2024-10-19

中野坂上、幡ヶ谷

早朝、茶助に起こされ、猫たちにご飯を与える。

朝、レトルトの卵粥、サラダ、納豆で朝餉。

午前、近所のスーパーに食材を買い出しに出かけ、家に戻って昼の仕込みを開始。ところが、勝ってきた南瓜を切ってみたら中身が傷んでいて、これはさすがに使えないのでレシートを持って再びスーパーに出かけ、別の南瓜と交換してもらう。

昼過ぎ、ベーコンととしめじのペペロンチーノ、南瓜サラダで昼餉。

南瓜は蒸した南瓜をボールに移し、塩胡椒、シナモンパウダーで下味と風味を付けて木べらで潰し、胡桃、レーズンを加えて、最後に軽くマヨネーズで和えて完成。お手軽だけれども、美味。あさりのダシダで風味を付け、ナンプラーで塩味を加えたたパスタも良い出来。

食後、電車で中野坂上へ。オルタナティブスペースRAFTにて、劇団じゃけん演技研究発表会 別役実「壊れた風景」を観劇。

別役さんの芝居を初めて観る。別役実といえば不条理劇、というが、登場人物らの会話が、日常的に起こりうる「齟齬」をテーマにしている様で、まぁ確かに話の進み方は不条理的ではあるのだが、光景としては「よく見かけるもの」という印象。それにしても、会話が噛み合わない芝居なので、話がなかなか前に進まない。途中、2度ほど意識が飛んでしまったが、、それでも芝居のテイストに慣れてくると、面白い、と感じるようになってきた。

終演後、出演者のひとり、東京造形大学の写し絵公演でご一緒だった日与十津子さんと会場内でしばし四方山話。良い芝居を観たあとで話がなかなか尽きず。

夕方、会場をあとにし、歩いて幡ヶ谷を目指す。さっきまで小雨が降っていたようだが、いまは雨が止んで、濃厚な金木犀の香りが街中に漂っている。通りのラーメン屋や焼きとん屋の前を過ぎると、金木犀の香りの中からラーメンのスープの匂いや肉が焼ける匂いが明確な角度で漂ってきて、「街を歩いている」ことを強烈に実感する。コロナの前は、こういう街歩きを楽しんでいたような気もするが、なんだか遠い過去のような。

夜、幡ヶ谷に到着。「餃子が主役」に入り、焼き餃子、水餃子を肴に軽く晩酌。

店名に謳うほどの餃子は、確かに美味。でも日本人がガチ中華を模倣している風の店で、何かが物足りない。

幡ヶ谷から京王線に乗って調布に戻り、小雨が降る中、帰宅。

缶チューハイを1本だけ空け、睡眠導入効果つきのピルクルを飲んで就寝。


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