某知人による、室内楽のミニライブを聴きに行く。
会場は、録音も可能なほど吸音防音がすばらしい、音大のある某市が運営している音楽スタジオ。
演奏が始まると、楽器の音が超絶に生々しい。音の細かいニュアンスが余すところなく素っ裸で聴こえてくる。
これは、奏者は緊張するだろうなぁ、と思って聞いていたら、やはりというか、途中で幾度かずっこけていた。
終演後に声を掛けてみると、しかし本人は本番の出来はまったく意に介していない様子。
そのときの彼の人の佇まい方を、俺はどう受け取ったら良いのか。暫く考えながら、家路に就いた。
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