2009-10-04

掛け値無しに素晴らしい


唐組秋公演「盲導犬」@吉祥寺・三鷹の森、原っぱ広場

善き脚本(ほん)があり、善き演出のもとに良い俳優がただただ演じる、という、ほんとにそれだけのシンプルなことなんだが、それがどれだけスゴいことかというのを、昨日の唐組公演を観ていてものすごーくよく判った。

台詞や演出、大道具、小道具、それら全てが織りなす、構造の妙。

ぼくはただただ驚嘆し、興奮し、最後はやはり、感極まって泣いていた。

やられた。まじやられた。


唐組の芝居を観ていると、自分がこれまでにいろいろ悩んだりしていたことに準えて、ものすごい大きな勇気をもらう。

なんなんだろう、この愛は。



開演前、ふと見上げると中秋の名月。

とても、感慨深い一日。



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