2017-03-06

畳、病院、芝居

朝、我が家の和室にある衣類棚や小物を寝室や脱衣室に移動し、ある部分については 17 年分の溜まりにたまった埃を掃除。

この家に住むようになって初めての畳替えだが、17 年もそのままというのはさすがにほったらかし過ぎたか。

そうこうしているうちに畳職人が来宅。

手際よく全ての畳を剥がし、あっという間に引き取っていく。

昼過ぎ、鮮やかな草色に張り替えられた畳が搬入され、和室がやっと落ち着いた雰囲気に蘇る。


猫達にかなり早い夕餉を与え、小雨が降る中をチャリで調布駅に向かい、電車で北品川へ。

嫁さんを見舞い、畳を張り替えたばかりの和室の写真を見せるととても喜んでいた。


夕方、北品川から京急に乗ってそのまま電車一本で浅草へ。

浅草九劇の杮落とし公演「あたらしいエクスプロージョン」を観劇。

作品としては、オーラスのカタルシスがとても詩的で素晴らしいのだが、キャストに与えられたセリフが「この役者はこうセリフを操るべきだろう」と期待を裏切らないように書かれていたのかどうかはわからないが、ちょっと演出が観客に迎合し過ぎではなかっただろうか。

俺としては、もっとテント芝居臭さを脱却した大鶴佐助が観たかったのだが。


観劇後、台東区の台東まで歩き、「がンクラ」でイカ焼きそばを肴にレモンサワーで軽く晩酌し、岩本町から都営新宿線に乗って帰宅。

0 件のコメント: