朝起きて、窓の外の様子を見て思わず嘆息。
一足しかないスニーカーを履き、くるぶしの高さより積もっている、ほぼシャーベット状の雪を踏みつけながら、なんとかバス停へ。
ぎりぎりでバスには乗れたが、三鷹駅に着くと中央線のホームはロックアウトされ、構内に長蛇の列ができている。
やむなく駅周辺を徘徊し、空いていそうな喫茶店を見つけて暫し退避。
いまどき珍しく分煙になっていない店内には50年代のオールディーズが静かに流れ、注文したモーニングセットもコーヒーもとても美味。
小一時間ほど本を読んでやり過ごし、徐々に走り始めた電車とバスを乗り継いでなんとか仕事場の近くまでたどり着き、すぐに近所のホームセンターに入ってゴム長と靴下を買う。
夕方、調布駅で嫁さんと待ち合わせ、「かつ元」へ。
ロースカツ定食とカキフライで夕餉。
ロースカツは、ちゃんと火は通っているのだが、噛む必要がないくらいほろほろと柔らかい。
いままで食べてきたのはいったいなんだったろうと思うほど、衝撃的。
カキフライは、生涯初めてといっていいほど身が大きく、齧ると旨味のつまった汁がほとばしる。
えらく豪勢な食事になったが、朝から雪のせいでてんやわんやだった一日をなんとか無事に過ごせたご褒美ということで。
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