2009-09-26

Logic9 の WaveBurner

家の環境だけかもしれないけれど、備忘録。

Apple Logic Studio 8 から Logic Studio 9 にアップグレード後、WaveBurner に不具合が発生。

・新しくマスタリングプロジェクトを作成して保存すると、そのとき生成されたデータが「ファイル」ではなくて「フォルダ」になってしまう。

・保存するファイル名に「.wb3」拡張子を手で付記すると一応は「ファイル形式」として保存されるようなのだが、こんどはそのファイルを開く事が出来ない。


この問題が発生した環境は以下。

MacBook Pro 15inch
Mac OS X 10.6.1
Logic 9.0.1
WaveBuener 1.6.0


以下の手順で解消できた。


1. [ホームディレクトリ]/ライブラリ/Preferences/ ディレクトリ内の以下の二つをゴミ箱に移動する(念のため、まだ「削除」はせずともよい)
 com.apple.WaveBurner.LSSharedFileList.plist
 com.apple.WaveBurner.plist

2. 起動しているアプリケーションを全て終了させ、Mac を再起動する。

3. 再起動時、例の「ブォーン」が鳴った直後、キーボードの「Shift」キーを押したままにする。Apple マークが表示された後、画面下方に、普段は表示されない「プログレスバー」が表示されるはず。これが出たら、Shift キーから指を離す。

4. 起動すると、ログイン画面に赤い文字で「Safe Boot」と表示されていることを確認し、ログインする(「自動ログイン」に設定してても、Safe Boot モードだとログイン画面は出るようになると思われる。我が家は嫁さんと共用で使っているので従来からログイン画面を表示される環境なのでした)

5. ログインしたらすぐにふたたび再起動。

6. 問題が解決している、はず。


Apple サイトの WaveBurner ディスカッションボードなどで検索しても同様な問題が見つからなかったので、製品を購入して 90 日間は無償だという Apple サポートに電話してみた。

過去に同様な事例はなかったらしく、サポート担当者があちらの環境で再現試験を実施したところ、やはり MacBook Pro 上で再現が確認された、とのこと。

で、検証の結果、上記の手順で復旧が可能です、という回答をもらうことができて、無事問題解決と相成った訳。

やれやれ、、運が良かった、、

Apple サポート担当者サマ、ほんとありがとう〜〜


以下、反省文(苦笑)

そもそも、Mac OS X を 10.6.1 にアップデートしたことが間違いのもと。

それまでまったく問題無く動いていた Logic 8 が、アプリ終了時にゾンビ状態に陥る現象が発生しはじめてしまった。

コンピュータとの付き合いが古い人間の習性で、定期的に「保存」コマンドを実行しているので実害はなかったけど、どうにも気持ち悪かったので Logic 9 にアップデートすることにしたのだった。

数日前(9月22日)に Logic 9 のマイナーバージョンアップもリリースされてたしね。

それと、経験上 Logic ってバージョンが上がるごとに音が良くなっていくのでちょっとした下心があったのも事実です(今回のバージョンアップも結果的にやって良かったです、はい)


じつは現在ソロ作を鋭意ミックスダウン中。

もうすぐマスタリングに移行できそうか?というこのタイミングでの問題発生。アブねー。。


そんな大事なときに制作環境のアップグレードをする方が悪い。

反省。


でも音が良くなった、、、やっぱりアップグレードしてよかった。。はは(懲りてない)

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