新宿、三鷹

朝、嫁さんと車で新宿に向かう。五十日（ごとおび）らしく、どの道もむちゃくちゃな渋滞。ここまで酷いとは思っていなかったのでさすがにちょっと焦ったが、奇跡的にほどよい時間に病院に到着。

嫁さんは、結局手術を受けることを決心し、そのことを先生に伝えるのが今日の目的だったのだが、ここで思わぬ展開。いまの主治医は実は2代目。初代主治医の先生は定年を迎えてこの病院をお辞めになった、と聞いていたが、三鷹に新しく出来た病院のセンター長として現役で診察されており、現主治医の先生が三鷹の病院に連絡を入れ、引き継ぎが可能かどうかを打診してくれていたらしい。2代目の先生と嫁さんは相性問題があって折り合いが良くなくて、俺もなんとなく初代の先生だったらなぁ、などと夢想していたのだが、それが実現してしまった。なんという僥倖。これで、きっとすべて上手くいく。迷わず、紹介状を書いてもらって三鷹で手術を受けることにしたのであった。

午前、朝来た道を遡り、三鷹へ。最初の受け持ちだった先生と、久しぶりにお会いする。嫁さんが改めてもろもろの検査を受けている間、病院の近所をぶらぶらと散策。かなり居心地の良さそうな喫茶店を発見し、モカコーヒーを注文。喫煙可能な店内は、豆を煎った薫りやタバコのヤニの匂いが立ちこめていて、なんとも落ち着く。運ばれてきたコーヒーも大変に美味。

時間潰しに、昨日届いたばかりの「タブレット純のムードコーラス聖地純礼」を読み始める。タブ純、文章はめちゃくちゃ面白いんだけど、読んでてなんだか酔っ払いそうになった。。なぜ。。。

午後、検査や診察も全て終わり、最後に入院にあたっての説明を聞いて、終了。

夕方、帰宅。もうこんな時間だけれど、ちょっとだけテレワーク。完全に無償奉仕になってしまったが、さっきの待ち時間の間に、良いアルゴリズムが浮かんでしまったので書かずにいられない。

夜、芋焼酎の水割りで晩酌をしつつ、さわこちゃんのインスタライブを視聴。若い子がイランの音楽・文化を熱く語っているのが嬉しいなぁ。

今日をもって、人間も猫もみな2月生まれの我が家は無事、1つずつ年をとり終えた。これからの一年も無事にすごせますように。