2023-08-07

銀座

早朝、ふわ吉に起こされ、猫たちにご飯を与えて二度寝。

朝、起床。サラダ、納豆、インスタントの味噌汁で朝餉を摂り、ストレッチ、筋トレをやってシャワーを浴び、電車で笹塚に移動して仕事場へ。

夕方、代々木上原駅から千代田線〜日比谷で日比谷線に乗り換えて銀座へ。

久しぶりの銀座。中央通りを歩いていると、品のない中国人の集団が相変わらずぞろぞろと蠢いていた。バブル崩壊以降は凋落の一途だった銀座だが、いまとなっては悪趣味でちぐはぐなパッチワークのような街に成り果てていた。

白石ちえこさんの写真展を見ようと、「巷房」のビルへ。

まずは B1F の展示室へ。あれ?白石さんもスタッフも、誰もいない。不用心だなぁ。。。階段を登って 3Fの展示室に行ってみると白石さんは別のお客さんと談笑中。じっくりと作品を拝見し、時間潰しにもういちど作品を拝見しようと B1F 展示室に降りる。すると、謎の女性二人が、個室作りになっている区画の奥の方で何かやっている。。中国人の、カメラを首からぶら下げた女性と、やはり中国人のこちらはモデルらしき女性。巷房は、佇まいがすでにフォトジェニックだが、展示もあることでさらに「うってつけ」だとでも判断したのであろう中国人観光客が、他人の作品を流用しつつ大満足な顔で撮影会をやっている様に遭遇して、おもわずゲボしそうになった。最悪だ、こいつら最悪の田舎者だ。教養の欠片も持たずに「映え」に価値観を見いだす、本物の馬鹿者たちだ。
なんだか、生きる気力みたいなものをごっそりと削がれた気になり、もう、ここには居られない、と思った。銀座のエスプリはもう、死に絶えたのだ。白石さんには悪いけど、挨拶する元気もなくなり、速攻でビルを離れる。

ふらふらと歩いて見つけた街中華に入り、ワンタン麺、半炒飯、餃子を肴に生ビールで晩酌。

冷たいビールを喉に流し込んで少し元気が戻ったのに、足首を蚊に食われてふたたびテンションが下がる。ダメな日は何をやってもダメなのだ。

店を出て、神田駅を目指して夕暮れの銀座〜京橋付近を散策。

かつて映画美学校があった銀行跡地は嘘くさい近代ビルに生まれ変わり、街の風景はまるごと無味無臭で嘘臭い。こういう都市設計を考えるひとは、一体何がしたいのだろう。

夜、あちこち彷徨いようやく神田駅にたどり着き、中央線〜京王線と乗り継いで、調布に戻る。

帰宅し、シャワーを浴び、350ml の缶チューハイを1本だけ空け、日が変わる手前に就寝。


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