イランでは、冬至の前日は「ヤールダーの夜(شب یلدا)Shab-e Yalda」と云い、家族親戚友人知人らとコタツを囲んでザクロやスイカなどの赤い食べ物やナッツなどを頬張りながら「生まれ変わり」のカウントダウンをするのだそうな。
昨夜がまさにそんな日だったが外出し難い事情があったため、一日遅れだがチャリで高円寺のボルボルに向かう。
ザクロとマトンの煮込み料理で夕餉を摂り、チャイを飲みながらガリユン(水タバコ)を燻らせ、のんびりとした時間を過ごす。
どうというほどのこともないひと時なのだが、不思議と店を出る頃には心や頭に溜まった澱が浄化されたが如く、身も心も軽くなっている。
帰宅し、録画しておいた「NEXTスペシャル 密着シリア難民 4000キロの逃避行」を見る。
一年でもっとも日の短い一日が、こうして過ぎていった。
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