2010-10-19

そこらに転がっている種

ここでいう「種」とは、例えば出会いの機会、創作意欲のきっかけとなるもの、自分が成長するための肥やし、なんでも当てはまるのだけれど、つまりはそうしたものたちのこと。



昨晩は、東京造形大学に赴いて 11 月の「写し絵」の打ち合わせに参加してきた。

Hachioji 影絵プロジェクトの面々は、いまの時期いろいろ忙しくて大変だと思うのだけれど、けっこう制作を進めていて嬉しい驚き。

かんたんなプロットを見せてもらい、ぼくが担当する音楽のプランはあらかた思い浮かんだのであった。

たぶん、ぼくのなかのひとつの側面を掘り下げることができる、いい機会になるとおもう。

11/27 に江東区の中川船番所で幻燈上映会やります。



打ち合わせ後、首藤さんと相原駅前の立ち飲み屋で今週末の打ち合わせなどを、樽ハイなどすすりながら。

首藤さんのタバコが切れ、携帯灰皿の中からシケモクを取り出そうとしているのを見かねて、カウンターでひとり酒をすすっていた見知らぬお客さんが 2 本、提供してくだった。

値上がりして貴重なタバコを 2 本も!(苦笑)

世の中、こうした「ちょっとした」善意で成り立っている、とぼくは再確認したなぁ。 そんなに大げさな話じゃないのかもしれないけれど。

ニコチンが廻り、脳みその巡りが滑らかになったおかげで、打ち合わせは順調にすすんだ。

ありがとう、見知らぬ方よ。

ちなみに僕は「なんとなく禁煙中」なので立ち飲み屋では一本も喫まなかったけどね。



今月末、坂本宰の影@Plan-B 公演があるのだけれど、今朝、影の本体からメールが来てて、当日スタッフとしてお手伝いをさせていただくことになった。

ぼくのガタイをかんがみて声をかけてくれたんだと思うんだけど、ちょっとした力仕事のお手伝い(なので共演、じゃないです)。 

それで、何通かやりとりした坂本くんとのメールのやりとりの中で、かれが今年の春頃に言っていた「今年のテーマは『出会い頭』」という言葉のとおり、素敵な面々との共演である感じがひしひしと伝わってきて、そういうところからこちらも刺激を受けるのであった。



日常の、なんでもないようなところに、こうした種たちはたくさん転がっているのだな。

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