朝、病院からいただいたサンプルのウェットを、「あーん」させたふわ吉の口の中にぽい、っと与えてみる。
このウェットは匂いも味もふわ吉の好みではないことは重々承知なのだが、弱っている消化器官をケアするタイプのものなので、がまんしてなんとか食べて欲しい。
ほんの少量を指でつまみ、なんどか口内に放り込んでいるうち、結果的に小さじ一杯分くらいの量は食べてくれた。
昼、朝のときと同じ要領でウェットを小さじ一杯分くらい与える。
少しずつ「食べ物」が体内に摂取されはじめたのをじっくり実感してほしいが、家の片隅に小さく丸まって休んでいるふわ吉を、いまはじっと見守ることしかできず。
夕方、茶助が例によって「飯の時間なんですけど」と俺に言い寄ってきたが、なんとふわ吉も一緒になって「そうだそうだ」かなにか喚いているではないか。
もしかしたらこれは「食べられそう」ということか。
試しにチュールの半分を皿に盛ってみたらぺろぺろと完食。
おおお。
残りを与えたらそれも平らげてくれたので、もう一本、まるまる与えてみるとなんとか頑張りながらも、皿は綺麗になった。
夜、ためしにカリカリを少量とチュールを一緒に盛った皿を与えてみると、どちらも綺麗に食べてくれた。
これは間違いなく、今日がふわ吉の復活の日。
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