2024-05-05

沖縄そば、雑司ヶ谷

早朝、猫たちに起こされ、ご飯を与える。ベランダに出て一服しながらスマホを眺めていたら、唐十郎さんご逝去の報。そうか。。ついに、巨星墜ちる。

10数数年まえ、唐さんの「特権的肉体論」に出会い、表現者としての矜恃を再発見できたことは、俺のターニングポイントになった。唐さんの作品からはいろんなヒントや、たくさんの勇気をもらった。唐さん、お疲れ様でした。心から、ご冥福をお祈りします。

朝、にんにくたっぷりインスタントの醤油ラーメン、サラダ、納豆で朝餉。

午前、キッチンの換気扇を掃除。前回から使い始めた超強力油汚れ落としの洗剤がほんとに強力過ぎるので、今回はゴム手袋を着けて作業する。これで手の皮がずるずるに剥けることはないであろう。。

昼過ぎ、嫁さんに用意してもらった沖縄そばで昼餉。

沖ハム製レトルトの「炙りソーキ」をトッピング。美味美味。

夕方、機材や三味線を積み込んだ車で雑司ヶ谷を目指す。途中、花園神社前を通ると、いままで見たことがないくらいの巨大な紅テントが、境内に出現していた。

夜、いつもの稽古場で、鳥山さんの次回作のための打ち合わせや音ネタの録音作業。岩戸秀年くんも来てくれて、ナレーション録りも完了。岩戸君、さすがの咀嚼力でわずか2テイクでOK。すげぇ。
あれやこれやとそのほかの用も順調に済み、最後に三味線を使う劇中歌のキーの確認まで終える。短い時間に、やるべきことをすべてやり終えた。

唐さんの訃報を知ったその日、元・唐組の役者らと自分達の芝居を造る現場に居る。そりゃ唐さんだって、いつかは逝く。俺たちだって、同じように。生きている間に、やれるだけのことをやる。ひとの生き方なんて、たったそれだけのことなのだ。

帰宅し、録音してきた素材の確認をして、350mlの缶チューハイを1本だけ空け、日が変わる手前に就寝。


0 件のコメント: