2019-09-22

築地

昼前、築地へ。




築地本願寺境内にある「ブディストホール」にて、劇作家グループ・ステージの会による、「時の流れに〜四つの物語」のBプログラムを観劇。

前半は乳がんで早逝した実在の女流歌人、中城ふみ子を題材にした「凍土の歌 —中城ふみ子という歌人—」

後半は、フランス料理店で40年に亘って続いたある女子会にまつわる話の「ランチ」。

いずれも、女性にとっての恋愛観、社会的自立、再会、そして別れ、というテーマが通底して在った。

ここしばらく、俺の脳裏を支配しているもやもやが、2本の芝居のおかげで少しだけ、中和された。今日の観劇は、必然であったか。


終演後、ランチに出演されていた杉嶋美智子さんにご挨拶。ここ数年、ご出演される作品にお誘いいただいていたのに、俺自身のイベントとことごとくバッティングしており、結局、杉嶋さんのお芝居を観るのは「幻の絵馬」以来となってしまった。


来るときは快晴だったが、会場を出ると今にも降りそうな空模様。

急いで銀座駅まで歩き、丸ノ内線〜京王線と乗り継いで調布に戻り、スーパーに寄って帰宅。


夜、ナポリタンとサラダで夕餉。

昼に観た芝居がフランス料理店を舞台としていたが、セリフに出てくる本格フレンチのメニューを聴いているときから、今日の夜はナポリタンにしようと思っていた。どういう連想が働いのかは知らん。


録画しておいた「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の吹替版をみているうち、いつの間にか気を失っていた。






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