調布に戻る。

家に戻ると、嫁さんは進撃の巨人を引き続き見始めていて、途中から俺も合流。

夜、残りあと4話、というところまで進撃の巨人を見て就寝。


2020-10-24

板橋、池袋

朝、起きて外に出てみると、すっきりと綺麗に晴れた秋の空。

午後、電車で中板橋へ。

夕方、遥照山慈光寺に到着。こちらの境内や本堂で開催されていた「テラ∞メーラ」を見に行く。というか、会場についたらもうイベントは終わっていた。笑。ライブにはまぁ間に合わないだろうなぁ、とは思っていたが、せめてもの出店群もぞくぞくと店じまいの準備中であった。痛恨の時間繰りミス。ま、しょうがない。久しぶりのフットセラピスト珠央ちゃんにご挨拶だけして、歩いて池袋を目指す。

夜、いつもの「蕎麦屋」で、鳥山さんと落合い、八ヶ月ぶりくらいにサシ飲み。


電話ではちょくちょくお話していたが、face to face ではほんとにお久しぶり。コロナ騒ぎが始まって以降のあれこれなど、積もり積もった四方山話をして過ごす。

帰りは毎度の如く、目白駅から山手線〜京王線に乗って調布へ。

帰宅すると嫁さんが Netflix で進撃の巨人を見ていた。なぜ。。少しだけ俺も付き合い、日が変わる手前に就寝。


2020-10-23

ちゃんこ

早朝、すっきりと起床。前日は一時間ほどしか寝ていなかったので、さすがに眠りが深かった。

日中、録画してあった「唐版 風の又三郎」を見る。2度目の鑑賞。血や肉。揺るぎがない存在の証のはずが、風に吹かれて生きる人たちの幻想譚のなかではそれもただの言葉に還元されてしまう。。唐さんのお芝居を見ていてやってくる、この「切ない気分」って一体何なんだろう。

夕方、歯医者で診療を受け、帰りにスーパーに寄って帰宅して晩の支度。今シーズン初の鍋で夕餉。出汁は、出来合いの「塩ちゃんこ味」。最後は生麺のラーメンを加えて〆。かなり腹一杯。

夜、久しぶりに「幻の絵馬」のDVDを見ていたら、その首謀者の鳥山さんから電話が。なんだか、今日は唐さんや鳥山さんにまつわる日になっちゃったな。。苦笑

2020-10-22

中華一番、冷麺

朝からテレワーク。


昼、郵便局、薬局に用を足しにいくついでに、10年ぶりくらいに甲州街道沿いの「中華一番」に寄ってワンタン麺で昼餉。調布には、こういう超絶オーソドックスな街中華らしいラーメンを出す店が、意外と少ない。安心する味。美味。


夕方、缶チューハイを飲みつつ晩の支度。

夜、冷麺、スーパーで買ってきた出来合いの惣菜、で夕餉。


そういえば昼も麺だった。長生きするのだ。


昨夜は一時間ほどしか寝ていないため、食後は気を失いそうなくらいの睡魔に襲われる。それには抗わず、素直に早々に就寝。


2020-10-21

麻婆豆腐

朝からテレワーク。

日中、タバコを吸いに外に出てみると、家に籠っているのがあほらしくなるほど心地よい秋晴れ。


夕方、スーパーに買い出しにでかけ、家にもどって缶チューハイを飲みつつ、のんびりと晩の支度。


夜、四川風麻婆豆腐で夕餉。


ネットで、陳建一氏によるレシピを見つけたので、今日は其れを参考に作ってみた。とはいえ、ラー油は材料から省いたので出来上がりの色合いはあっさり目。花山椒や四川豆板醤を使っているので舌が痺れる食感はばっちり。ご飯はあえて炊かなかったが、これだけの量なら炭水化物がなくても満腹になる。

食後、いつの間にかリビングでしばし爆睡。夜中に目が覚め、もういちど寝ようとしたがまったく寝付けず。やむなく録画しておいた映画を一本見て、ほとんど朝方になってやっと就寝。


2020-10-20

高田馬場

朝、テレワーク開始。


気がついたら昼飯も食わずに夕方までぶっ続けで作業。


夜、車で高田馬場「Jet Robot」へ。3月以来、7ヶ月ぶりの、詩の朗読と即興音楽の宴。4月、5月、6月はさすがにイベントそのものが中止だったが、7月から時間短縮開催でひっそりと再開はしていて、俺は様子見させてもらっていた。


実をいうと、家を出るまで心臓がどきどきしていた。あれこれと、ネガティヴな想いが巡ってしまう。俺にとってはまだ時期が早いのではないか。もしコロナに感染してしまったら。会場が密だったら。テレビで日々公開される感染者数。次々に廃業に追い込まれるイベントスペース。俺が参加することでお店やイベント自体の足しになんかなるのだろうか。。。などなど。。とはいえ、なんだかよくわからないバイアスがかかりまくった情報に翻弄されるのがそろそろマジで嫌になった、というのが今回復活しようと思った動機であり、そこはぶれずにいくしかないだろう、と自分で自分を鼓舞して馳せ参じたイベントであった。
そういうわけで、久しぶりの現場復帰は、初めてベースで参加。この家籠り期間、ほとんど毎日のようにベースばっかり弾いているので、いまなら太鼓よりもベースの方が流暢に会話ができる自信があった。キーボード、カホン、サックスというレギュラーセットに、俺が参加するようになってからは初めてベースの音が加わるのが我ながら新鮮。本番では余計なことを考える暇もなく、ひたすら演奏に集中できたのもよかった。


帰宅し、缶チューハイでひとり軽く打ち上がって就寝。