2013-07-20

7月20日

8:00起床

明け方の5:00頃まで「天国の発見」を読んでいたにもかかわらず、起きてしまった。
焼きフランクとコールスローのサンドイッチで朝餉を摂り、しばしソファで何をするでもなく、ただただぼうっとする。目の前で寝不足のモヤが漂っている。朝寝しようかな、と思っていたところにインターフォンが鳴った。マンションの管理会社の人だった。今日は理事会だったのをすっかり忘れていた。慌てて顔を洗い、一階ロビーに駆け下りる。

会合であれこれ喋っていたらすっかり目が覚めてしまった。家に戻り「天国の発見」続きを読む。あと少しだったのですぐに読了。ものすごく久しぶりに、それこそ数年ぶりくらいに寝る時間を惜しみ活字を追うことに夢中になった。

Tonbakの稽古を始めるが、寝不足な身体がなかなか機敏に動かない。Riz を、16分音符ではなく、8分で刻むようにしてやる。いつも、16分で力技っぽくやろうとするが、今日のように身体が緩慢なときは気分も緩めて大割の音符で確実に「打つ」ことに集中してやってみる。

夕方、タバコを喫みにベランダに出ると、かなり涼しい。エアコンを止めて窓を開け、楽器の稽古は止めて、図書館から借りて来た梁石日「裏と表」を読み始める。日がかわるちょっと手前で読了。おれがちょうど上野のぬいぐるみ屋やジャズバーで働いていた頃の話。話の舞台は神田神保町〜銀座近辺で、バブル全盛時期から崩壊した直後まで、まさにあのあたりの雰囲気をよく覚えているので、読んでいて懐かしくも腹立たしい「あの頃」を思い出してしまった。ただ、人物設定の意外性にちょっと無理があり、「天国」を読んだ直後だったこともあって安っぽい韓流ドラマのような印象に終わってしまったのが残念。

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