二日間にわたって開催された『しあわせな泡』、無事終了しました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
関係者各位、お疲れ様でした!
この前にやった多摩センターでの幻燈のときもそうだったのだけれど、完パケさせた音源を使った上演+生演奏、というフォーメーション。
今回の演目のうち、第一部に限った作業の流れは、
[1] 東山佳永による、コンセプトイメージを綴った詩がまずありき
[2] 山口洋佑による、詩を踏まえてのコンセプトアートの制作(これが DM のイラストとなった)
[3] シューヘイによる、詩やイラストを踏まえコンテンポラリーダンスを前提とした楽曲の制作
[4] 歸山幸輔による、詩や楽曲のヴィジュアル化(Jelly Fish Screen インスタレーションの制作)
[5] 東山佳永による、身体表現(コンテンポラリーダンスの振り付け考案と体現)
という、わかりやすい 4者のコラボレーションであった。
本邦初公開となる Jelly Fish Screen を取り入れたパフォーマンスの構築、コンテンポラリーダンスとのコラボ、という、ぼくにとっての二つの「初体験」があったのだけれど、楽曲制作中はかなり、楽しかった。
要するに、ぼくは妄想で曲を作るのが楽しいんだな。
妄想は、言葉ではうまく他人に伝播しない。
言葉というのは、直接的なイメージを伝えるには便利だが、なんだかわからない曖昧模糊としたものを伝えるには不自由すぎる。
その点、言語とは対照的な音楽は圧倒的に有利である。
まず言葉ありき。
それを、どうやって抽象化しようか、あれこれ妄想を駆使したのであった。
二部は、逆に言葉を主としたパフォーマンス。
「歌」は、要するに音楽の言語化である。
いったん抽象化させた世界観を、今度はくっきりと輪郭を持たせる作業。
これも、やってみてかなり楽しかった。
いろいろ勉強になることも多かったし、いい経験させてもらいました。
さて、次は首藤さんの幻燈写真!!
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