M-3 は、曲のタイトルが先にあった。
ゆっくり、ぐるぐるぐると永久運動しているイメージ。
リニアモーターカーにおける磁石の作用のように、ただ浮いて摩擦ゼロの世界でふわふわぐるぐると回転するもの。
なんでも回る。
血流は体中を回る。
地球は太陽の周りを回る。
電子は分子の周りを回る。
この世界は回るもので構成されている。
その回る物体を、音楽的に具現化してみたかった。
ぼくが絵描きだったら、たぶん、丸い麩のようなものを大小取り混ぜ、いろんな向きにたくさん描いただろうと思う。
だけどぼくは絵描きではないし、絵描きではないぼくが描いた丸い麩の絵をみてもたぶんぼく自身は「ぐっと」こなかっただろうと思う。
ところで、丸い麩っておでんに入れると美味しいね。
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