2020-12-12

三鷹、調布

朝、茶助は俺の作業部屋ですやすやと寝ていたが、俺たちが起きるとリビングにとことことやってきた。すかさず、腎臓の薬と膀胱炎の抗生物質を与え、指で豆ツブ大に捏ねたウェットご飯をほんのすこしだけ投下。

午前、茶助はあまりにも水も飲まず、ご飯も食べないのでかかりつけの先生に電話で相談。水は、いぜん先生のところでいただいた注射器みたいな形のピストンをつかって、口のなかにちゅっちゅっと放水してあげるといいわよ、と教えていただいた。ご飯に関しては、無理に食べさせると下痢を起こす子もいるから、食べられそうな量を無理のないように与えてあげて、と、これもナイスなアドバイスをいただく。

昼過ぎ、嫁さんと歩いて三鷹通りのサンマルクへ。ハンバーグがメインのコース料理で遅めの昼餉。以前は焼き立てのパンをテーブルに給仕してくれるサービスだったが、このご時世、自らビュッフェに取りに行く形式になっていた。

午後、ウェットご飯をすり潰してピューレ状にしたものを、ビニール袋で作った絞り袋に入れ、茶助の口の中にちゅっちゅと投入してみた。これがなかなかにうまくいく。注射器もどきで水を与えると、これもなんとか飲み下してくれた。先生、ありがとう。

夕方、調布駅の駅ビルで開催されている、「イルミネーションRE100]光と遊ぼう!みんなでつくった「自然のデンキ」」を見る。


アーティストの山田はるこさんが、子供たちがデザインした絵をもとに針金で立体オブジェを作成し、そこに再生可能エネルギーで発電した LED の装飾を施した作品群。テントの中では影絵コーナーもあり、子供連れの家族で賑わっている。暖かい日常がそこにあり、強張っていた気持ちが緩む。山田さん、ご主人の宗田さんらとしばしよもやま話。素敵なイベントでした。

夜、茶助に腎臓の薬を飲んでもらい、ウェットご飯と水をちょっとだけ口にしてもらう。ふわ吉は、帰還した茶助をすっかり受け入れ、完全に落ち着いている様子。ありがとう、ふわ吉。

真夜中、電気を消して寝ようとするのだが、いろいろなことが脳裏に浮かんでは消え、が繰り返され、なかなか寝付けない。


0 件のコメント: