ぼくは、音楽は生活に密着していてナンボ、だと思う。
朝、目覚めて最初に聴きたい音。
通勤時にイヤホンで聴きたい音。
昼ごはんを食べ、陽だまりのあたる心地良いベンチで煙草吹かしてる時に口ずさみたい歌。
一日の仕事を終え、どこかで一杯やってる時にふと耳についた音。
夜寝る前に、一日を静かに終えたいときに流したい音。
音楽、というよりも音そのものとは、そんなものなのだと思う。
ライブ、という「場」について、ハレとケを引き合いに出したこともあったが、日常と非日常などという一線など、ぼくにはもう必要がなくなってしまった。完全に。
その時に鳴っていてほしい音、というものを、正直に、できるだけ正直に鳴らせることができたらどんなにか素晴らしいだろう。
いま僕が住んでいる調布市という街で、もしくはぼくの生活に手の届く場所で、ぼくの生活に密着した音というものを出せるような、そんな何かをやりたくなってしまった。
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