2023-05-18

両国、浅草橋

早朝、猫たちが騒ぎ始める気配で目が覚めると、布団から転げ出て、リビングのフローリングの上で寝ていた。猫たちにご飯を与え、布団の上で二度寝。

朝、起床。サラダ、納豆、インスタントの味噌汁で朝餉。

昼、嫁さんと電車で両国に移動し、国技館へ。建物を外から見たことは何度もあるが、入るのは人生初。

まずは地下の大広間で、各相撲部屋が日替わりの持ち回りで作ってくれるちゃんこをいただく。今日は春日野部屋が担当した味噌ちゃんこ。4年前、嫁さんが来たときは一杯300円だったそうだが、いまは500円。普通の飲食店だったら200円の値上がりって相当インパクトがあるが。。。それはともかく、プロが作ったちゃんこ、それはそれは美味。

嫁さんが取ってくれたチケットは、なんと「マス席」。西側の向う側に近いところなので、テレビ中継の角度からすると、「土俵の左の手前側」。

西の力士達の入退場の通路に近い席だったので、勝った力士も負けた力士も、どんな表情で会場を退いているのか、表情をよく見れたのがよかった。こういうのはテレビ中継じゃわからないよなぁ。

テレビ中継じゃわからないことといえば、たっつけ袴姿で場内を闊歩する「出方さん」の存在を初めて知った。 館内で売られていた飲食物は、巷の値段からすると約2倍。それでも、なんだか飛ぶように売れていたし、土産品や弁当などでぱんぱんになった紙袋を抱え、忙しそうに場内を奔走している出方さんたちを見ていて、国技館で相撲を観戦するという文化の片鱗を、垣間見たと思った。

今日の取り組みは、なんだか出来すぎなくらい、良い相撲が多かった。噂の「令和の怪物」、落合。福島出身の若元景(弟の若隆景は残念ながら怪我で欠場中)の一戦は特によかった。トリの横綱・照ノ富士と宇良は迫力満点。ただ相撲を観るのでも、テレビでは味わえないことが目白押しだった。やっぱり、ライブだな!

夕方、弓取り式まで観て大満足で国技館を後にし、両国駅前で家に帰る嫁さんと別行動。歩いて隣の浅草橋へ。

夜、ルーサイトギャラリーで、鳥山さん、杉嶋さんらの読み合わせ稽古に立ち会う。今回鳥山さんがチョイスした作品も、琴線に触れる言葉が多い。二人の稽古を聞いていて、ちょっと涙腺が緩んでしまう。

稽古を終え、ひとりで浅草橋駅近くの「すき家」へ。牛丼、ミニサラダ、味噌汁のセットでものすごく遅い夕餉。こんな時間に炭水化物を摂るなんていつぶりだろう。

帰宅し、さっとシャワーを浴び、猫たちとちょっとだけ親睦をはかって、日が変わった頃に就寝。


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