朝、寝坊して起床。寝坊とはいっても日が昇り始めた時間ではあるが。。
午前、ゆっくりめに宿舎を出て、公演会場の斜向かいにある「茶苑」という古民家をリノベした喫茶店へ。ピザトースト+ハムトーストのモーニングセットで朝餉。
食後、会場入り。昨夜の公演中、スピーカーが何かの物体に干渉したようなノイズを発していたので、その対策を済ませる。
午後、千秋楽公演。
今日のハーフタイムショーで歌ってくれるのはマハラジャ座長、藤田直秀さん。さすがは座長。観客を大いに沸かせてくれた。感謝。
泉鏡花作品はこれまでいくつか上演してきているが、「高野聖」は鳥山さんにとって20年越しの念願が叶った朗読劇。浅草橋、岡山、そして田原で公演を行ってみて、ひとつの到達点にたどり着いた感がある。大正の幻想作家が遺した言葉は、歌舞伎や映画、それにいわゆる朗読など、様々なフォーマットで表現されてきたが、鳥山さんによって新しい道がまた一つ、開拓されたと思う。
夕方、会場のバラし作業。豊橋で活動している別の劇団の方など数名の若者が助っ人に加わり、気がつけばけっこうな大人数で一気に仕事が進んでいた。
夜、本来の「明治の商家」の状態に戻った公演会場内で、関係者全員による打ち上げ。持ち込んだギターの伴奏で今回の劇中歌を歌う者がいて、いかにも劇団の打ち上げらしい光景。
楽しかったタハラジャさんらとの合同公演もこれで終わりかと思うと、珍しくちょっと寂しい。とはいえ、こうやって出会いと別れを繰り返すのも旅の醍醐味ではある。
宿舎に戻り、今日も藤田家のお風呂をお借りし、日が変わった頃に就寝。
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