朝、アゴと昆布でだしをとり、筑前煮のような汁ものをこさえ、そこに焼いた餅を加えて雑煮にして朝餉。
録画しておいた映画やドキュメンタリーをみる。
「華麗なる一族」あの、まばたきの少ない大きな眼で喜怒哀楽を演じきる仲代達矢の、激しい情熱を演じる側面が見られて満足。
「平成ジレンマ」小中高と体罰を受けてきた俺には、逮捕前の戸塚宏氏にとっての教育というものの考え方は過激すぎたし受け入れがたいものだが、出所後、スクールで自殺してしまった子に対する眼差しに偽りはなく、根底にある戸塚氏なりの愛には感銘を覚える。
「ヤクザと憲法」時折、ディレクターか誰かの無邪気な質問が聞こえてきて、それに返答する被写体の姿があまりにも自然で驚く。警察の手入れの場面で、撮影隊が官憲に食ってかかるところでは無性に発奮した。
二つのドキュメンタリーは同じチームによって作られた作品。二つをみて驚いたのは、ドキュメンタリーですら、ディレクションによって少なからずフィクション化する傾向があると思っていたが、ここまで純粋に現実をただ切り取るだけに徹した作品というのはすごい。
夜、納豆餅で軽い夕餉。
ただでさえ喉に詰まりやすい餅なのに、納豆のせいでさらに気管に滑り込もうするので大変危険な食事であった。
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