朝、太鼓を携えて新宿へ。
関西からライブのために来京されているサントゥール奏者の谷正人さんと、カラオケボックスでしばしイラン音楽のセッション。
サントゥールという打楽器のような弦楽器とのアンサンブルは、互いのパッセージのバランスをとるのがとても難しいが、そこが楽しみでもある。
普段あまりセッションする機会のない楽器でもあり、いつもとは違う脳みそを使いまくり、終わる頃には心地よい疲労感で満たされる。
谷さんと別れ、仕事に向かおうと電車を待っていると知らない番号から携帯に着信あり。
最初は無視していたがなんどもかかってくるので途中下車してこちらからかけ直すと、相手は嫁さんの勤め先の方であった。
風雲急を告げる。
仕事先で嫁さんが倒れ、救急車で搬送されるというので、慌ててとんぼ返りで新宿に戻り、そのまま搬送先の病院へ。
軽い脳出血との診断で、幸いにも出血範囲が小さいこと、出血も少ないということで大事には至らなかったが、集中治療室で面会した嫁さんはまるで AKIRA のように身体中から点滴やらなんやらで管という管に巻きつかれていて、さすがに肝を冷やす。
医師から診断の詳細を聞き、入院の手続きに必要なものを取りに一旦家に戻り夕方、車でふたたび病院へ。
昼間よりもずいぶん容体が落ち着いた嫁さんと少し話をし、嫁さんが家から持ってきてほしいというものをメモに控え、病院をあとにする。
帰宅し、猫たちに「しばらくおれたちだけだよ」などと話すと、猫たちはわかったようなふりをして目をパチリ、と瞑る。
猫たちは俺の気持ちがわかるんだなぁ、と思っていたが、しばらくすると晩飯をはやくくれ、と騒ぎ出す。
結局、彼らは同情と食い気は別なのだ。
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