2020-01-13

吉祥寺

朝、録画したままだった「殺し屋」を見る。

ロン・パールマン、以前から良い役者さんだと思っていたけれど、ここでの渋い役が、ものすごく良い。歳をとらないと良さが出ない役者ってたくさんいるけれど、この方はまさにその一人だとおもう。ファムケ・ヤンセンも、こういう悩みを抱えた可愛げのある役がとってもお似合いで素敵。


昼、バフマン・ラジャビ先生の教則本のごく初級のページを開き、トンバクの基礎トレーニングをみっちりと。


昼過ぎ、チャリで吉祥寺に向かう。今日はちょっと春めいていて、暖かい。絶好のサイクリング日和。


「蒼龍唐玉堂(そうりゅうとうぎょくどう)」に入り、黒胡麻坦々麺で遅めの昼餉。



どろりと濃厚なスープではあるが、味は意外とあっさりめ。とはいえ麺にスープがまとわりつくほど濃厚で、麺を口に入れたときの「とろとろだけど噛むとコシがある」食感をうまく演出している。。ほどよく効いた四川山椒の風味もよく、最後まで飽きない味。


UPLINK吉祥寺で、空族の「典座 -TENZO-」を見る。

ぱっと見、ただのダメ映画かと思ってしまったのだが、チャリを漕ぎながらの帰り道、意外と深い作品なのかも、という気もした。本物の坊さんによる超ダサい芝居、超ダサい合成、超ダサい編集、超ダサい音楽がこれでもかと出てくるのだが、表面的な「超ダサ」な要素に振り回されているともしかするとこの映画の本質を見失うことになるかもしれない。

結局、宗教、なんて意識しなくても、それぞれの生き方の中に重い葛藤や逡巡があれば、もう立派に宗教的な人生ってことなのではなかろうか。と、思わせるのがこの映画のテーマなのだとしたら、やり方が複雑過ぎる。。笑


夕方、調布に戻り、武蔵野市場にある「街のアトリエ」にちらっと顔を出す。宗田夫妻に、年賀状の返信を出していないことのお詫びを兼ね、新年のご挨拶。


夜、Netflix で深夜食堂の新シリーズを見る。

それにしても、WOWOW といい Netflix といい、企業の広告収入を必要としないベンダーが作るドラマは、なんと自然なのだろう。


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