2014-10-31

10月31日

6:10起床

嫁さんを車で駅まで送り、掃除を済ませ、猫たちにご飯を与え、サラダで朝餉。گتاب استاد بهمن رجبی で تنبک の稽古をやり、茶助の爪を切り、車で仕事へ。

夕方、家路につく。途中、アメリカンスクールの横道を、仮装した群衆が埋め尽くしていた。スーパーで買い物をして帰宅。すぐにコンソメ風味の野菜スープをこしらえて夕餉。

گتاب استاد بهمن رجبی で تنبک の稽古。

録画しておいた「BS世界のドキュメンタリー/報道の自由と巨大メディア企業」を見る。
レーガン政権によって、GEとRCAの合併企業によるメディア支配の助長が効いた結果、アメリカのマスメディアの純度は一気に低下した。96年、クリントン政権が成立させた「通信法」によって「ディズニー+ABC」「VIACOM+CBS」「AOL+TimeWarner」などの巨大複合メディア企業が誕生すると電波、ネット、紙面を問わず、認識が現実となる壮大な虚構が生まれるようになる。
メディアが政府のプロパガンダのツールへと変容するプロセスは歯止めが利かなくなり、結果、911後にブッシュ息子によってイラクは崩壊することになる(大量破壊兵器の虚偽情報はアメリカ政府から一方的に提供されただけだった)

収益、政治的利益を優先する巨大メディアによって支配されたアメリカだけが問題ではない。メディアを操作することで大包囲網を築き、結果、日本での原発稼働を成功に導いた読売新聞社社主・正力松太郎の例にもあるように、日本でも他人事ではない。
しかし彼の国ではTVドラマ「ニュースルーム」、映画「グッドナイト&グッドラック」のような問題提起をする力が息吹いているだけ、日本よりはまだマシだ。

番組の最後で Democracy Now! のエイミー・グッドマン氏が「大切なのは、自分たちにとってなにが正しいのかを見極め、自分で決断を下すこと。企業のレンズやマイクを通さずに真実を知ること。それが私たちの身を守ることになる」と述べている。

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