昨日、阿佐ヶ谷「にぎやかな風」でのイベント『some kind of guitar(s)』にご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
集客面のことはいつも永遠の課題なのだけれど、ちょうど席が埋まるくらいのお客さんに来ていただけたことがとても嬉しかった。
そして終演後にみなさんにこにこして帰って行かれたのを確認して、それだけでもうあのイベントはやってよかったのだな、と実感。
まぁ、みなさんがにこにこしてたのは、もしかしたら最後にぼくがボロボロ泣きながら締めたのを見て苦笑していただけなのかもしれないけど(笑)
昨日の民族さんの演奏は、しっかりと書き起こされた譜面をもとにしたものだった。
もともとは彼が主催する FLY というユニットのために書かれた楽曲を、たった独りでギターで再現する、という試みだったようだ。
楽曲もさることながら、ギターアレンジのアプローチが素晴らしい。
ぼくもあんなギター弾いてみたいなぁ、となかば羨望のまなざしで演奏を拝見した。
藤井くんのソロは、彼のキャラクターがもっとも良い方向で表現されているのではないか。
彼のバンド堕空とか、フリーロックセッションでストイックなギターやベースを弾いているのも格好いいんだけど、ギター一本だけって状況になると彼のもっている美学がよりストレートに現れていたように思う。
アントニオ猪木との思い出を歌った「アントンサマー」や昭和初期の歌謡曲「シャンランぶし」みたいな曲をカバーするあたり、振り幅が広く聴いててどれも新鮮な驚きがあって良かった。
そんで僕の涙腺を破壊した山際さん(笑)
演奏が始まって 5 分もしたらもう涙と鼻水で僕の顔はぐしゃぐしゃでしたがな。
世のギター少年たちよ、悪いことは言わないから山際さんのギターを聴いて戦慄しろ。
いざやってみたら思っていた以上にみんないい感じでバラバラのスタイル/表現だったなぁ。
贅沢なイベントになったと思う。
企画をやらせていただいた「にぎやかな風」の谷口マルタさん、当日お手伝いしていただいたW瀬さんに、感謝。
〜〜〜
「にぎやかな風」をあとにして、山際さん、割礼のビジュアリスト岩下さん、客で来てくれてたズボンズというバンドのベーシスト moostop くん、あと僕の 4 人で吉祥寺に流れて打ち上げをしていたら、渋谷でソロライブがあった割礼の宍戸さんが同じ店にたまたまふらりと登場して、合同で打ち上げと相成った。 最後にこんなサプライズがあるなんて。
やがて、別口で打ち上げていた民族さんも合流してくれて結局 3時くらいまで。
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