2009-11-16

ご来場ありがとうございました(幻燈ツアー東京編無事終了)/ 邂逅 / 渋谷の影

『幻燈写真ツアー(Photographic Magic Lantern Tour)』@下北沢 LA CAMERA

土日の二日間にわたり、多数ご来場いただきました皆様、まことに有難うございました。

LA CAMERA の皆様、首藤さんのご家族の皆様にも大変お世話になりまして、有難うございました。

首藤さん、たいへんお疲れさまでした。  今週末の大阪も宜しくお願いします。



いつも言っていることですが、首藤さんのスライドにはほんとに情報量が多い。

そこに音楽を当てるとき、いかにスライドの情報量との間隔を測るかが最大のポイントだ。

少ない言葉数で何かを抽象化する、かつ、ある程度は的を得た表現にしたい、という作業は、噺家がよくやる「なぞかけ」ににているような気がする。

「そのこころは」というオチを聴いたときに、聴衆は「ああ、なるほど」と腑に落ちるという、あれです。

この二日間、ぼくなりのなぞかけ作業を、鬼の集中力を駆使しつつも、楽しんでいたのでした。

ほんもののなぞかけとちょっと違うのは、「そのこころ」はその場に居てくださっている皆さんが、思い思いにいろんな想像/妄想をしてくれたらいい、ということ。

いちおう、こちらとしてはわりと明確な答えを持っているつもりだし、それを伝えようと奮闘はしているのだけれど、どう感じていただけたのかなというのは、みなさんの宝物だと思うのです。

自分だけの宝物って、たまに人に見せたくなることもあるけれど、ふだんは大事にとっておくもの。

そっと大切に、心に飾っておいてください。



話は遡り、そんなぼくらのライブの一日前である金曜日、坂本宰の影「モノローグ」を観るために、渋谷 UPLINK へ行く。

途中、LA CAMERA に立ち寄って明日からのご挨拶を兼ねて機材の確認をし、下北沢から渋谷まで雨が降りしきる中を歩いて移動。

会場に着いたのは OPEN の 30 分前、、、のつもりだったけれど、入口の張り紙を見たら開場/開演の時間が 30 分ずつ遅れとる、、、。  あはは

坂本君にとって初めての会場なので、きっとかなり慎重に準備してるんだろう、と勝手に納得し、時間をつぶそうと近くのベローチェに入った。


レジで注文していると、そこにいきなり松村監督がお店に入ってきた。

おー!

訊けば、ユーロスペースで上映されていた松村監督の「TOCHKA」に、毎日通っていたのだとか。

観客の様子を自分の目で確認しないと気が済まなかったのだろう。

松村監督らしい、誠実で真摯な姿勢だ。

毎日、映画館に向かう前に、このベローチェに立ち寄って必ず気合いを入れていたらしいのだけれど、たまたま入った店でこうして出くわすってのが、なんだか不思議な縁を感じてしまう。

ユーロスペースでは無事楽日を迎え、このあとヨコハマ国際映像祭、大阪、神戸、名古屋での上映が待っているそうである。

TOCHKA は、そんじょそこらの映画ではない。できるだけ、多くの人に観て、感じてもらいたい。  なんとか全国で上映させてあげたい。


やがてお互いにほどよい時間となり、ふたりでベローチェを出、松村監督はユーロスペースへ、ぼくは UPLINK へ。


二週間のあいだに二つの公演に臨むという。

いまは、坂本君のなかでなにかがスパークしている時期なのだろうか。

先日の plan-B の打ち上げで、何人かのお客さんから坂本君へのちょっとしたリクエストがあったようなのだけれど、UPLINK ではそれらが見事に反映されていたように思う。

お客さんは、自分が観たいものを観るために足を運ぶ。

表現者は、お客さんが観たいと欲していることに対し、自分なりに料理したものを提供する。

そこが、表現者としての「腕の見せどころ」だ。

そういう、「観る人を意識した表現」を緻密に丁寧に展開している坂本君もまた、誠実で真摯な人間である。

ものすごく、良い物を観させてもらった。


で、これはかなりどーでもよいことなのだけれど。

UPLINK での坂本宰の影を観にいらしていたなかに、旧知の方が何名かいらっしゃった。

そのうちのある男性の方が、ぼくが髭を剃ったことに反応してくださった(笑  あはは

この方は、普段からものすごく気遣いの上手な方。

こういう人は間違いなくモテます。 ええ。

で、もうお一方、こちらは女性の方なのだけれど、彼女も髭がないことに気づいてくれたのでした。


世の男性諸氏、女性が髪形を変えたらちゃんと反応してあげましょうね(笑


そんなこんなで、僕的にちょっとうれしいこともあった渋谷の夜でした。

2009-11-12

今週末、2days ライブ (再掲載)

今週末、土日の二日間、東京・下北沢にて写真家・首藤幹夫氏の幻燈上映会が開催され、そこで少しだけ音楽の演奏を行います。



『幻燈写真ツアー(Photographic Magic Lantern Tour)』



下北沢 LA CAMERA

東京都世田谷区代沢 4-44-12 茶沢通りビル 2F
電話 03-3413-9422
[1] 下北沢駅南口を出て、階段を降りた方向にそのまま南口商店街を進む。
[2] 茶沢通りに合流してさらに直進。信号を3つ越えた先、右手のビル2階。駅から徒歩12分。


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11月14日(土)18:30 開場、19:00 開演
11月15日(日)16:30 開場、17:00 開演

料金:1500円

幻燈/首藤幹夫
音楽/シューヘイ


それだけでも素晴らしい写真たちが、映画でもなくコンピュータグラフィックでもない感触で変化していくさまは、まさに幻燈と呼ぶにふさわしい、独特な世界を表現します。

私は幻燈と共に、E.Gt、A.Gt、Bandlim、などの生演奏を行います。

ぜひお誘いあわせの上、お越しください。

上映会終了後、同会場内にて軽く打ち上げも開催致しますので、そちらもぜひ。


そして翌週にはこの二人で大阪ツアーに出ます。

大阪造形センター
大阪市北区鶴野町1-1
電話 06-6372-9781


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11月20日(金)21日(土)
両日18時開場19時開演
料金:2000円(1ドリンク付き)

関西方面で初めて幻燈をご覧いただける貴重なライブとなります。

お知り合いの方で関西方面にお住まいの方がいらっしゃれば、どうかお口添えいただけると幸いです。


どうぞ宜しくお願いします。

2009-11-11

もーほんとにどうでもよいことなのだが

二年ぶりくらいにヒゲを剃ってはや二週間くらい経つかな。

この間に、男性でそれに気がついて声をかけてくれた人、何人かいるのだけれど、このひとたちって実際すごくモテるんだよね。

モテ方に嫌みがないっつーか。

きっとこのひとたちは、女性が髪型を変えたら「気がついてあげられる」ひとたち、ってことなんだよね、たぶん。

要するに、ヒゲを剃ってみたことで、髪型を変えた婦女子たちの気持ちが理解できてしまった、って話。


ね、どうでもよいでしょ。

2009-11-09

新宿ロフト

奇形児と AFTER THE SLUDGE と割礼を観るために、新宿ロフトで開催中の Drive To 2010 に行ってきた。


奇形児、初めて生でみた。 すげ格好いい。

「迷信」、高校のころにコピーしてたよ。。 

イントロのあのベースラインが始まった瞬間に思わず鳥肌がたってしまった。 あはは

完全にミーハー。


のっけからええもん見せてもらったもらったので、がんがん飲んでしまう。  あ~ぁ


AFTER THE SLUDGE

バンドのアンサンブルがとても良い。

ヤマジ氏のギター、ドライブしててめちゃ最高。


割礼

ロフトでみる割礼、初めて。

ロック系のライブハウスらしい出音の割礼、やっぱりすごく良い。

出音自体は、ちいとバランス悪かったように思う。 サイド G の外音がでかかったせいで、宍戸氏の G と Vo. がよく聴こえない。

でも、それでも良かったのだ。

岩下達朗氏演出のステージヴィジュアルも良かった。 あれはもはや CG と呼ぶべきではない。 生命が宿った照明システムだ。


お客さんのなかに懐かしい某飲み屋の元マスターを発見。  いやー、ご無事でしたか。 早くお店復活できますように。。 


あといろいろな人とばったり会ったりしてなんだか不思議な空間だったなぁ。


割礼を観終わったところで、youtubu の部活が始まったので挨拶もそこそこに会場を後に。


愛想なしで失礼しました>各位

2009-11-07

THIS IS IT

ご仏前をお供えするつもりで観てきた。

気がつけば、たまたまではあるけれど、ここ最近観た映画が三本続けて音楽もののドキュメンタリーになってしまった。


ミュージシャン、ダンサーのひとたちが、かなり可哀想だと思った。

彼らには、「MJ と一緒にリハーサルを経験できた」という思い出は残っただろう。

でも、リハーサルはあくまでリハーサル。 本番ではない。

熱狂する大観衆の前で、MJ と繰り広げる悦楽のステージを共有するという体験ができなかったことは、彼ら共演者にとってトラウマになるのではなかろうか。

これは、ものすごい時間とカネをかけた素晴らしい前戯のみで、実際には絶頂を迎えることができなかったセックスと同じだ。

あれだけ多幸感が詰まったリハーサルを経験しているだけになぁ。。


Human Nature がかなりフィーチャーされていたのは、嬉しい驚きだった。

MJ が作った楽曲ではないし、Thriller や Beat It、Billie Jean に比べれば当時のヒットチャートとはあまり縁がなかった曲だからだ。

かの Miles Davis は 80 年代当時、この曲を指して「いまおれたちが演奏すべきスタンダードはこれだ」と言っていたそうな。

そんな逸話は抜きにしても、純粋に名曲だと思う。

あの怪物アルバムの中で、この曲が一番好きだ。

THIS IS IT の中でこの曲を歌う MJ の声は、まるで天使のようだった。

あのスキャットのシーンで、思わず涙がこぼれてしまった。

あまりに儚く、美しい声。


とても 50歳とは思えない身体の動きの冴えと、歌声。

演奏のリクエストに的確に応えるバンマスや、自分を気遣うスタッフらに対する「ありがとう」という台詞を、Thank you と表現せず、God bless you、と表現する MJ に、あらためて心からリスペクトを送る。


R.I.P. MJ


2009-11-05

鑑賞 x 3

先週末から今日にかけて、いずれも内容のある素晴らしいものを観てきた。

**土曜日
「あがた森魚 / ややデラックス」@シアターN渋谷

なんとなく、唐十郎さんの「シアトリカル」を、観ていて思い出した。

それは、内容が似ているとかではなく、「オバロク」(いま作った造語。over sixty )な表現者の方々が、いまこの時代どんだけパワフルなんだよ! と、 観ていてつい、高揚してしまう。

矢野顕子さんが「あがたくんみたいな人は世界中見渡してもまずいない希有な存在だから、国が保護した方が良い」というような発言をされていたが、どうせやるなら、南米あたりにあがたさんのアトリエ/スタジオでも作ってもらって、海外旅行の永久フリーパス券を発行しちゃう、なんてのはどうだろうか。

あがたさんが好きな時/好きな場所に移動できる方策を練ってあげれば、あと面白い人材は自然とあがたさんの周りに集まってくるんだから。

そんなのがほんとに実現しちゃったら、すごい音楽、すごい映画、すごい芝居、などなどが魔法のようにわんさか出来るんじゃないか。

あがたさんは、そういう待遇に値する稀代の表現者だと、真剣に思う。


**日曜日
坂本宰の影「クライマクテリック」@plan-B

あっという間に時間が経ってしまった。

それくらい、構成/密度/演出のバランスが素晴らしかった。

そして、いままで幾度か拝見しているから思ったことだが、回を増すごとに坂本君のプラン/シナリオ/技法が、どんどん緻密になっていっている。

最初に観た時から坂本宰の影という表現は緻密で繊細だと感じていたが、そんなぼくはまだまだ甘かった、と思わせられるくらい、今回のはさらに緻密さや繊細さを感じた。

しかしながらそこにあるのは、イマジネーションを刺激し、喚起させる広大な森。

ただ影が揺らぐ様に魅せられているうちに、時間は無情にも過ぎて行ってしまうのであった。


**水曜日
「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」@TOHOシネマズ六本木

もうほんとに素晴らしかった。

バンド(ことにメタルバンドなどは特に)という存在には、色んな幻想がつきものだけれど、いっさい、そういうのは無しだ。

爽快!のひとこと。

ANVIL はあんまり知らないのだけれど(知人のなかにはそうとうな ANVIL 好きが居た)、格好いいな、新作。

歌詞も、裸のままの言葉が用いられている感じで、ほんとに良いな、と思った。

CD 買っちゃうかなー。

日本盤はソニーから出てるらしいけど、無理にそういうの作んないで、本人たちとの通信販売だけでよかったのでは。

日本人向けの販売窓口を作るぐらいにしとくとか。

などと心配しちゃったのはぼくだけだろうか、、苦笑

あと、ここ最近のマイケル・シェンカーが拝めるのはお宝映像か。


P.S.
何度観ても、中央の建物は手塚治虫氏が未来を描いた画そのものだ。



2009-11-03

無題



羽田で観た不思議な物体













もっこり













じゃー













沖縄にきたらここ。ルートビア飲み放題。