善き脚本(ほん)があり、善き演出のもとに良い俳優がただただ演じる、という、ほんとにそれだけのシンプルなことなんだが、それがどれだけスゴいことかというのを、昨日の唐組公演を観ていてものすごーくよく判った。
台詞や演出、大道具、小道具、それら全てが織りなす、構造の妙。
ぼくはただただ驚嘆し、興奮し、最後はやはり、感極まって泣いていた。
やられた。まじやられた。
唐組の芝居を観ていると、自分がこれまでにいろいろ悩んだりしていたことに準えて、ものすごい大きな勇気をもらう。
なんなんだろう、この愛は。
開演前、ふと見上げると中秋の名月。
とても、感慨深い一日。
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