2013-10-11

10月11日

6:20起床

雨が降っていたので嫁さんを車で調布駅まで送る。帰ってサラダとバナナで朝餉を済ませ、掃除をして Frame drum 稽古。少し早めに車で仕事へ。

昼過ぎで仕事を早引けし、一旦帰宅。この頃には雨はあがり、ピーカンになっていた。朝は肌寒かったのにまた夏が戻って来たような暑さ。ぐっしょりと汗をかいたのでシャワーを浴び、ついでにひげを剃る。髪を乾かして肩や肘にお灸を据え、久しぶりに瞑想をやる。

夕方、Frame drum一式を携えて内幸町の某有名ホテルへ。さすがに国際的なホテルだけあって世界の潮流に敏感なのか、喫煙所が見当たらない。売店でタバコを売っていたのでお店の人に喫煙所の場所を訊くと「地下街の一番奥にある」とのこと。重い荷物を持ってホテルの中を歩き回り、やっと喫煙所を見つけた。天国。



ロビーに移動し、約束の時間にフロントサービスから宿泊客の部屋に呼び出しをお願いする。すると今回の日本ツアーのコーディネイトをされている方が電話に出てくれて「音楽室がこれから30分後にしか借りられなかったんです」とのこと。それでまた重い荷物を持ってこの世の果てにある喫煙所に移動して時間を潰す。

再びロビーに移動してソファに座り、その時が来るのをじっと待つ。
このロビーはとにかく豪勢で、行き来する人たちも国際色が豊か。夢の世界にいるような気分になってきた。



頭がぼうっとなりかけた時、おもむろに彼が目の前に現れた。あちらも俺の傍らにある楽器ケースに気づき、お互い目が合う。おおお、本物の Glen Velez師!!!
近くに駆け寄り、ご挨拶を済ませる。もう1、2名来る予定だよ、と云うのでしばし待つあいだ、気がつくとお互いにいろいろと話をしている。とにかく、気さくで話がしやすい方。
結局、「もう1、2名」が来ず、二人で音楽室へ移動する。街のリハスタを想像していたが、実際はふっかふかのカーペット敷にふっかふかの豪華なソファ、それにグランドピアノがデンと鎮座している「金持ちの趣味の部屋」みたいなところだった。さすが一流ホテル。そんな一流ホテルの「音楽室」で、あの Glen Velez師とふたりっきり。サシでレッスンを受けられるなんてほんとに夢のよう。だが音が出始めた途端に最大限の集中力を以てして Frame drum の世界に没頭。それで、あっという間の90分が過ぎてしまった。

こちらの拙い英語でもじっと言葉を待ってくれて、訊きたかったこと、教えてほしかったことをきっちり話してくださった。無限大に懐の広い方だった。ありがとうございました、Mr. Glen! そして、この機会が生まれるきっかけを与えてくれた船原さん、立岩さん、はるひさんに深く感謝!!



レッスンを終えて家に帰ろうとしたが、あまりに上気していて反対側の電車に乗ってしまった。なんとか調布駅にたどり着き、待っていてくれた嫁さんと落ち合ってアイリッシュパブへ。今日はなんだかビールが飲みたい気分。Glen 師のテクストで練習し始めている嫁さんに、師とのレッスンの模様をあれこれ報告する。1パイントのハイネケンとコロナ1本でかなり酔っぱらったので帰宅。

家でも少しだけ日本酒を飲む。案の定、すぐに落ちた。

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