2023-09-17

ナット交換

早朝、ふわ吉に起こされ、猫たちにご飯を与えて二度寝。

朝、起床。サラダ、インスタントの味噌汁、ファミマのトルティーヤ巻きで朝餉。

午前、サウンドハウスに注文しておいたナットや工具一式が届き、さっそく作業開始。

今回買ったナットは TUSQ(タスク)という、人口象牙のもの。基本的にやすりで削って成形するのだが、どのくらいの目のヤスリでいけばいいかがわからず、とりあえず 240番の紙ヤスリでぞりぞりと削ってみる。それで意外と削れるのは判った。1時間ほどかけて厚さ、幅、高さの調整が出来たので、瞬間接着剤でベースのネック頂上に取り付け、ナットと一緒に購入した「ナットやすり」を使って弦溝を掘る。

弦溝の間隔は、かなり慎重に測定して決めたのだが、いざ弦を張ってみると2弦と3弦の間隔だけ異常に広くなってしまった。なんで〜〜?? 少し弾いてみたが、これはちょっと演奏しづらい。。。諦めて2個目の加工を一から始める。。2つ注文しておいてよかった。。

昼、宅配ピザで昼餉。

午後、2個目の加工が終わったのだが、今度は 3弦と4弦の間隔がちょっとだけ広くなってしまった。。いや〜〜ん。。なんでなの??? 1つ 1,000円弱もする新しいナットを追加注文するしかないか、と思ったが、最初に失敗したナットを逆さまにしたらどうかな、と思ってやってみたら、この作戦で敗者復活出来そうな塩梅。三度目の正直、というわけで、慎重に慎重を重ねて弦溝を掘ってみたら、こんどはどうにか演奏できるレベルの仕上がりになってくれた。。

3弦と4弦の間隔がちょっとだけ狭くなってしまったが、演奏上はまったく問題無し。ということで、これにて完成。いやはや、半日かかってしまった。。

このベースを買ったときに付いていたナットだが、どうやら安っぽいプラスチック製だったみたい。どうりで、変な弦のビビりがあったり、サスティーンが思っていたほど無かったりした訳である。。今回取り付けた TUSQ 製は、指板を押さえた指が弦の振動を精密に制御することができる。これだよ、俺が求めていたのは。。もっと早くに交換しておけばよかった。さらには、自分好みの弦高をとことんまで追求したことで、めちゃくちゃ弾き易くなってくれたのが一番、嬉しい。

演奏性も音も生まれ変わったベースを弾くのが楽しく、ナットをヤスリで削っている際に指に水ぶくれが出来てしまったのにも関わらず、延々と弾いて遊ぶ。。こういう楽しい時は痛みを感じないものなのよね。。

夜、VIVANT の最終回を追いかけ再生で見て過ごす。スターウォーズとゴッドファーザーII で出汁を取って必殺仕置人の具を加えた味噌汁みたいなドラマであった。。これは面白い。是非続編をやってほしいし、いろいろスピンアウトも作ってほしい。それだけポテンシャルを感じたドラマ。こういうドラマは日本では初なんじゃないか。


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