早朝、ふわ吉が床を掻く音で起こされる。音がしたのが二か所だったような気がしたので調査したところ、キッチンと和室に、それぞれ一回分ずつくらいの床うんこが転がっていた。
朝、インスタントの醤油ラーメン、サラダ、納豆で朝餉を摂り、車で登戸の仕事場へ。
昼、いったん家に戻り、太鼓を携えて電車で渋谷へ。井の頭線の改札を出て246〜明治通りを歩いてJRの宮益坂側出口に向かう。
20年以上前は仕事で毎日通っていた街だが、その頃もいまも、軽薄なこの街が好きになれない。
待ち合わせ場所で北川くん、大橋瑞穂さんらと落ち合って都バスで麻布方面へ。
午後、南麻布のイラン大使館に到着。会場となるホールでさっと設営を行い、その場にあった機材を勝手に引っ張り出してサウンドチェックまで済ませる。
夕方、ひとりで四の橋商店街をぶらぶら散策し、街中華らしい店を見つけたので暖簾をくぐり、肉野菜炒めを肴に生ビールで軽く晩酌。
夜、イラン大使館主催の「シャベ・ヤルダー」開演。大使やイラン文化センター職員らのスピーチのあと、我らの演奏、第一部開始。
第一部のあと、東京外語大の学生らが壇上でペルシャ語の詩を朗読するコーナーがあり、急遽 BGM を担当することになった北川くんの演奏がとてもよかったし、詩の朗読もお見事であった。こういうのを日本に居ながらにして聴けるなんて、贅沢なことである。
その後、第二部の演奏も無事に終えて、我ら演奏隊のお仕事は終了。
今回のイベントには、東京外語大と中央大の学生等ら大勢参加していて、盛況であった。
イベント終了後、参加者全員に配られたナッツの詰め合わせやイラン風お弁当を我らも頂戴して、楽屋で食す。
久しぶりにイラン弁当食べたなぁ。野菜っ気がまったくないけれども笑、とても美味でした。
大使館前でみんなと別れ、一本松坂を歩いて元麻布周辺を抜け、麻布十番を目指す。
30年くらい前、芝大門に住んでいたころはこのあたりも散策コースでよく通った道なのだが、風景があの頃とはまったく違う。当時はまだ昭和っぽさが残っていたように思うが、いまは嘘臭い近未来感のせいで風情も何もない。
麻布十番駅から電車に乗り、大江戸線〜京王線と乗り継いで調布に戻る。京王線の車内は、かなりひさしぶりに味わう超ラッシュ。相変わらず、他人に寄りかかってスマホを弄るばかが多い。
帰宅し、シャワーを浴び、日が変わる頃に就寝。
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