10月、二つのイベントに出演します。
詳細はこちらをどうぞ
10/9〜10/10 の『しあわせな泡』について。
阿佐ヶ谷に「ギャラリー白線」というお店があるのを知ったのは、去年、ここで山田勇男監督の「蒸発旅日記」上映があり、それを観に行ったのがきっかけであった。
そのとき、首藤幹夫さんの幻燈写真上映(首藤さんは「蒸発〜」の撮影現場でスチールを撮影していて、その時の素材を使った幻燈であった)も併せて催されたのだが、白線に常設されていた CD プレイヤーで幻燈用の音源がかかった瞬間、うわなにこの音、とかなり衝撃を覚えたのであった。
ものすごく、澄んで綺麗な音。倍音の豊かな再現性とか、半端じゃなく美しい。
訊けば、白線スタッフ(というか共同経営者?)の歸山くんの趣味がオーディオであると。
肝は、アンプとスピーカーであった。アンプは真空管モノ。スピーカーは、なんと自作。
なんでも、実益を兼ねて売り物用のスピーカーを現在製作中とか。
こういう環境で音楽を流してみたいなぁ。ぜひいつかここで何かやらせてください、みたいな話を、その時した。
で、いろいろ縁あってついに機会がやってきたのだ。
昨夜白線にてリハーサルがあり、本イベントのためにぼくが作った楽曲を、歸山くん製作のオリジナルスピーカーで鳴らしてみた。
これがもう、大変に美しい。あ、楽曲が美しいのは言わずもがなで(えへへ)、再生状態が、である。
繊細な音をいろいろ入れてみているのだが、想像していた以上に、素晴らしい音であった。
ライブにお越しいただいた際には、ぜひそれがどんな音なのかってあたりも体感してほしい。
とはいえ、歸山くんのインスタレーション、東山佳永さんのパフォーマンスがさらに輪をかけて美しいので、そっちにすべてを奪われちゃうのは全然アリということで。。
で、そんな白線との出会いのきっかけを作ってくださった首藤幹夫さんの幻燈写真上映会も 10/23〜10/24 にあります。
場所は、東京での幻燈写真上映ホームグラウンド、下北沢・LA CAMERA。
じつは、ここも音がとても素晴らしい。グレードの高い民生機があるんです。
こちらの詳細については、目下色々と調整中。
東京造形大学での影絵(幻燈)プロジェクトを経過してきたあとの幻想写真上映になるので、何かが多少なりとも、変異しているであろうと思われる。
今年は、ほんとに幻燈業界に関われて良かった。
暗闇の中、浮かび上がる幻に現を抜かしましょう。
終演後には、持ち込みの簡単な打ち上げを同会場でやる予定なので、こちらもぜひどうぞ。
今回は自分も何かツマミ的なのを作って持って行こうかな。
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