スケジュールの都合でもう行けないかなぁ、と思っていた劇団唐組秋公演「盲導犬」。
今回はダブルキャスト。
日によって女優さんが変わるときいて、やっぱりいてもたってもいられず、ちょっと無理して昨日も観劇してきた。
いやー、こちらも、ほんとに良かった。 やっぱり観てよかった。
結局、ラストに近い某シーンでまたもや涙腺が緩んでしまうのだけれど、なんていうか、前回はじわーっと深く長くきたのが、今回はどばーっと一気にきた感じ。
打ち上げも良かった。
なんで唐組を観に来られる方々ってあんなにも面白くて素敵な人が多いのだろう。
ダブルキャストの場合、演出はやっぱり二通りあるんでしょうか、と某男優さんにうかがったところ、脚本を柱にしてあとは唐十郎さんは好きなようにやらせてくれるんだよ、とおっしゃっていた。
ああ。
その言葉を聞いて、またもや涙腺が緩む。
今度はスイッチが変に入ってしまい、タオルで顔を覆いながらわんわん泣くおれ。 あほかー
一緒に飲んでいた方々はそんなおれに苦笑しつつも、やはり某男優さんの言葉に感動されていたと思う。
みんなにこにこしてたし。
ブレない強靭さには、寛容さを孕んでいるのだなぁ。
ここしばらくいろいろ作業していたせいで、二週間ぶりくらいに酒らしい酒を飲んだ。
そのせいか、打ち上げもお開きとなり紅テントから出た時点でかなり足元が危うい。
おまけに前日、前々日とほとんど寝ていないせいもあり、目元もそうとうに怪しい。
公演のトイレで小用をすませ、さて歩き出そうかと思ったらシーソーかなにかの遊具に足を引っ掛け、あーれーとか叫びながら前倒しに地面に突っ伏すおれ。
それを高校生くらいの集団に目撃され、失笑されてしまう。
吉祥寺から歩いて帰るつもりだったのだが、こんなんじゃ無理、と思い、嫁さんに車で迎えに来てもらう。
家に着いたのは覚えているけれど、今朝起きるまでの記憶無し。
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