「町田文学館ことばらんど」にて、「劇団大人の麦茶」の池田稔氏を朗読に迎えての影絵公演。
日影丈吉・作、「かむなぎうた」という短編作品の朗読と影絵。
そもそも朗読と一緒に影絵をやるというのが初めてな上に、作品そのものが、文体としてちょっと難解。
短い期間のなかであれこれと原文をいじり、絵や音の構成を首藤幹夫さんらと検討し、あっという間に本番を迎えてしまった。
いざ上演してみると、学生たちの動きも良く、池田氏の朗読にも熱がこもり、まぁまぁ良い出来だったのではなかったろうか。
文学館の谷口学芸員も、終わってすぐに嬉しそうな顔で感想を伝えにきてくれた。
音響係としては、以前に鳥山組の作品のために作った「風」の音が今回大活躍してくれたのが嬉しい。
泉鏡花2作品でさんざん使ったが、それぞれ違う鳴り方をしてくれたし、今回もまた、独特な風景をみせてくれたのだった。
撤収作業を終えて会場をあとにし、首藤さんと町田駅近くの魚料理の居酒屋へ。
魚が旨い! と看板に書いてあったので、太刀魚の炙りやほっけを注文してみる。
運ばれてきた肴はいずれも宣伝文句にたがわぬ、大変上等なものばかり。
とくに、北海道で食べたものを彷彿とさせるような、身の厚いほっけには感動してしまった。
ホッケとホッピーで、久しぶりに酔い気分。
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