2010-01-02

矢切の渡しは妖怪が飛び出る痘痕も靨

初詣は大晦日の深夜というか元旦の早朝に都内のプチドライブを兼ねて、というのが我が家の習わしだったのだけれど、今年は諸般の事情が重なったため、元旦の昼間に電車で行くことにした。

電車は、いつもの 1/10 くらいの乗車率。こういう伽藍とした東京っていいねぇ。

帝釈天で初詣を済ませ、厄除けもやってもらい、屋台でボリューム満点のチヂミや中華餅などを買って、すぐ裏の江戸川の土手で一休み。




そのあと、歌舞伎町の韓国広場に寄って韓国のインスタントラーメンを確保。

我が家の非常食はカムジャミョンである。


帰りに地元のパルコに寄ったら、妖怪の親分がぶら〜〜〜っと出没していなすった。

正月早々、ええもん見た。


夜、「AVATAR」3D バージョンを観る。



3D 初体験のせいか、最初は目が疲れてしょうがなかった。

最初の 30 分くらいはどうにも集中が削がれてしまったのだが、徐々に慣れてきて映画に没頭することができた。

が、こんどは 3D メガネがどうにもサイズが小さいせいで、コメカミの辺りがいててて。

あんな角度やこんな角度を試した挙句、「ツル」の部分を頭部にうまい具合に引っ掛けることに成功し、痛さも克服に成功。


以下、ネタバレになるので、まだ観て無いひとは読まない方がよろし。











これってどう考えても話の出どこは「風の谷のナウシカ」だよね。

「パクってる」っていうほどはっきりした痕跡はないのだけれど(いや細かくはあるけれど)、レファレンスされ、踏襲されているのはあきらか。

そんな訳で、ストーリーは、ちょいちょいナウシカ臭いのに目を瞑れば、面白い。

さらに CG 使いまくりの映像も、ちょいちょいナウシカ臭いのを忘れれば、まぁ面白い。

3D という目くらましもあり、娯楽としてはとても面白いのだけれど、オチは「自然は大事にしよう」的な説教をされているみたいて、「おまえにいわれたくねーよ!」(笑)とつい呟いてしまった。。

0 件のコメント: