2016-10-31

ぼけ

日中、仕事には行ったがまったく頭が働かず。

夜、カレー鍋にきりたんぽを入れたもので夕餉。

ジャワカレーの辛口にさらにおろし生姜をどっぷりと入れたので食べている最中から大汗をかく。

食後、嫁さんになにかで怒られたような気もするが、かまわずリビングで気を失う。

2016-10-30

高円寺

昼、注文しておいた「無臭でない」柿渋や雲竜和紙が届いたのでさっそくトンバクに貼り付ける。

無臭でない柿渋のにおいはけっこう強烈である。

しばしベランダで干していたが、あいにくと日光がなかなか現れないので浴室でドライヤーを使って強制的に乾かす。

しばらくすると嫁さんから「家中ににおいが立ち込めて酷い」と苦情が入る。


夜、嫁さんと車で高円寺のボルボルへ。

北川くん、武田歩さん、慶九さんらと、ペルシア料理で晩餐会。

みんなと何曲か演奏もできて、とても楽しい夜であった。

2016-10-29

座間

昼前、車で笹塚へ。

シア氏と合流し、そのまま座間市に向かう。

ハーモニーホール座間にて、杉林恭雄さんが出演する「座間市民芸術祭・三曲発表会」を観る。

4番目に登場した杉林さんは、師匠クラスと思われる長老のような方々総勢 6 名で、最年少である杉林さんのオリジナル曲を演奏。

邦楽でも洋楽でもないのだが、邦楽にも洋楽にも聴こえるという不思議な楽曲。

尺八だけのアンサンブルなのに、いろいろな風景が眼の前に広がるような素晴らしい楽曲と演奏であった。

シアと二人で楽屋にご挨拶に行ってみると、師匠クラスの方々のノリの良さにたじたじとなりながらも、久しぶりに杉林さんと四方山話ができてよかった。


帰り、港北区あたりのサイゼリアに寄ってシアと遅めの昼餉。

2016-10-28

ICU

夕方、車に太鼓や機材を積み込み、冷たい霧雨が降るなか三鷹の ICU へ。

小型のチャーチオルガンが据え付けてある会場の「国際基督教大学宗教音楽センター」はアンビエンスによる残響がほどよく広がる。

それでボーカル以外は生音でやりましょう、ということになり、サウンドチェックはすぐに済んでしまった。

夜、ナヒードさん、マットさんらとペルシア古典音楽のミニライブ。

思いの外たくさんの方々に来場いただき、盛況であった。


帰りにコンビニにより、カレーうどんと赤ワインを買う。

帰宅し、ひとり打ち上がる。

2016-10-27

ついつい

しばらくラーメンは控えようと思っていたのに、ついつい道場へ。

ゆず塩ラーメンにおろし生姜をどばどばと入れて食す。

腹は満たされたが店を出る頃に軽く後悔。

2016-10-26

4度目の皮張り

案の定、昨日張った皮は失敗だった。

接着剤がまったく効いておらず、朝になったらほとんどの部分が剥がれていた。


他にも失敗の原因がいくつか思い当たり、それらを鑑みて再々々々度のリトライ。

幸い朝から天気がよく、空気も乾いていたので昼前には全作業終了。

やはり効率よく皮を張り替えるなら天気が良く、できれば乾燥した日にやるべきだ。


昼、久しぶりにアナログへ。

カレイの煮付け定食で昼餉。


家に戻り、出来上がったファイバークラフト皮のトンバクでしばし遊ぶ。

馴染んでくると皮のテンションも均衡がとれはじめ、だんだんと良く鳴るようになってきた。

しかし鳴りすぎてサスティーンが長過ぎる。

巧く張れたので成功ではあるが、サスティーン問題は対策を考える必要がある。


夜、嫁さんと調布ラージャへ。

相変わらずの巨大ナン、マシュルームマサラで夕餉。

2016-10-25

つつじヶ丘、仙川

夕方帰宅し、仕込んでおいた厚手のファイバークラフトを、さっそく太鼓に張ってみる。

しかし、昼過ぎからの雨のせいで湿度が高く、作業をし始めてすぐにちょっと時期尚早だったかと不安になる。

夜、チャリでつつじヶ丘へ。

念願の「柴崎亭」で中華そばとライスで夕餉。

すっきりと透き通っていながらコクのあるスープと細麺の組み合わせが絶妙。


そのまま仙川へ。

Rain In Eden 夫妻と北川くんらと、カラオケ屋へ。

2時間30分、ノンストップで歌い続ける。

最後はさすがに喉が枯れたが、全力で歌いきったので悔いはありません。

2016-10-24

仙川

夕方、仙川へ。

注文しておいたファイバークラフト紙を受け取りに行く。

帰宅し、きりたんぽ鍋の準備を済ませ、さっそくファイバークラフトの仕込みを始める。

指に付着した柿渋を、ちょっとした事故で口に入れてしまった。

確かに、渋い。

2016-10-23

錦糸町

昼過ぎ、錦糸町へ。

シルクロード・カフェにて、昨日のチェシュメからの続きの二日目。


北川くんとのペルシア音楽は、いままででいちばんすっきりとした良い演奏だったように思う。

特別編成 Rain In Eden も楽しかった。

クレズマーやアフリカンビートなど、他の共演者も盛りだくさん。

聴くのも演るのも楽しい1日。

2016-10-22

笹塚

夜、笹塚チェシュメへ。

馬頭琴、ブルガリアン・ヴォイス、アイリッシュ風バンドなどなどのワールド・ミュージックやベリー・ダンスなどを観る。

永瀬先生の馬頭琴をちゃんと聴くのは初めて。

聞いていてちょっとだけ、目頭が熱くなる。

アイリッシュ風バンドのトゥクトゥク・スキップは、とにかく威勢がよく、おまけに演奏が上手い。

至近距離でいい音楽を浴びるように聴いて、にこにこしながら帰宅。

2016-10-21

リハーサル

夕方、太鼓を携えて笹塚チェシュメへ。

待ち合わせた北川修一くんと、久しぶりのご対面。

バヤーテ・トルクやタンブールの曲をあれこれとお稽古。


夜、こんどはポール・ドウロシェビッチ氏を交えた Rain In Eden の稽古をけっこうがっつりと。

2016-10-20

篠笛

夜、笹塚チェシュメへ。

青野先生による、篠笛のワークショップに参加させていただく。

なんとなく吹きかたはわかっていたつもりだが、きちんとした先生に教えてもらうことができ、かなり楽に音が出るようになった。

2016-10-19

夜、今シーズン初の鍋。

塩麹に漬け込んだ鶏肉を使って、いい出汁の鍋になった。

ついこの前まで冷房を入れていたはずだが、鍋が美味い季節到来。

2016-10-18

半休

朝、いつもの時間に仕事場に向かう。

しかし神経痛がひどく、ほとんど脳みそが働かない。


夕方、帰宅。

生姜やにんにく、その他野菜をごっそり入れた焼きそばと自家製味噌の味噌汁で夕餉。

食後に会津から送ってもらった日本酒を飲み、やっと体調が戻る。

2016-10-17

一日、寝て過ごす。

夜、嫁さんと車で品川道の「カウボーイ家族」へ。

食後のデザートにアイスクリームを食べようとしたら急に背中の筋に電撃的痛みが走る。

あまりに痛くて息が止まるほどであったが、アイスクリームはしっかり完食。

帰宅して嫁さんに背中の灸を据えてもらう。

2016-10-16

立川

朝、いつもどおりの時間に猫たちに起こされる。

ご飯を与え、自分も豆腐サラダで朝餉を摂り、チャリで立川に向かう。

シネマシティワンで「淵に立つ」を鑑賞。

一人一人の描写が細やかで繊細。

説明臭い演出を完全に排除しながらも、登場人物全ての「ひととなり」が切実に迫ってくる作りかたが見事。

全編にわたって底辺を漂う緊迫感がただごとではない作品。

上映後、深田晃司監督、筒井真理子さんらのトークショーもあり、朝から濃い時間を過ごした日曜日であった。



2016-10-15

カラオケ、皮

昼、嫁さんと調布駅近くで最近開店したカラオケ屋へ。

ここ数日ずっと頭の中で鳴り続けていた「カスバの女」をとにかく歌いまくる。

二時間後、喉が枯れ始めたので店を後にする。


家にもどり、ファイバークラフトペーパーに張り替えたトンバク1号を叩いてみたが、どうしても音が気に入らない。

まるでダラブッカのような、パキンパキンな高音のせいでトンバクの音にならない。

結局、ファイバークラフトの皮を剥がし、薄めのヤギ皮を張り直した。

このヤギ皮もトンバク用として使うには薄すぎるので、はたしてどうなることやら。

2016-10-14

笹塚、笹塚

夕方、笹塚の仕事場からいったん帰宅。

猫たちにご飯を与え、届いていた田端義夫の CD をリッピングしてiPhoneにコピーし、ウドゥを携えて再び笹塚へ。


チェシュメで、23日に向けた Rain In Eden の稽古。

チェシュメにはいろいろな太鼓があるのでそれらを拝借する。

空気が乾燥しているので生皮の太鼓の音がとても心地よい。


稽古を終えて帰宅すると、ふわ吉の巨大なうんこに出迎えられる。

しかし本人はどうも元気がない様子。

晩御飯をあげても茶助だけがもりもり食べるだけでふわ吉は一口も食べようとしない。

2016-10-13

木曜日

夜、スーパーで買ってきたカニクリームコロッケや春巻きを肴に発泡酒で晩酌。

録画しておいた「コインロッカーの女」を見る。

キム・ゴウンがとても素晴らしい。


それにしても、昨今の韓国映画の暴力描写はちょっとやり過ぎに思う。

2016-10-12

かなりゆるくなってしまった初代トンバクの皮を張り替えようと、湯を張った風呂にしばらく漬け込むが、分厚いラクダの皮はそう簡単に伸びてくれなかった。

糊付けされた部分を少しづつ剥がしては湯に漬ける、というのを延々と繰り返し、作業開始から四時間経ってようやく剥がれてくれた。

一年まえに預かったままだった西端くんのフレームドラムの修復作業も併せて準備。

ここまでやって手に力が入らなくなったので実際に張り替えるのは後日。

2016-10-11

三鷹

夜、車で ICU 校内にあるギラン・マットさんのお宅へ。

ド真っ暗な林道をハイビームを点けてひた走る。

昼間にしか行ったことがなかったので、曲がるべきポイントを見失ってしまい案の定、道に迷った。

途方に暮れてヘルプの電話をかけ、なんとか無事にたどり着く。


ギランさんとペルシア音楽の稽古。

エスファハーン、アブ・アター、マーフールなど数曲やりつつ、あれこれ四方山話。

二ヶ月ぶりに弦楽器とともにトンバクを奏でる。


帰り道はさすがに迷うことはなかったが、それにしてもやはり ICU の土地は広かった。

2016-10-10

新宿

夕方、初台から歩いて新宿中央公園へ。

劇団唐ゼミ☆第26回公演「腰巻お仙 振袖火事の巻」を観る。

若い子たちが釈迦力になって言葉を、肉体を駆使している様はそれだけでも勇気付けられるが、唐十郎さんによって紡ぎ出される珠玉のコトバたちがいちいち素晴らしい作品。

芝居にすっかり魅了され、ほくほくと帰宅。

2016-10-09

浜松町

夕方、嫁さんと浜松町へ。

20年ほどまえに三年間だけ住んでいた芝大門周辺を散策。

連休の中日とはいえ、やはり休日になるとこの辺りは人影がまばらになるのは相変わらず。

住んでいたマンション自体はまだ残っていたが、周囲の建物がずいぶんと建て替えられ、風景が変わってしまった。


そのまま、歩いて日の出桟橋へ。

会津から家族が東京にやってきて、東京湾クルージングで母の古希祝い。

若干船酔いした状態で食べたフランス料理の味は、ある意味で格別であった。


夜、帰宅して録画しておいた映画を見ようとしたが、眠さに負ける。

2016-10-08

向島、錦糸町、笹塚

昼、車で向島へ。

「まいのみち」の柳元美花さんのご自宅兼アトリエにお邪魔して、長いことお借りしていた音響機材をお返しする。

ちょうどそのときにまいのみちの方々が稽古のために集ってこられたので久しぶりにみなさんと四方山話を楽しむ。


錦糸町に移動して「シルクロードカフェ」へ。

愛甲さんが出店していた「サラーム・サラーム」のブースでイランの絵本を一冊購入。


いったん調布の自宅にもどり、夜、笹塚チェシュメへ。

Rain In Eden に参加して演奏。

しばらく離れていた音楽の現場に帰還することができた。

Kellyさん、Megumi さん、ありがとう。

2016-10-07

池袋

夕方、仕事を切り上げようとしていた矢先、手違いで一週間かかって書いたプログラムを全消去してしまう。

あまりの自分の馬鹿さ加減に、われながら呆れ果てる。

いったん家にもどり、猫たちにご飯を与えて池袋のいつもの蕎麦屋で「楽屋」メンバー集っての打ち上げ。

あっとうてきに女性の顔ぶれが多いせいもあっていままでで一番楽しい打ち上げだった。かも。

カラオケ屋に二次会で流れたが、終電間近でお先に離脱する。

家に着くなり、リビングで大の字になって気絶。

2016-10-06

はずれ

朝から久しぶりの快晴で、笹塚の仕事場までチャリで移動。

夕方、桜上水ちかくの甲州街道ぞいにある某ラーメン店に入り、塩とんこつを注文。

しかし麺はぐでぐででスープも微妙なぬるさ。

ここまでダメなラーメンってそう出会うものじゃないが、ついに、ぶちあたってしまった。

いちおう残さず食べたが、早く消化させたくて調布までの残り 1/3 ほどの道のりを全速力でペダルを漕ぐ。

2016-10-05

タイ風

台風が近づくとなぜかタイ風の料理が食べたくなる。

夜、ナンプラーとオイスターソースで味付けしたタイ風焼きうどんをこさえる。

出来上がり間際にフライパンに投入した薄切りのセロリの風味が良いアクセントになり、かなり美味。

食後、Ostad Naser Farhangfar のトンバクを聴いて過ごす。

2016-10-04

刺身

夜、さんま、メバチマグロの刺身やカツオのタタキなどを肴に赤ワインで晩酌。

食後、布団に寝転がって Allan Holdsworth のライブを聴いているうちに気を失ってしまった。

2016-10-03

新宿

夜、新宿で向水ニャミ子と待ち合わせ、鈴木さんという元・某有名影絵劇団の方を紹介してもらう。

喫茶店で、小一時間ほど、江戸写し絵の話をあれこれと喋り倒す。

あっというまのひとときだったが、濃い時間であった。


帰宅して、嫁さんと三鷹のバーミヤンで遅い夕餉。

2016-10-02

カラチの空

昼、嫁さんと車で八潮の「カラチの空」へ。

マトンパラオで昼餉。

そこそこお客さんはいるのだが、店員は空いているテーブルに座って他の客と談笑している。

とはいえ、特にサービスが悪いわけではない。コップの水がなくなればすぐに持ってきてくれる。

外は真夏のような日差し。

店内は照明がついておらず、外光だけでも十分に用が足せるほど明るい。

控えめな音量でパキスタンの音楽番組がテレビから流れている。

ここだけ、世の中から取り残されたかのように、時間の流れがとてもゆったりとしている。

昨日まで忙殺されていた身にとって、この店の存在がとてもありがたい。

2016-10-01

楽日

昼公演の客席数が許容量を超えるほどで、床が抜けないか少し心配になる。

夜公演は、来客数は昼ほどではなかったがそれでも超大入り。

ここまでずっと上り調子だった芝居も、最高潮を迎えた状態で終えることができた。

全公演を終え、感慨に浸るいとまもなくすぐさま撤収作業。

全て片付け、鳥山さん宅経由で帰宅したらすでに日が変わっていた。

おすそ分けしてもらった差し入れのビールを一本開け、布団に倒れこむ。