2017-12-02

えんとつシアター初日

朝、会場の「えんとつシアター」へ。


よく考えてみると、鳥山さんの現場に関わるようになって初めての、「普通の劇場」での仕込みであった。

音響装置は劇場の常設を使わせてもらえたので設営が楽であった。


昼、近くの市場の中にある洋食屋でカツカレーと豚汁で昼食。

寒いので暖かい食事が沁みる。


「えんとつシアター」はビルの地下階にあるが、このビルは2Fから6Fまでがライブハウスが入っており、そのうちの一つのハコで同じ日にヘビメタバンドのライブが入っていた。

夕方近くに舞台の設営が終わり、やっと音出しができるようになった途端に上の階からどどどどどどと、低音の振動が響いてくる。

客席にはあまり聞こえないのだが、音響&照明ブースに居るとうるさくて仕方がない。

これも試練だと思いながら、耳の神経をいつもの倍以上にそばだて、本番前の通し稽古を済ませる。


夜、新潟市「えんとつシアター」での初日。

ほんの一瞬、フェーダーの操作を誤るというミスを犯してしまい、思い切り冷や汗を掻く。

しかしながら、昨夜、寝酒を飲みながら鳥山さんと練った新しいエンディングのプランはうまくできた。


昨夜は刺青お断りのため俺だけスーパー銭湯にディスられてしまったので、終演後にひとりで別の普通の銭湯に行き、手首までびっしりと刺青の入った本職の方々と一緒に1日ぶりの風呂に入り、宿舎に戻って今日来てくださったお客さん方も交えての打ち上げ。

新潟には往年の近藤結宥花ファン、沖中咲子ファン、そして鳥山さんのファンの方々がいらしていて、楽しい宴は遅くまで続く。

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