早朝、猫たちとほぼ同時に目が覚める。
朝、サラダ、納豆、薄く焼いた卵焼き、トーストで朝餉を摂り、テレワークで仕事開始。
昼、雑穀米、西友のマッサマンカレーで昼餉。やっぱりこのカレー、美味だなぁ。
夕方、キックボクシングジムで千羽さんのクラス。大汗を掻く。
夜、スーパーで割引札が貼られた惣菜を買い、帰宅。シャワーを浴び、買ってきた酢豚、鶏唐揚げを肴に、350mlの缶チューハイを1本だけ空ける。
近代イラン音楽における、トンバクという打楽器の可能性を飛躍的に向上させた立役者、バフマン・ラジャビ先生がお亡くなりになったことを知る。トンバクをやり始めた当初、先生の教則本をトルコのショップから空輸で取り寄せ、2年くらいは毎日のように反復練習に勤しんだ。おかげで、トンバクという相当難しい楽器の「基礎の基礎」はなんとか身についた。
2018年、テヘランの某楽器屋でトンバクを試奏させてもらっていたら、店内にいた客のひとりが、「おまえそれどこで習った?」と訊いてきたので、「ラジャビ先生の本で勉強したんだよ」と応えたところ、なんとその方はラジャビ先生の教え子であった。なんなら先生に紹介してあげるよ、と申し出てくれたのだが、いろいろあって遠慮してしまった。日本に帰ってきてから、やっぱりお会いしておけばよかったかな、とちょっとだけ後悔していたが、ラジャビ先生特有の練習方法は教則本にしっかり書かれているし(ときどき信じられない悪口が混じっているが、、笑)、まぁ、楽器屋の件は一つの思い出、ということかな、と。
ホセイン・テヘラーニー先生とラジャビ先生という二本柱が、現在のトンバク奏法の礎になっていることは間違いない。お二方が居なかったら、もしかしたら今のイラン音楽の様相はまったく違っていたかもしれない。それほど偉大な先生がこの世を去ったことに、喪失感は否めない。
そもそも、ラジャビ先生の教則本がなかったら、俺はトンバクという楽器をこれほどは愛せなかった。お会いすることは叶わなかったが、先生の偉大な存在は心の中にずっと残っています。
ご冥福を、心からお祈りします。
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