2020-12-11

茶助退院

朝、起きるとふわ吉が自分の寝床から俺をじっと見つめていた。いつもは茶助と一緒になってご飯祭りを始めるが、ひとりだと控えめな男なんだな。。思えば、ふわ吉がひとりになるのは初。彼は彼なりに、我が道をゆく。

昼過ぎ、嫁さんと車で農工大へ。今日の血液検査で腎臓の値が随分下がってくれた、と告げられる。おおお。。。できればそのまま点滴を続けて一気に数値を元の状態まで落としたいところではあるが、やっぱりいったん家に戻って落ち着かせたい。

午後、4日振りに茶助帰宅。ところが、帰ってきた早々にふわ吉が「誰だおまえは」の威嚇を茶助にいきなり見舞う。。。怯えた茶助は口から泡を吹いてパニックに陥る。。。やれやれ。いろいろが、一筋縄でいかない。

夜、茶助のパニックが落ち着いたので、腎臓サポートのウェットご飯を、指でちょっとずつこねて茶助の口に放り込む。やっぱり飲み込みづらそうではあるが、ここでちゃんと食べ物を体に入れておかないとこんどは肝臓をやられるというので、少しずつ、茶助にごめんな、といいながらゆっくりと時間をかけて小皿一杯分をなんとか与え切った。

茶助の食事が終わったとたん、ふわ吉が少しだけ茶助を威嚇。またしても茶助の口から泡が始まってしまった。。とにかく落ち着ける居場所を求めて、口から涎を垂らしながら家中を彷徨う茶助。俺が横になっている布団の傍に来て寝始めたのを見計らい、就寝。


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