2025-09-16

病院、西早稲田

早朝、自然に目が覚め、一緒に起きだしてきた猫たちにご飯を与える。

朝、レトルトの梅粥で朝餉。

午前、かかりつけの内科医へ。高脂血症の薬を処方してもらいつつ、腹を診てもらう。俺がもしかしたら、と思っていた虫垂炎を、先生も最初は疑っていたが、もともと腎臓に嚢胞があるのでやっぱりそれじゃないだろうか、ということで、腹周りのエコーを診てもらう。案の定、一目見てわかるくらい、嚢胞が大きくなっていた。
これは精密検査だね、ということで、調布市内の総合病院に紹介状を書いて貰う。

昼前、いったん帰宅。茶碗一杯分の雑穀米を TKG にして昼餉。これ以上食べられず。

昼過ぎ、部屋の掃除を済ませ、猫たちに昼ご飯を与え、紹介状を携えて総合病院へ。通っているキックボクシングジムの並びにある病院で、前を通るときにジムから聞こえてきたミット打ちの音を聴いて、元気が出てきた。

午後、まずは問診があり、血液検査、尿検査、CTスキャンを受ける。さすが総合病院、いっこいっこの待ち時間がアホほど長い。診察の結果を聴く頃ににはもう日が暮れていた。診断されたのは、やはり多発性嚢胞腎。CT画像でみると、左右それぞれの腎臓から少しずつ出血したとみられる痕跡が写っているそうな。そりゃ痛いわけよね。。
嚢胞腎が進むと、脳動脈瘤のリスクが高くなるらしく、10月に頭のMRIを受ける事になった。のだが、「あなた、胸とか肩に入れ墨は、、、ないですよね」と訊かれたので「いや胸にも肩にありますよ」と応えたら、先生が動揺している。MRI の装置が放つ強力な磁力のせいで、入れ墨の部分が火傷になったり、柄が変色したりするらしい。入れ墨が変色するのは別に構わないけれども、火傷はいやだなぁ。。 MRI担当の技師に内線で確認してくれたところによると、もしMRI中に熱さを感じたら、手渡されるボタンを押して知らせることになった。ボタンを押すことでなにが起こるのかは、なんとなく訊けなかった。。

夕方、いったん帰宅。バイトから帰ってきていた嫁さんに総合病院での診察の結果などを報告。まぁ大病が見つかったわけじゃないので、よかった。

急いで身支度し、ベースを車に積み込んで西早稲田に向かい、akippa で予約しておいた、先月と同じ一軒家の軒下に車を停めて JET ROBOTまで歩く。

夜、毎月恒例の「即興の音楽と詩の朗読の宴 JET POET」。

今日のゲスト、樋口三四郎さんは、真摯な人柄の、真摯なロック青年であった。もともとバンドをやっているらしく、猛烈に興味が沸いた。オープンマイクに色んな方が来てくれたのも嬉しかった。
体調が今ひとつで、俺だけ、なんだか不甲斐ない出来だったのが悔やまれる。。

終演後、店を出、車を停めている一軒家まで戻ると、玄関のドアが開いていて、恰幅の良いおばぁが姿を現した。あ、こんばんは、車停めさせて貰いました。と挨拶すると、「あなた、5分くらいのアルバイトできない?」と訊かれたので、いいですよ、と応え、楽器を車の中に入れ、玄関に入ってみると、すぐ右手のリビングに大きな食器棚が横倒しに置かれていて、「この棚を持ってってくれる人が、急に来れなくなったのよ。とりあえず外に運んで貰えない?」というので、そんなことなら喜んで、と、ひょいひょいと外に出し、言われた所まで運んであげた。さっきアルバイト、って言ってたのはこのことなのだろうが、こんなことでお金をもらえないのでさっと挨拶して帰ろうと思ったのだが、「あなた、ほんと助かった、あたし84歳なの、これお願いだから持ってって。持ってってくれないと死んでも死にきれないわ」と強力に押されてしまい、丸めた千円札2枚、手に押し込まれてしまった。うーん、じゃぁ遠慮無く頂戴しますね、おやすみなさい、と言って車を出したのだが、俺の右手に千円札を握り込ませるときの、おばぁの握力が信じられないくらい強かったのが、なんだか印象深かったなぁ。。いつまでも元気で居てほしい。

帰宅し、シャワーを浴び、猫たちをひとしきりなで回し、日が変わる頃、就寝。


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