2020-12-05

バスラーメン

朝、録画しておいた「NHKスペシャル『こころの王国』~童謡詩人 金子みすゞの世界~」を見る。Wiki で読んで知っていたのとはかなり異なる印象の生い立ちや人となり。茫漠とした人生観のなかで、こころに空虚な寂しさ・侘しさを抱えながら童謡詩を紡いだ生き方に、心から共感してしまう。

昼前、冷たい小雨が降る中、深大寺〜神代植物公園を抜け、三鷹通り沿いにある「バスラーメン」まで散歩。調布市民となって20数年、その存在はずっと知ってはいたが、初めて入店。辛高菜ラーメンで昼餉。


かなりアシッドな豚骨ラーメン。俺は、この白濁してクリーミーなスープが大好きらしい。ものすごく美味。お店がとても身近にあることを知っていたのに、このラーメンに出会うまで20数年もかかったことを深く後悔する。ほっとくと週に何度も通いそうになる味。危険だ。

食後、来た道を戻って深大寺をちょっとだけ散策。


午後、「教室を路地に!〜横浜国大vs紅テント2739日〜」を読んで過ごす。室井さんがいう「大学に演劇的な知を取り戻す」とはいったい、どういうことであろう。読み進めるうち、それがなにを言わんとしているのかが少しずつ見えてくる。それにしても、「演劇的な知」とは、なかなかのパワーワードだなぁ。でも、たしかに演劇には「知」が充満している。実際に体現される知。すなわち、血となる知が。

夕方、ネットでメメントC公演「明治百五十年異聞『彼の僧の娘』」の配信公演を観る。モノローグが多様される芝居。もしかしたら、密を避けた演出の結果こうしたスタイルになったのかもしれないけれども、いかんせん解説や説明やト書きのようなセリフが多いと、途中で集中力が途切れてしまうのが難点。。

夜、録画しておいた「こころの時代~宗教・人生~『砂浜に咲く薔薇のように』」を少しだけみて、就寝。


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